最強プロポはやっぱりこれ！Futaba「32MZ」の魅力に迫る！
ラジコンやドローンの飛ばす際に必要になるのがプロポと呼ばれる送信機です。そんなプロポで世界的なシェアを握っているのが千葉県に本社を構える双葉電子工業です。Futabaのブランド名でグローバルに製品を展開するこの企業は、これまでも多くの素晴らしいプロポを世に送り出してきました。
そして、そんなFutabaのプロポのラインナップの中で、現在のフラッグシップモデルと言えるのが今回紹介する「32MZ」です。多機能かつ使いやすさと信頼感を兼ね備えたこのモデルについて、今回はじっくりと見ていきたいと思います。
①追従を許さない多機能さが売りの「32MZ」
Futaba「32MZ」の一番の特徴は、あらゆるシーンで活用できるように設計されたその多機能さではないでしょうか。
「32MZ」では従来同様、飛行機モードやヘリモード、グライダーモード以外にも、マルチコプターモードを備えることで、あらゆる機体の操縦に対応できるようになっています。また、機体の状態をリアルタイムで把握できるようになるテレメトリーセンサーにもしっかりと対応。別売りとなるテレメトリーセンサーを機体に搭載することで、上空での機体の高度や速度、電圧等の情報が随時プロポに送られてくることで数値で機体の状態を判断できるようになっています。
そして、飛行機やヘリのモデル選択も非常に容易です。多機能な「32MZ」ではあらゆる主翼タイプやスワッシュタイプが用意されていますが、それらの選択は画面に表示されるイラストを参考に選ぶことができるので瞬時に自分の機体のタイプを選ぶことができますし、間違えることなく設定をおこなっていくことができるでしょう。
他にも主要な機能はほぼすべて揃っており、このプロポひとつであらゆるシーンを制覇してしまいそうな勢いを感じさせます。
②「32MZ」のここは見逃せない！
そんな「32MZ」ですが、実際に筐体を持ってみるとわかりますが、非常にスティックが柔らかく操作のしやすい造りになっています。そのスティックは、非接触ポテンショメーターを採用したことで半永久的に繊細かつ確かなコントロールをおこなうことができるようになっています。そのスティックフィーリングはハイエンド機のみが持っているもので、滑らかでスムーズな感触はぜひ一度味わって頂きたいものとなっています。
さらに、スティックだけでなく、筐体そのものが従来のプロポと比べると非常に薄く、軽量な仕上がりになっているのも見逃せません。「32MZ」では、プロポそのものを軽く設計するために、筐体も新設計となっており、持ちやすさを重視した造りとなっています。さらに、電源にも軽量な設計のリポバッテリーを採用することで、全体の重量を削減し、長時間持っていても疲れないような造りとなっています。
また、その多機能さゆえに「32MZ」では、通常のディスプレイ以外に上部にサブディスプレイを搭載。ここにテレメトリーの数字等を表示させることで、直感的に数字を確認したりすることができ、必要な情報がすぐにフライヤーに伝わるような工夫がなされています。
そして、ディスプレイはメインがカラーTFT-LCD液晶、そして丈夫に設置した上部にはサブディスプレイも搭載されています。メインディスプレイはエディットボタンとタッチパネルで設定などを進めていくタイプで、直感的に操作が理解でき、サクサクと設定を進めていくことができるでしょう。
そんな「32MZ」ですが、Futabaが誇るFasstest方式の通信だけでなく、T-FHSSやS-FHSS方式の受信機にも対応できるところもポイントです。つまり、これまで揃えてきたFutabaの受信機の多くが使えるわけで、従来搭載してあった受信機を載せ替える必要なく、そのままバインドさせることができるのは非常にありがたいところでしょう。
③まとめ
今回はFutabaのハイエンドプロポ「32MZ」について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか？様々なシーンを想定し、それに対してしっかりと対応できるフラッグシップモデルとして登場した「32MZ」。従来のフラッグシップだった「18MZ」を上回るポテンシャルと、これ1台でなんでもこなしてしまう汎用性や多機能性、そして信頼性を考えると、決してその価格は高いものではないのかもしれません。ますます評価を高めているFutaba「32MZ」。ぜひ一度、ハイエンドプロポだけが持つその素晴らしいフィーリングを味わって頂きたいと思います。