未だに人気は衰え知らず!Ryze Tech/DJI「Tello」を遊び倒す!

2020年6月11日

先週の当ブログでトイドローンの最新機種を紹介しましたが、その中にあえてRyze Techの「Tello」は入れませんでした。この機体はサイズ的には確かにトイドローンと言われる部類に入るかもしれませんが、使用されているテクノロジーはDJIのものをベースにした高性能なものであり、他のトイドローンとは一線を画したものだからです。

発売されて1年近く経つこの「Tello」ですが、その人気は未だに衰えしらず。この「Tello」でドローンデビューを果たした人も多いことでしょう。そこで今回はこの「Tello」の魅力とさまざまなオプションパーツを使った遊び方について紹介していきたいと思います。



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希望小売価格 ¥11,800(税別)

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希望小売価格 ¥17,500(税別)

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①シンプルな構成の「Tello」

「Tello」を開封してみてわかるのは、非常に同梱されているパーツが少ないこと。まず、そもそも送信機がなくスマートフォンで操縦するので、大きなパーツがひとつないことになります。次にリポバッテリーは同梱されていますが、充電に必要なケーブルも同梱されていません。充電するにはマイクロUSBケーブルが必要になるので、どこかでひとつ購入してくる必要があります。他に予備のプロペラとプロペラを外す際に使うレンチ、説明書、そして機体。このように非常にシンプルな商品構成となっています。

商品構成もシンプルなら機体もさらにシンプルであると言えます。小型のドローンでスタンダードとなっているクワッドコプターの「Tello」は、重量がわずか80gとなっており、持ってみても重さを感じさせない造りとなっています。80gですので、もちろん航空法の規制対象外です(とはいえ、安全には十分にご注意ください)。機首部分には5メガピクセルの小型カメラが搭載されており、HD720p30fps対応の動画撮影も可能です。リポバッテリーは機体の後方から差し込む形となっており、1100mAhというこのサイズにしては大容量のものを採用しており、最大約13分の飛行が可能。また、プロペラガードが付いていますので、必ず装着して安全に配慮した上で飛ばすようにしましょう。

このように、機体の構成もシンプルなものであり、わかりやすく扱いやすい機体であるということができます。

②DJIテクノロジーによる機体制御

これだけ軽量で小型の機体ですから、飛ばすのが難しそうな印象を持つかもしれませんが、この「Tello」の機体制御にはDJIの機体制御テクノロジーが搭載されており、抜群の安定感の中で飛行させることができます。

「Tello」の底部にはビジョンポジショニングシステムが搭載されており、さらに気圧センサーもあることで、機体の制御を驚くほど簡単におこなうことができます。これにより、高い安定感の中で空撮をおこなうことができるのが「Tello」の一番の魅力と言っても過言ではありません。実際に飛ばしてみると分かりますが、風により姿勢が崩れてもスッと自分で制御する様子は、フライヤーに無常の安心感を与えてくれます。また、気圧センサーが搭載されていますので、自動離着陸にも対応。初心者に難しいとされる離着陸を機体が自動でおこなってくれるのも見逃せないポイントではないでしょうか。

この「Tello」を飛行させるには、スマートフォンに専用のアプリをインストールして、スマートフォン上に表示されるスティックを使って操縦をします。また、カメラのシャッター操作だけでなく、さまざまなフライトモードもスマートフォンから指示を出して愉しむことができます。小型の機体にスマートフォンで飛ばすという、シンプルかつスマートな愉しみ方も「Tello」の魅力ではないでしょうか。

③オプションアイテムでさらに「Tello」を愉しむ

そんな「Tello」には多くのオプションアイテムが発売されています。ここではそんなオプションアイテムをいくつか紹介していきたいと思います。

先ほど「Tello」はスマートフォンにインストールしたアプリを使って操縦する、と書きましたが、もちろんその操縦方法が苦手な人もいるのでしょう。ラジコンのプロポのように細かい舵を打ちたかったり、指先が乾燥してスマートフォンの反応が悪いという人もいます。そこで便利なのが「GameSir T1dコントローラー」です。まるでゲームのコントローラーのようなこの製品は、スマートフォンを固定するステーもあり、細かい操作で「Tello」を飛ばすことができます。操縦性をさらに高めたい人にはピッタリの製品です。

また、ポラリスエクスポートオリジナル商品である「Tello FPVゴーグル」は、手持ちのスマートフォンをゴーグルに挟み込んで使うことで簡単にFPVフライトを愉しめるようになります。このゴーグルは「Tello」だけでなく、スマートフォンを使ったトイドローンでも使うことができますので、ひとつ手元にあると便利なアイテムです。

そして、コントローラーや機体を簡単にひとつにまとめあげることができる「Tello用ショルダーバッグ」も便利なアイテムです。予備のプロペラなども入れておけますので、外出時にこれひとつで「Tello」の空撮に必要なものをすべて持ち出せます。

ここで紹介した「GameSir T1dコントローラー」、「Tello FPVゴーグル」「Tello用ショルダーバッグ」をセットにした「Tello FPVフルセット」がドローンステーションから発売になっていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

④まとめ

「Tello」の凄さは、まずはご自身で実際に飛ばしてみるとご理解いただけるはずです。小型ドローンをここまで安定感良く飛ばせる時代が来たのか、と思わず感心してしまうのではないでしょうか。機体の価格も非常にリーズナブルですし、どこへでも持っていけるほど小さく、携帯性にも優れています。まずはこの機体でドローンを飛ばす面白さを知る人が1人でも多く誕生することを願ってやみません。



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