これだけは気をつけたい!屋内でトイドローンを飛ばす際の注意点

自宅の中でも簡単に飛ばせてしまうほど小さい機体が次々と発売されているトイドローン。気軽に楽しめるために初心者を中心に人気が高いですが、自宅のような屋内で飛ばす際は屋外で飛ばすのとは違った注意点が出てきます。そこで今回は初心者が屋内でトイドローンを飛ばす際に気をつけたいポイントを紹介したいと思います。

①広いスペースを確保する

自宅でトイドローンを飛ばそうとした時、おそらく居間が飛ばす場所になるでしょう。自宅で一番広い居間ですが、とはいえ普段の生活に必要な家具や生活用品が多くあるはずです。飛行前にはそういったものを隅にどけてできるだけ広いスペースを確保しましょう。というのも、初心者がトイドローンを飛ばすと、想像以上に機体が前後左右に動きます。最初は一定の位置に機体を止める「ホバリング」ができないからです。これは練習して慣れるしかありませんので、最初はできるだけ広いスペースで飛ばすことをオススメします。

②壁や家具に注意!

上の①と共通してくるところではありますが、トイドローンの操縦をミスして思わぬところへ飛んでいってしまい、壁や家具にぶつかることがあります。超小型機ならばそんなに大きな傷にはなりませんが、大切な家具などがある近くでは慣れるまで飛ばさない方が無難でしょう。

③小さなお子さんは自分の後ろに!

お子さんのいる家庭でトイドローンを飛ばすと、きっと興味をもって近くで見たくなるでしょう。ただし、飛行中は必ず自分(=操縦者)の後ろにいるようにして、機体には近づかないようにさせましょう。自宅で飛行させると、ちょうど子どもの目線くらいの高さで飛ばすことが多いですので、小さいとはいえ高速で回転するプロペラは非常に危険です。必ず言いつけを守るように伝えて、安全で楽しく飛ばせるようにしましょう。

④プロペラガードは必須!

屋内で飛ばす際はプロペラガードが必須です。ガードがあれば壁に当たってもプロペラが破損することもなく、そのまま飛び続けることもできます。また、上記の②ではないですが壁や家具が傷つくのを避けることもできるでしょう。屋外と屋内の最大の違いは屋根があることではなく、前後左右に壁があることです。屋内でトイドローンを飛ばす時は必ずプロペラガードが付いているドローンで楽しむようにしましょう。

⑤クーラーの風は影響大!

これからの季節、自宅でクーラーを付けることも多いと思いますが、このクーラーの風は超小型機にはかなりきついものです。クーラーの影響を受けて機体がいつもよりフラフラするだけでなく、風が流れる方向に向かって「スー」っと機体が勝手に動いてしまいます。クーラーの影響を考慮するならば、クーラーがある方向(風上)に機首を向けて飛ばすか、クーラーを切って飛ばすのが良いでしょう。

⑥屋根に貼り付かせないように!

スロットルを上げていくと機体は上昇しますが、慣れていないとそのままスロットルを上げたままにしてしまい、機体がグングン上昇して屋根に到達し、そのまま貼り付いてしまうことがあります。これは回転しているプロペラがまるで掃除機のノズルのようになってしまい、ペタっと貼り付いたまま離れなくなってしまうのです。この貼り付き自体はスロットルを下げれば戻ってくるのですが、焦って急激にスロットルを落としてしまうと、モーターの回転が止まってしまい、床に機体が叩きつけられることになります。天井が傷つくことにもなりますので、天井に貼り付くような飛行はしないようにしましょう。

いかがでしたでしょうか?気軽に楽しめるトイドローンですが、屋内で飛ばす時もいくつか注意点があるのが分かりますね。限られたスペースで楽しく飛ばすためにも、安全には十分に注意して、トイドローンを思う存分楽しんでください。

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