幅広いラインナップで魅了するFutaba空用プロポコレクション
ラジコンやドローンを操縦する上で必要な送信機。プロポと言われるこのデバイスは、操縦者と機体をつなぐ役割を担っており、操縦者の意思を機体に正確に伝え、遠隔制御するために必要な非常に重要なものとなっています。
そんなプロポの世界で世界的なシェアを握っているのが、日本の双葉電子工業(フタバ)です。現在では世界各国でフタバのプロポが使われており、最新の機能を搭載した幅広いラインナップで世界中のフライヤーに愛されています。
今回はそんなフタバの最新プロポラインナップの中から注目のプロポを紹介していきたいと思います。
①32MZ
フタバが誇るプロポの中でも最もハイエンドのフラッグシップモデルが、この「32MZ」です。それまでのフラッグシップモデルであった「18MZ」を大幅にパワーアップさせ誕生したこのプロポは、F3AやF3Cの世界で世界中のトップフライヤーが使用していることからも分かる通り、最新機能と確かな信頼性が詰まったプロポとなっています。
この「32MZ」で最も特徴的なのは上下に配置されたデュアルインターフェイスでしょう。通常の下のディスプレイだけでなく、上部にもディスプレイを配置。メインパネルには通常の情報を表示させつつ、上部のサブパネルにはテレメトリーやタイマーなど、飛行中に確認したい数値を分かりやすく表示させることができます。
また、スティック周りもハイエンドプロポだけが持つ極上のフィーリングを味わうことができます。フタバでは初となる非接触ポテンショメータを採用し、その滑らかな感触は半永久的に維持することが可能。高剛性樹脂の新型スティックと相まって、トップフライヤーの繊細なスティックワークを機体に忠実に届けることが可能です。
②16IZ
2020年に登場したフタバの最新プロポである「16IZ」は、非常にコストパフォーマンスに優れたプロポとなっています。
リーズナブルな価格ながら最大18ch(16+2ch)対応可能な「16IZ」は、必要な要素や便利機能を残した上で、無駄な機能を削ぎ落としたプロポ。広視野角4.3インチカラーLCDを採用しており、タッチパネルとなっているので、直感的な操作でさまざまな設定を機体に施していくことができます。タッチパネルは操作感も非常に高く、飛行中でも迷うことなく操作を完了することができるでしょう。
さらに、筐体は「32MZ」を模したものとなっており、従来のプロポよりも薄型にしたことで持ちやすく、長時間のフライト時でも、フライヤーの負荷を軽減してくれるものとなっています。
また、左右にはスライドレバーを装備。多チャンネル数と合わせてドローンを飛行させる際にこのあたりの装備は非常に重宝しそうです。
フタバのあらゆるシステムに対応でき、さらにジャイロやサーボのプログラミングにも対応する「16IZ」は、初心者からベテランまで幅広いユーザーに愛されるプロポになっていくことでしょう。
③12K
入門者や初心者が最初の1台を購入する時に迷うのが、自分がスキルアップした時にそのプロポがどこまで活用できるのか、という部分でしょう。あまりエントリーモデル過ぎて拡張性がなくても困りますが、かといって多機能のハイエンドモデルを購入しても使いこなせないし、高価なものとなってしまう…と迷っているユーザーにオススメなのが、この「12K」です。
この「12K」は、ラジコン飛行機やヘリ、ドローンを飛ばすのに必要十分な機能が備わっており、さらに12chとチャンネル数も十分なもの。日本語カタカナ表示で設定も分かりやすく、さらにさまざまな設定機能もあるので、ミキシングが必要な機体やグライダー、さまざまな箇所を可動させるスケール機などいろいろな機体を飛ばすことができるミドルクラスプロポとなっています。
また、このクラスでも30機分のモデルメモリーが備わっているので、多くの機体を登録することもできるなど、入門から長い時間をこの1台でカバーしていくことができるはずです。
④まとめ
今回はフタバのプロポラインナップから、ハイエンドモデル、新型プロポ、ミドルクラスを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
自分のスキルや用途、そしてフライトスタイルに応じて、適切なプロポを使用し、安心で快適な飛行を楽しんでもらえればと思います。
また、さらに新しい機能を搭載したプロポも出てくるでしょうし、今後もフタバのプロポから目が離せませんね。