ドローンの新しい形がここに!Vlogカメラドローン「DJI Flip」登場!

2025年2月11日

次々と革新的な空撮ドローンをリリースするDJIから、新たに小型Vlogドローン「DJI Flip」が登場しました。これまでのドローンのイメージを覆す新しい機構と、数々の機能を搭載したこの小型次世代ドローンについて、早速紹介していきたいと思います。

①「DJI Flip」とは!?

今回登場した「DJI Flip」は、手のひらサイズに折りたたむことができる小型のVlogドローンで、折りたたむと縦が165mm、横が136mm、そして重量も249gとコンパクトなサイズになります。これにより、どこへでも携帯でき、出先で出会う素晴らしい景色をすぐに撮影することが可能です。

今回「DJI Flip」で採用された機構はこれまでのMavicシリーズで採用されているアームの折りたたみ方式とは異なり、4つのアームを下に折りたたみコンパクトにする形を採っています。これにより、プロペラガードを付けたまま折りたたむことができるようになったことで、煩雑なプロペラガードの取り外しをする必要なく、高い安全性を担保したまま、すぐに高画質な空撮を楽しめるようになっています。これまであるようでなかったこの機構によって、従来のドローンとは違った持ち運びのしやすさを実現しています。

このプロペラガードは軽量で強度のあるカーボンファイバー製で、従来のポリカーボネート素材のガードの1/60の重量でありながら、同等の剛性と耐久性を維持。高い安全性の実現に大きく貢献しています。

そんな「DJI Flip」ですが、Vlogドローンというだけあって、手軽に記録を残すことができる機体として、さまざまな面で工夫がなされています。

まず、側面のモードボタンを押して希望の撮影モードを選択するだけで、すぐに飛行を開始してさまざまな映像を撮影することができます。

また、この「DJI Flip」にはAIトラッキング機能が搭載されており、被写体を自動で追尾して撮影し続けてくれます。従来の「アクティブトラック」だけでなく「ダイレクショントラック」機能も搭載されており、自動追尾での撮影の幅が大きく広がっています。

さらに、「ドローニー」「サークル」「ロケット」「ヘリックス」「ブーメラン」「スポットライト」の6種類のスマート撮影モードを使えば、オリジナリティ溢れる動画をいとも簡単に撮影することが可能です。

まず大きいのはスマートフォンで飛ばすことができる点でしょう。専用の送信機で飛ばすのもいいですが、持参する荷物が増えたり、充電をしっかりしていないと飛ばせない、といったことでひとつハードルが上がってしまいます。しかし、この「DJI Flip」は使い慣れているスマートフォンで簡単に操縦することができますので、機体のバッテリーさえ持っていけば簡単に撮影が可能です。

操縦も片手でスマートフォンを操作してできたり、音声操作で手を使わずに操縦できたりするなど、これまで以上に自由度が上がっています。

②小型ながらハイスペックな「DJI Flip」

そんな「DJI Flip」ですが、機体前方には3D赤外線検知システムを搭載。夜間でも自動でブレーキを効かせることができ、衝突を回避してくれる機能が備わっていますが、こちらも小型機とは思えない豪華装備となっています。

また、専用の送信機(DJI RC-N3、RC2)と機体の間の映像伝送には最新鋭のO4映像伝送システムを採用。日本国内では最長8kmもの距離で1080p/60fpsの高画質な映像伝送が可能です。

そして、注目はハイスペックなカメラを搭載している点でしょう。小型機のカメラとなると、どうしてもハイエンドに比べて劣ってしまうものですが、この「DJI Flip」のカメラは、搭載カメラは1/1.3インチCMOSセンサーを備え、デュアルネイティブISOフュージョン技術、絞りf/1.7、クアッドベイヤー (4-in-1)配列技術を用いた2.4μmのピクセルサイズに対応。また、最大4倍ズームで写真を撮影することも可能で、HDRイメージング、シーン認識などを組み合わせた次世代機能スマートフォトを使用して、鮮やかな画像を実現します。

さらに、4K/60fpsのHDR動画を撮影できるだけでなく、4K/100fpsでのスローモーション撮影や10bit D-Log Mカラーモードにも対応。4:3アスペクト比のCMOSセンサーにより、縦向き映像にクロップしたとしても2.7Kの解像度を維持できる十分な余裕があり、スマートフォンでの視聴やソーシャルメディア向けに最適化されています。

もちろん、DJIドローンのセールスポイントでもあるインテリジェント撮影機能も搭載。「マスターショット」や「ハイパーラプス」、「フォーカストラック」、そして「パノラマ」撮影を簡単におこなうことができます。

こんな「DJI Flip」ですが、小型機にありがちな飛行時間の制限に関しても、高い効率性を実現しており、最大31分ものロングフライトが可能です。これにより、出先で残りのバッテリー容量を気にせず、思う存分撮影ができるのではないでしょうか?

③まとめ

今回は新しくDJIから発表された小型Vlogドローン「DJI Flip」について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

高い安全性とハイスペックな飛行性能と空撮性能を実現した、新しい時代のVlogドローンとして、これからさまざまなシーンで活躍してくれそうな「DJI Flip」。ぜひ一度、そのポテンシャルについて、実際に触れて確かめて頂ければと思います。



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