ここまで進化した!最新トイドローンコレクション!

ドローンというと、空撮をおこなう比較的大きめの機体を想像する方も多いのではないかと思いますが、実はそれだけがドローンではありません。もうひとつ、手のひらに乗ってしまうような小さなトイドローンもドローンジャンルの中に含まれるのです。しかし、最近のトイドローンは小さいからといって侮ってはいけません。さまざまな機能を持ったドローンや驚きの最先端技術を搭載したドローンが登場しており、初心者からベテランまで楽しめる内容となっています。

そこで今回は、そんな進化を続けるトイドローンの中から、注目の最新機種を紹介していきたいと思います。

①G-FORCE/GRANFLOW

多くのトイドローンを発売してきたG-FORCEが満を持してリリースした本格派トイドローンが、この「GRANFLOW」だ。この機体には機首部分と底部に2つの高性能カメラを搭載しており、撮影シーンに応じてアングルを切り替えての空撮が可能です。底部のカメラはさらにビジョンセンサー機能も有しており、非常に高い姿勢制御を実現しています。

このプティカルフローポジショニングシステムは、底部のカメラに搭載されたビジョンセンサーが微妙な映像のズレを検知して、機体の姿勢を制御するもの。さらに機体に搭載された気圧センサーによる高度維持と組み合わせることで、機体は定点保持をおこなってくれます。

飛行の仕方は簡単。スマートフォンにアプリをインストールして、後は付属の専用コントローラーでフライトをおこないます。この「GRANFLOW」は、特別なスキルがなくても美しい空撮を撮影できるほど、安定感と操作性に優れた機体で、スマートフォンに送られてくる映像を見ながら、FPVフライトを愉しむこともできます。バッテリーも大容量(1300mAh)のものが用意されているので11~12分のフライトが可能。屋外で出逢った素晴らしい景色をすぐに映像に収めることができるでしょう。

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②G-FORCE/SQUARED CAM

こちらもG-FORCEから発売されている小型ドローン。「SQUARED CAM」は、機体の周囲をグルっと覆うフルカバードメッシュガードフレームを採用。プロペラが物理的に人や物に接触しないようになっている安心構造となっています。カラーリングもブルーとグリーンがラインナップ。セットには2.4GHz送信機とバッテリー、USBタイプの充電ケーブルが用意されています。

機首にはカメラが内蔵されており、空撮を愉しむことができます。このカメラは最大動作角が90度、広角120度のワイドレンズのものとなっており、さまざまな角度から撮影をおこなうことができるだけでなく、720pHD対応なので小型機とは思えないようなきれいな映像を撮影することができます。

また、スマートフォンに無料のアプリをインストールすると、機体の映像をスマートフォンに伝送してFPVフライトを愉しむことができます。もちろん、スマートフォン上からシャッターを切ることも可能。さらにスマートフォン上で指でなぞったコースをドローンが飛ぶドローイングフライト機能は、新感覚のフライトが味わえることでしょう。

プロペラ周囲がすべて覆われており、安心して飛ばせるので初心者にもオススメできる「SQUARED CAM」。最初に1機にいかがでしょうか?

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③ハイテックマルチプレックスジャパン/Racer

これまでもユニークなドローンをリリースしてきたハイテックマルチプレックスジャパン。そんな同社がリリースした「Racer」は読んで字のごとく、ハイスピードでレースが愉しめる小型ドローンです。

最高時速45km/hで加速する「Racer」は、小型ながら風にも強く非常に安定感があり、ハイスピードフライトを抜群の安定性の中で愉しめます。さらにスマートフォンにインストールしたアプリで、迫力の高速飛行を一人称視点(FPV)で飛行させることができ、ゲーム感覚で飛ばすことができます。

機体カラーリングはブルーとレッドが用意されており、レースをおこなっていてもすぐに判別することができるように配慮されているだけでなく、プロペラガード装備で安全面でもしっかりとした対策が施されています。6軸ジャイロ搭載で安定感のある飛行とハイスピードフライトの両面が愉しめる「Racer」で、爽快なFPVフライトを愉しんでみませんか?

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④ハイテックマルチプレックスジャパン/Lite

もうひとつハイテックマルチプレックスジャパンのドローンを紹介したいと思います。「Lite」の名前の通り、非常に小さなこのドローンは、手の動きで機体を操ることができるユニークな1機となっています。

この「Lite」にはハンドトラッキングという機能が搭載されており、ドローンの下方の手のひらを認識し、そのまま手のひらでホバリングさせる位置を変えながら飛ばすことができます。自分のドローンが手のひらで自在に飛ばせる感覚はこれまで体験したことのないものであり、一度知ってしまうと病みつきになってしまうでしょう。

また、無料で配布されているアプリをスマートフォンにインストールすると、さまざまな飛ばし方ができるようになります。グラビティモードではスマートフォンを傾けるだけで機体を操作でき、フライトパスプリセットでは画面上を指でなぞった線が飛行ルートになり、機体はそのルートに沿って自動で飛行します。

さらに、セットには「ドローンジョイスティック」が付属されており、これをスマートフォン上に吸盤を使って取り付けると、ジョイスティックで操縦できるようになるため、細かい操作も可能です。

カラーリングもブラック、ブルー、グリーン、オレンジがラインナップされているので、自分の好きなカラーをチョイスできます。ポケットに入るサイズですので、簡単に持ち出して飛ばすことができそうですね。

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