注目の新製品をチェック！第63回静岡ホビーショーレポート！
さる2025年5月17～18日にかけて、静岡市にあるツインメッセ静岡で第63回静岡ホビーショーが開催されました。
毎年恒例となるホビーショーですが、今回もラジコン関係の多くの出品がありましたのでドローンステーションブログ編集部では業者招待日に取材に行ってきました。今回はラジコン製品を中心に紹介していきたいと思います。
①Futaba/O.S.ブース
【T6PV フルオプション仕様】
2025年に発売されたミドルクラスホイーラープロポ「6PV」は、さまざまなオプションを搭載したフルオプション仕様で展示されていました。Futabaが誇る最高速システム「F-4G」に対応し、フルカラーディスプレイや機能別アイコン表示など、ミドルクラスとは思えない豪華な造りが特徴です。
【GYA573】
飛行機用の6軸ジャイロが新しく登場です。4D、ロールフラット、エアブレーキ、キャンバーミキシングに対応し、初心者の飛行時の姿勢制御だけでなく、さまざまなアクロ飛行にも対応可能で、フライトの幅が一気に広がることでしょう。
【GYD560 / GYC480】
カー用ジャイロも新作が続々登場しています。「GYD560」はドリフトカー用ステアリングジャイロ、「GYC480」はグリップカー用ステアリングジャイロとなっており、ともに「F-4G」システムのURモードサーボに対応。超小型軽量な仕上がりでリモートゲイン機能も搭載するなど、注目の製品です。
【HPS-CT702 / HPS-CB701 / HPS-CT501】
Futabaではカー用サーボのラインナップも充実の一途です。1/10ツーリング用ロープロサーボである「HPS-CT702」と「HPS-CT501」、そしてエンジンカーやバギー用の「HPS-CB701」は、ともに「URモード」対応サーボとして、車体の確かな制御を実現してくれそうです。
【S-C400 / BLS-CM600】
「S-C400」は1/10EPツーリングやEPバギー用のロープロサーボです。同じく「BLS-CM600」は、1/12EPレーシングカー用サーボとなっており、こちらもともに「URモード」対応の高性能サーボとなっています。
【O.S.SPEED T1205】
O.S.ブースに展示されていたのはこの春に登場した新エンジン「T1205」です。1/10ツーリングカーの競技用エンジンとして登場した「T1205」は、前モデルをベースにクランクシャフトのカウンターバランスを最適化する事で中低速域のトルクアップを実現。また、キャブレター内のニードル形状を見直す事で調整幅の拡大に成功しています。
【O.S.SPEED R2106】
2024年の登場以来、高い支持を集めている1/8オンロードエンジンがこの「R2106」です。このエンジンは、シリンダーライナーは新形状の9ポートを採用し、ポート形状の見直しにより中速域での力強さがアップ。クランクシャフトは定評のあるEURO2を使用し、セラミックボールを採用したリアベアリングとの組み合わせにより低速域からのフィーリングが向上しています。
【O.S. NITRO-X Evo】
O.S.から発売されている人気グロー燃料「NITRO-X Eco」。2024年にEvoシリーズが登場し、それまでのシルバーの缶からブラックを基調としたシックなデザインに生まれ変わりました。従来よりもエンジン回転がリニアに反応しトルク感がアップする新ブレンドになっています。
②ハイテックブース
【K170 UH-60L Black hawk】
6軸ジャイロで可変ピッチを採用した本格的なスケールヘリながら、航空法の対象外となる100g以下を実現している小型電動ヘリです。ブラシレスモーターとLi-HVバッテリーで力強いスケールフライトを気軽に楽しむことができます。ボディも細部までリアルな出来で、スケール感も満載です。
【1/28 FLDドリフトカーRWD RTR（参考出品）】
ハイテックブースに参考出品として展示されていたのが「1/28 FLDドリフトカーRWD RTR」です。可動式ヘッドライトや磁気式クイックリリースフロントやリアバンパーを装備し、マルチモード切替システムを搭載した本格的なドリフトカーです。
【1/16ラジコンショベルカー（参考出品）】
詳細まで忠実に再現された1/16ラジコンショベルカーが参考出品されていました。各ジョイントは独立して制御可能。鋼製のトラックとバケットは高い強度と耐久性を誇り、伸縮アームは油圧方式で操作ができるなど、精密な動作を実現しています。
【X2 VERTICAL COMPACT2】
ハイテックの新型小型充電器です。前作より新たに放電機能が搭載され、内臓のバランスポートにより3.5Wの電力と200mAの電流で放電可能。50Wの2ポート同時充電で、最大5Aの充電電流で充電効率もアップ可能です。
【X1 NANO USB+】
手のひらサイズの超小型充電器です。DC240W、PD126Wに出力がアップしており、新機能の「リバース充電」で多用途に対応可能。バッテリー電力を利用しType-Cインターフェースを通じて他のデバイス（スマートフォン、タブレットなど）へ簡単に充電できます。
③SANWAブース
【M17S】
サンワが誇る高性能ホイーラープロポが「M17S」です。フルドットカラー液晶を備え、タッチパッドで直感的な操作ができ、初心者から上級者まで幅広い層に対応。オプションとしてラージステアリングホイールやグリップパッド、ブレーキトリガーなどさまざまなアイテムが用意されています。
【EXZES ZIII】
サンワのスティックタイプのカー用プロポが「EXZES ZIII」です。こちらもフルドットカラー液晶を装備しており、タッチパッドを使ってセットアップウィザードからさまざまな設定をおこなうことができます。スティックタイプ愛好家に高い支持を集めている人気プロポです。
④京商ブース
【1/10スケール 2WDフェーザーD2 FZD2シリーズ】
京商の2WDドリフト専用スペック&調整可能なメインシャシーです。樹脂製メインシャシーは前後分割方式で、接続ポイントの変更によってホイールベースの調整が可能。
搭載するボディに応じたホイールベースとトレッドに変更でき、ロング及びショートバッテリーの搭載が可能です。
⑤まとめ
今回は第63回静岡ホビーショーに出品されたラジコン製品を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？気になった製品はぜひドローンステーションでチェック頂き、最新アイテムの出来を楽しんでもらえればと思います。秋に開催される東京のホビーショーも今から楽しみですね！