いろいろな楽しみ方ができる万能機!PowerEgg Xの秘めたる実力!
さまざまなドローンが飛行するようになった昨今、その多くは中国DJI社の機体であることが多いといえます。確かにDJIの機体は高性能であり、しかもその割にはリーズナブルなもので、新しくドローンを使ったさまざまなサービスを展開できるチャンスを作ったという意味では非常に大きな存在であるということができます。
そんな中、DJIに対抗すべく立ち上がったドローンメーカーの中でも注目を集めているのがPowerVision社です。今回はそんなPowerVision社のラインナップの中から最新のドローンである「PowerEgg X」を紹介していきたいと思います。
①PowerEgg Xエクスプローラー
この機体のすごいところは大きく2つの形態で撮影できるところです。「AIカメラモード」「ドローンモード」にわかれており、さらに「AIカメラモード」では、三脚を使った「自律式パーソナルAIカメラモード」と「ハンディジンバル撮影モード」の2パターンで撮影をおこなうことができます。
「自律式パーソナルAIカメラモード」では、「PowerEgg X」に組み込まれた精密な顔認識機能と人工知能のディープラーニングによって、高精度な顔認識が可能となっており、撮影の最中にずっと対象をトレースすることができます。また、オートフレーミングにより、日常の撮影やセルフィーでの煩わしい構図調整の手間を省くことができ、素晴らしい撮影体験を得ることができるでしょう。
一方、「ハンディジンバル撮影モード」では、ドローンモードでの機首部分に備え付けられた3軸ジンバルとブレ防止撮影によって、手に持った状態でも美しい映像を撮影することができます。このカメラは、4K/60fpsウルトラHDに対応したもので、ジンバルも3軸機械式ジンバルとなっており、抜群のブレ補正が可能。あらゆる場面で、理想的な撮影ができることでしょう。
そして「ドローンモード」では、抜群の安定感とハイスペックなカメラによって、美しい空撮映像を撮影することができます。映像は1080pリアルタイム画像伝送に対応しており、約30分というロングフライトが可能なだけでなく、大型プロペラ採用で強風にも強いドローンとなっています。
また、世界で初となる録音機能を持っており、SyncVoice音声画像合成テクノロジーによって、自動でスマートフォンのマイクで録音した音声とドローンの映像を合成することもできます。
さらに「PowerEgg X」は、安全性においても最新のテクノロジーを搭載しています。機体には前方デュアルアイを、下方にはデュアルアイによる深度測定を搭載しており、自動で障害物を回避しつつ、非常にスムーズで精密な着陸を披露してくれます。これにより、周囲の障害物への衝突や、ハードランディングによる機体の損傷を回避することができるでしょう。
②PowerEgg X ウィザード
一方の「ウィザード」は防水装置を取り付けることで、水面での離着陸が可能になったモデルです。アームにフロートを取り付けて水面を滑水することができます。防水パーツを取り付けることで、防水飛行だけでなく、水面での離着陸ができるようになります。
本体の「PowerEgg X」にはもともと雨天飛行でも可能な設計がなされており、あらゆるシーンでの撮影に使用することができるようになっています。例えばウォータースポーツの撮影や、海や川での救難調査まで、幅広いシーンで「PowerEgg X」はその実力を発揮することができます。
③まとめ
「PowerEgg」は、機体に搭載されたAIをフル活用しており、大量のジェスチャーのディープラーニングから撮影、録画、追尾集合写真などをさまざまなジェスチャーで認識させることができます。この高性能機をひとりで独占して、空撮を楽しむのはなんとも贅沢な気持ちになるのではないでしょう。