ラジコンヘリの面白さを体感！気軽に楽しめる小型電動ヘリを飛ばそう！
①小型電動ヘリを飛ばそう！
ここ最近、小型のトイドローンでラジコンの世界に入門してきたフライヤーも多くいらっしゃいますが、そんな方々が「シングルローターのラジコンヘリも飛ばしてみたいが難しそう…」と思っていることが多いと聞きます。確かに6軸ジャイロが入った最近の小型ドローンは非常に安定感が良く、慣れてしまえば誰でも簡単に飛ばすことができるような気軽さがあります。それに比べるとシングルローターのラジコンヘリは段違いに難しいと感じるのは仕方ないかもしれません。
しかし、ラジコンヘリには難しいを通り越した先の面白さやマルチコプターにはないさまざまな魅力があるのも事実。「飛ばしてみたい…」と思ったら即行動に移してもらいたいくらいです。空ものラジコンの本来持つ魅力である「自分で機体を操縦する面白さ」をじっくりと味わうことができるのがラジコンヘリであり、ぜひこのジャンルにも入門して頂きたいと思います。
そこで今回はそんなトイドローンから入門した方々や、ラジコンヘリを初めて飛ばすフライヤーに向けて、小型電動ヘリの飛行テクニックを紹介していきたいと思います。この企画を通じて小型電動ヘリの魅力を感じ、最終的には大型のRCヘリまでステップアップしていってくれれば非常に嬉しいです。
②小型電動ヘリの魅力
さて、飛ばす前に小型電動ヘリの良さを復習しておきましょう。ラジコンヘリは安定感という面では中型～大型のヘリの方が高いものがあります。しかし、大型ヘリをいきなり飛ばすのは怖いと感じるでしょうし、何よりも機体や部品そのものが高価です。さらに、万が一墜落してしまった場合の修理費用を考えると、スティックを握る指に嫌な汗が出るはずです。
その点、小型電動ヘリならば初期投資は安いし、小型なので恐怖感も少なく、飛ばす場所も選びません（もちろん、安全が確保されたラジコン飛行場などで飛ばすことが大前提です）。また、機体の重量が軽いため、墜落やハードランディングでも壊れにくく、修理も簡単におこなえます。安定感という点でも3軸や6軸ジャイロを搭載した機体が多く、一昔前の機体と比較すると段違いの安定感を誇るものばかりとなっています。
こう考えると小型電動ヘリが入門用に最適だと思えてくるのではないでしょうか。入門する際のハードルが低く、気軽に楽しめるのが一番のポイントでしょう。それでは小型電動ヘリの飛ばし方を覚えて、その面白さをじっくりと味わっていきましょう。
③電動ヘリの飛ばし方
ここでは小型電動ヘリの基本的な飛ばし方を見ていくことにします。
まずは付属のリポバッテリーをUSBタイプの充電器で充電します。
充電が終わったら小型ラジコンヘリを飛ばしてみましょう。まず、付属のプロポのスロットルが下がっていることを必ず確認します。
周囲の安全を確認してからプロポの電源を入れます。なお、今回の送信機はモード1です。
続いて充電したリポバッテリーを機体に搭載します。機体とプロポがバインドされます。
機体の基本的な操作を覚えましょう。右のスティックは縦方向がピッチで機体の上げ下げを制御し、横方向はエルロンで機体が左右に横移動します。
縦方向がピッチ、横方向はエルロンと呼ばれます。
左スティックの縦方向はエレベーターと呼ばれ、機体の前後の動きを制御します。前に倒すとダウンで前進し、スティックを引くとアップで機体はバックします。
機体はエレベーターを入れるだけでは前後移動はせず、同時にピッチが入っていないとスムーズな動きにはなりません。
左スティックの横方向はラダーと呼ばれる舵を制御します。
ラダーは機首の向きを変えることができます。ポイントは機体のテールを見ないで自分が操縦席に乗っている感じでコントロールすることです。
最初は腰の高さ程度で飛ばしてみて、慣れてきたらホバリングから前後左右へ移行していきましょう。機体が動きそうな挙動をよく見て、当て舵を打って機体を止めることでホバリングができます。まずは安定的なホバリングを目指しましょう。
④まとめ
今回は小型電動ヘリの飛ばし方について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか？トイドローンにはない飛ばす難しさと、大型ヘリにはない気軽さ、ハードルの低さを合わせ持った小型電動ヘリは非常に魅力的なジャンルです。ぜひこの機会に小型電動ヘリに興味を持っていただければと思います！
