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特徴
終点間の超低遅延伝送
映像トランスミッターとレシーバー内蔵の遠隔高輝度モニターには、DJI Ronin 4Dと同じチップが採用されています。接続性能が最適化され、ALEXA Mini LFのようなシネマカメラとペアリングする時でも、終点間の超低遅延伝送を実現します。
シームレスな自動周波数ホッピング
O3 Pro映像伝送技術は、従来の2.4 GHzと5.8 GHzの周波数帯に加え、DFS(動的周波数選択)を追加。最大23チャンネルから選べるので、プロの撮影クルーは、現地の規制を遵守した、干渉のない伝送チャンネルを利用できます。また、DJI Transmissionは、3種類の周波数帯間の自動周波数ホッピングに対応し、電磁環境を自動的にスキャンして、最適な無線チャンネルに切り替えます。
さらに、内蔵の周波数掃引ツールを使って、
最適なチャンネルを手動で選択して、デバイス間の干渉を回避することもできます。
高利得アンテナ[2]を取り付けると、伝送性能はさらに向上します。
1つのトランスミッターから
複数同時受信
高輝度遠隔モニターを複数使用すると、1つのトランスミッターから複数のレシーバー(モニター)へ映像と音声を伝送することができます。この機能は、以下の2種類の伝送モードで利用できます。
DJI Transmissionが最適な伝送性能を発揮する制御モードでは、2つのレシーバー上で同時にモニタリングしながら、レシーバーを使ってRonin 2、RS 3 Pro、そしてカメラフォーカスを遠隔から操作することができます。
照明や美術、小道具を担当するスタッフなど、複数のメンバーやチームで撮影する場合は、制御モードよりも配信モードが適しています。
このモードでは、映像を受信するレシーバーの数に上限はなく、より多くのクルーと映像を共有でき、撮影効率を格段に向上します。(伝送性能は制御モードと同じではありません)
暗号化された安全な映像伝送
DJI Transmissionは、安全性の高いペアリング機能とAES 256-bit暗号化技術に対応し、ユーザー情報への不正アクセスを防ぎます。また、DJIが独自開発したチップと伝送プロトコルにより、DJI Transmissionは非常に高い安全性を確保し、撮影した映像を保護します。
モニタリング体験
ビジョンが広がる
一体型設計
従来のモデルと異なり、DJI Transmissionは、高輝度モニターにレシーバー機能が内蔵されているため、携帯性が向上し、効率的にセットアップでき、どんな撮影現場でも素早く撮影を開始できます。
遠隔モニターには、Ronin 4Dと同じ画像処理チップが内蔵されています。これにより、遠隔モニターはモニタリング以外にも様々な機能に対応し、一台でレシーバー、コントローラー、レコーダーの役割も果たし、撮影の効率性を高めています。
広色域のタッチ画面
高輝度遠隔モニターは、7インチの広色域タッチ画面を搭載し、最大輝度は1500ニトを誇ります。強化ガラスを使用したスクリーンプロテクターとプロ向けモニターフードが同梱され、非常に明るい照度環境下でも、豊富で忠実な色合いを表示します。
1920×1200の解像度を持つ画面は、オンスクリーンディスプレイ (OSD)機能に対応し、撮影パラメーターのような視覚詳細情報を表示するため、必要な情報に簡単にアクセスでき、シームレスなモニタリングを実現します。
サポートツール
遠隔モニターは、セーフティゾーン、フレームガイド、ゼブラストライプ、フォルスカラー、ピーキング、ウェーブフォームといったサポートツールに対応しているため、正確な構図合わせや露出、フォーカス調整が可能です。
独立した録画・再生機能
遠隔モニターにはmicroSDカードスロットが搭載され、1080p/60fps H.264ライブ映像の録画や再生が可能です。また、同時に動画のタイムコードにアクセスできるため [3]、撮影現場で簡単にプロキシファイルを編集できます。複数の遠隔モニターを併用する場合は、他のモニターを干渉することなく、各モニターで別々に映像を録画したり、再生したりすることができます。
幅広い制御オプション
拡張するDJIエコシステム
モーションコントローラー
高輝度遠隔モニターはジャイロセンサーを内蔵しているため、アクセサリーを追加しなくても、単独でモーションコントローラーとして使用でき、Ronin 2やRS 3 Proを制御することが可能。これにより、動いている車での撮影やジブを使った撮影などで、より複雑なカメラワークに対応できます。
