ドローンビギナーに最適!「Tello」で楽しむ空撮フライト!
ここ数年、ドローンを飛ばしてみたいという多くの声を聞きます。最近ではさまざまなシーンでドローンを使った空撮映像を見ることができますし、多くの分野でドローンの活用が進んでいるため、ドローンそのものの注目度が俄然高くなっていて気になる存在なのは間違いないでしょう。
しかし、いざドローンを飛ばそうにも、どんな機体でどのように練習すれば良いのか、初めての人には分かりにくいかもしれません。そんなドローンビギナーの方にオススメしたいのが「Tello」です。今回はこの魅力たっぷりの小型ドローンを紹介していきたいと思います!
①「Tello」ってどんなドローン?
「Tello」はRyzetech製の小型ドローンです。サイズは98×92.5×41mm、重量はわずか80gと非常にコンパクトな機体で、手のひらに乗ってしまうほどのサイズです。
驚くべきはこのコンパクトな機体の中に多くの機能が搭載されていること。まず、カメラは機首部分に内蔵されていますが、静止画で5MP、動画では720pHD画質での撮影が可能なものとなっており、小型ドローンとは思えないほど、美しい映像が撮影できます。
本格的なドローンと違ってジンバルにカメラが取り付けられているわけではないので、機体が揺れてしまうと映像も揺れてしまうのは仕方ないですが、それでもEISと呼ばれる電子式映像ブレ補正機能が搭載されているので、かなりスマートな映像が撮影できるようになっています。
さらに、この機体には距離計と気圧計、ビジョンシステム、LEDが搭載されており、これらを駆使して自動離着陸機能が用意されているのも、初心者にとっては非常にありがたいところではないでしょうか?
ドローンを飛行させる際に、どうしても気になってしまうのが離着陸です。しかし、この「Tello」はアプリのボタンをスライドさせるだけで離着陸は機体任せにできます。しかも実際に見てもらうとわかりますが、まるでベテランフライヤーのようにとてもスムーズな着陸を披露してくれます。
このように魅力的な機能が搭載されている「Tello」ですが、無料で提供されている「Tello」アプリを使うことで、スマートフォンで飛行させることができ、その多くの機能もアプリ上で直感的に使うことができます。2本のスマートアンテナによって、しっかりと機体とスマートフォンの「つながっている感」を感じとることができるのも、安心して飛ばすことができる要因ではないでしょうか。
②「Tello」は飛行性能もすごい!
そんな「Tello」は、小型のドローンながら非常に安定したフライトができることで人気を博しています。これは、「Tello」がドローン業界トップシェアを誇るDJIのフライトテクノロジーを搭載しているからです。しかも、ただ安定した飛びができるだけでなく、トリッキーな飛びもアプリから簡単におこなうことができます。例えば「スルー&ゴー」では、「Tello」を手からトスすると、その場でホバリングできますし、「8Dフリップ」では画面をスワイプするとその方向に機体が宙返りをします。また、「バウンス」では機体が円を描きながら自動で上昇していきます。
さらに、EZショット機能を使うと、「サークル」「360」「Up & Away」といった飛ばし方でオリジナルのショートムービーを簡単に撮影することもできます。撮影した動画や画像はアプリからSNSへ直接投稿できますので、すぐに友人にシェアすることも可能です。
このように魅力的な機能が詰まっている「Tello」ですが、重量80gの機体ながらバッテリーの燃費は良く、約13分の飛行が可能です。面白いほど飛ばせる機体なので、よければぜひスペアのバッテリーを用意しておいて、バッテリーを交換しながら飛ばしてみるのも良いのではないでしょうか。
また、安全面ではバッテリー残量が少なくなるとアラートで警告してくれる「ローバッテリー保護機能」や、機体とスマートフォンの接続が切れても安全に着陸してくれる「フェールセーフ保護機能」があり、ソフトウェアとハードウェア双方の保護機能もしっかりとしているため、安心して飛ばすことができるのも見逃せないポイントです。
③「Tello」でドローンを使った空撮にチャレンジ!
今回は小型ドローンの傑作機「Tello」を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?この機体でドローンに入門した人は数知れず、発売からしばらく経った現在でもロングセラーモデルとして、大きな人気を集めています。飛ばして良し、撮って良しで持ち運びも便利な「Tello」は、リーズナブルな価格で提供されており、決して敷居も高くありません。ぜひこの機会に「Tello」でドローンの魅力な世界に入門されてみてはいかがでしょうか??