自分に合った最適なプロポを探そう!Futaba空用プロポ徹底紹介!
ラジコン飛行機やラジコンヘリを楽しむ上で必ず必要になるアイテムが送信機、いわゆるプロポと呼ばれるものです。このプロポはフライヤーの意志を機体に伝え、遠隔操縦をおこなうだけでなく、途中でモードを切り替えたり、機体の状態をリアルタイムで把握できたりと、最近のプロポは高性能化の一途を辿っています。
そんなプロポで世界的なシェアを握っているのが、双葉電子工業です。Futabaのブランドで売り出しているプロポは世界のあちこちで愛好されており、豊富なラインナップと高い信頼性で非常に人気のあるものです。
今回はそんなFutabaのプロポについて徹底的に紹介していきたいと思います。
①32MZ
まず紹介するのは現在のFutaba製プロポの中で最もハイエンドな「32MZ」です。この「32MZ」は従来プロポより薄い筐体で仕上がっており、長時間持っていても疲れにくく、その後の「16IZ」でも採用されていることを考えると、今後のFutabaのプロポはこのデザインがスタンダードになっていくのではないでしょうか。
この「32MZ」の最大の特徴は筐体の上下に採用されたツイン液晶画面でしょう。下部のメイン液晶ディスプレイはカラーTFT-LCDワイドスクリーンフルカラー液晶を採用しており、タッチパネルで直感的な操作ができるようになっています。
一方、上部のサブディスプレイはテレメトリーセンサーの数値やタイマーに使用できるようになっており、位置的にも見やすく、操縦中でも瞬時に数値が読み取れるよう、表示も大きめになっているのが特徴です。
また、この「32MZ」は、最上級機種らしく高剛性スティックに非接触ポテンショメータを採用。これにより半永久的に繊細かつ確かなコントロールができるようになっています。ハイエンドモデルにしかない最高級のフィーリングをぜひ味わうことができるのは、この「32MZ」の大きなメリットでしょう。また、通信方式は2.4GHz FASSTest ,
FASST-マルチ、FASST-7ch、S-FHSS、T-FHSS方式とFutabaの現行のあらゆる通信方式に対応しています。
他にも筐体背部には左右それぞれ2つずつ合計4つのスライドレバーが用意されていたり、飛行機やヘリのモデルタイプをわかりやすいカラーのイラスト表示で見せてくれるなど、多機能ゆえに分かりやすい操作性を実現しています。
②16IZ Super
2023年に従来の「16IZ」からパワーアップし、新たに「16IZ Super」となったこのプロポは、ミドルクラスというにはもったいないほどの機能を持ったものとなっています。
まずSuperになって変わった点としては、筐体全体を覆ったダークパールメッキが目立ちます。このメッキを使用することでプロポ全体が高級感溢れるものとなり、所有欲をくずぐります。また、T/Rセットでは高利得アンテナを採用した新型の受信機「R7308SB」が付属します。
そんな「16IZ Super」ですが、一言でいうと「コスパに優れたミドルハイクラス」です。デザインは「32MZ」を踏襲した薄型モデルで、クラス最軽量のため長時間のフライトでも手が疲れず集中して飛行をおこなうことができます。
筐体の下部には4.3インチカラーLCDが搭載されており、タッチパネル操作で直感的に設定の変更や数値の確認をおこなうことができます。また、筐体上部の可倒式アンテナは収納時はボディと一体化するためデザイン的にも非常にスッキリしており、スタイリッシュな印象を与えてくれます。
そんな「16IZ Super」ですが、通信方式は2.4GHz FASSTest ,
FASST-マルチ、FASST-7ch、S-FHSS、T-FHSS方式に対応。最大18チャンネル(16+2チャンネル)に対応し、30モデルメモリー、さらに4.3インチカラーLCDとそのスペックはミドルクラスに収まらないもの。価格からすると非常にコストパフォーマンスが良く、これ1台あれば何でもこなせてしまう万能プロポと言えるのではないでしょうか。
③12K
FutabaのKシリーズはリーズナブルな価格と、多機能さが売りのプロポシリーズとなっており、これまでも多くのフライヤーに愛好されてきました。現行の「12K」は、アッパーミドルクラスのプロポとしてロングセラー商品となっており、初心者から中級者に特にオススメのプロポとなっています。
筐体にはバックライト付きの128×64ドットのLCDが配置されており、ダイヤル+プッシュスイッチと左右のエディットボタンで簡単に操作ができます。また、中央にはモニターLEDが搭載されており、電源のオンオフを視覚的に確認できるようになっているのも見逃せません。
そんな「12K」は12チャンネル+2チャンネル仕様で2.4GHzT-FHSSシステムを採用し、S-FHSSにも切り替えが可能です。また、2.4GHzテレメトリーシステムにも対応しており、愛機にセンサーを搭載することでリアルタイムで状態を把握することも可能です。
トレーナー機で練習を始める初心者から、幅広い機体を飛ばす中級者、上級者まで、使う人を選ばないプロポである「12K」。その使い勝手の良さをぜひ体感してみてください。
④6K V3S
こちらもKシリーズのプロポで、現行のフタバのラインナップの中で最も初心者向けのエントリーモデルとなっています。しかし、その実力はエントリーモデルとは言えないほどのもので、充実の仕様は驚くばかりです。
「6K V3S」は従来の「6K」から改良を加えたモデルで、今回はグライダーのウイングタイプに2エルロンが追加、グライダーに4コンディションを設定、スイッチDを3ポジションに変更、ヘリのガバナー機能を追加、そしてタイマー設定が2回路になるなど、大幅なパワーアップを果たしています。
そんな「6K」は十字カーソルキーとセンタースイッチで非常に操作がしやすく、シンプルながらわかりやすいインターフェースを採用していることで、初心者でも迷うことなく設定をおこなうことができます。
通信方式はT-FHSSとS-FHSSの切り替えが可能となっており、30モデルのメモリーができ、テレメトリーセンサーにも対応可能と、エントリーモデルとは思えない充実した内容が特徴です。軽量で持ちやすく、必要な機能が備わっていることで初心者から中級者まで幅広い層が便利使いするプロポとして長年愛好されています。
⑤まとめ
今回はFutabaのプロポ4台取り上げてみましたがいかがでしたでしょうか?自身のスキルやフライトスタイルに応じて、このラインナップの中から最適なプロポを選び出し、快適な飛行を楽しんでみてください。ドローンステーションではFutabaプロポ特集を展開中です。ぜひこちらもチェックしてみてください。