プロポの新スタンダード！ Futaba「16IZ」のここが凄い！
世界のプロポシーンをリードするFutaba。そんなFutabaから新作プロポ「16IZ」が登場しました。これまでもハイエンドモデルからエントリーモデルまで、幅広いラインナップでフライヤーを楽しませてきてくれたFutabaですが、フラッグシップモデル「32MZ」を彷彿とさせるデザインと多機能ながらリーズナブルな価格で注目の「16IZ」について、今回は紹介していきたいと思います。
①新スタンダードモデル「16IZ」
今回紹介するFutaba「16IZ」は、必要な機能を集約したプロポでミドルクラスながらハイエンドモデルと同等の使い方ができる点が特徴です。最大で18ch（16+2ch）あるため、多くのチャンネルを使用するグライダーやスケール機、そしてドローンにも活用することができ、モデルも30メモリ入るため、多くの機体を飛ばすベテランでも安心して使用できます。
筐体の下部には4.3インチカラーLCDを採用し、美しいカラーTFT-LCDとタッチパネルで直感的な操作ができるだけでなく、液晶画面の左右に配置されたエディットボタンでホーム画面やユーザーメニュー画面に簡単に切り替えることができます。
筐体自体は非常に薄くて軽量な造りのため長時間使用しても疲れにくく、スティックのフィーリングも非常に質感の高いもの。さらに筐体裏側には左右にスライドレバーを配置。ドローンのカメラ操作などに割り当てられそうです。
受信機は「16IZ」標準レシーバーとして小型で軽量な「R7108SB」が「T/Rセット」に付属。高利得アンテナを採用し、単独で8ch、9ch以上はS.BUS接続で対応できます。また、「16IZ」はFASSTestはもちろん「T-FHSS」や「S-FHSS」にも切り替えて対応できるため、これまでも手持ちの受信機も使えるのはありがたいところです。
②「16IZ」驚きの多機能さ
他にも「16IZ」にはリーズナブルなプロポとは思えないほどさまざまな機能が用意されています。まずはテレメトリーシステムです。オプションのテレメトリーセンサーを機体に搭載することで、上空の機体の状況をリアルタイムで把握することができます。受信機バッテリーの電圧や温度、速度、エンジンの回転数、高度など下から見ているだけでは分からない機体の状況を数値で把握することができ、より安全かつ正確なフライトをすることができるでしょう。
もちろん「16IZ」では従来のプロポ同様、飛行機モード、ヘリモード、グライダーモード、そしてマルチコプターモードが用意されています。ドローンを飛ばす際は最初からマルチコプターモードで設定していくことで、よりスムーズなプロポ設定がおこなえるでしょう。
また、ハイエンドモデル「32MZ」ではサブディスプレイだった場所はマルチホルダーが用意されており、産業用途などでここにタブレットを取り付けたりできるようになっています。
そして、スティックのバネレートも、これまではサイドグリップを外しておこなわなければなりませんでしたが、今回の「16IZ」ではジンバルが新設計となっているためバネレートだけでなくモードの変更も非常に容易におこなえるようになりました。このあたりも親切設計も見逃せないポイントです。
③まとめ
今回はFutabaの新型プロポ「16IZ」について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか？この「16IZ」は初心者からベテランフライヤーまで幅広い層が使うことができるプロポとなっており、非常にコストパフォーマンスに優れたプロポとなっています。そろそろプロポを買い換えようと考えているフライヤーにはぜひ一度手に取ってもらいたい、そんな仕上がりとなっている「16IZ」。ぜひ注目してください。