Ronin 4D ハンドグリップに対応
高輝度遠隔モニターには拡張用保護フレームがあり、様々なアクセサリーを取り付けられます。Ronin 4D ハンドグリップ[2]をモニターに取り付けると、ジョイスティックでRonin 2やRS 3 Proのジンバル制御、フォーカスホイールを使ったフォーカス調整、絞りやシャッター、ISOなどのカメラパラメーターの調整が可能です。また、録画ボタンで録画の開始・停止も操作できます[4]。RS 3 Proユーザーでも、Ronin 4Dのような撮影を体験できます。
DJI Master Wheelsや
DJI Force Proに対応
Ronin 2またはRS 3 Proを使った撮影時に、DJI Master WheelsやDJI Force Pro[5]を遠隔モニターと併用すると、より精度の高いジンバル制御が可能になります。これは、送信源となる機材がDJI Transmissionを介して制御信号を直接送信するため、DJI Master WheelsまたはDJI Force Proの無線信号を利用する必要がないためです。これにより、伝送性能が3倍強化され、信号の伝送範囲、安定性、耐干渉性が向上しています。
ミラーリング操作モード
RS 3 Proがジブ、ケーブルカム、車体に取り付けられている時、ミラーリング操作モード[6]を使えば、撮影現場のどこからでも、Sony製ミラーレスカメラのメニューを遠隔操作することができます。
ポート&電源供給
オールインワン型設計
3G-SDI ループアウト ポート
1080p/60fps動画の出力に対応。
3G-SDI 入力ポート
1080p/60fps動画の入力に対応。
HDMI 1.4 Type-A入力ポート
1080p/60fps動画の入力に対応。
3.5mmステレオジャック
リアルタイムで音声をモニタリング。
microSDカードスロット
モニター上での内部収録と再生用。
HDMI 2.0 Type-A入力ポート
4K/60fps動画の入力に対応。
USB Type-Cポート
ファームウェアの更新用。
電源入力ポート[7]
6.8V〜17.6Vの電源入力。(CAN入出力と、DJI Master WheelsやDJI Force Proとの接続を含む)[5]
HDMI 1.4 Type-A出力ポート[7]
1080p/60fps動画の出力に対応。
3G-SDI出力ポート[7]
1080p/60fps動画の出力に対応。
ジンバルから 直接電力を供給
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その他の 電源供給方法
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Ronin 2に取り付け
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WB37バッテリーで電源供給
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NP-Fバッテリーで電源供給
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RS 3 Proに取り付け
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Vマウントバッテリーで電源供給
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DC-INで電源供給
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同梱物
映像トランスミッター
× 1
高輝度遠隔モニター
× 1
遠隔モニターフート
× 1
WB37 バッテリーアダプター (TX)
× 1
WB37 インテリジェント バッテ リー
× 2
WB37 バッテリー充電ハブ (USB-C)
× 1
NP-F バッテリーアダプター (TX)
× 1
NP-F バッテリーアダプター (RX)
× 1
USB-C - LEMO 電源ケーブル
× 1
RS ジンバル取り付けプレート
× 1
USB-C ケーブル
× 1
SDI ケーブル
× 1
DC 電源ケーブル
× 1
DC - P-TAP 電源ケーブル
× 1
取り付けツールキット
× 1
保護ケース
× 1
Ronin 映像伝送アンテナ
× 2