どこへでも持って行きたいDJI「Osmo Pocket」の衝撃!

2018年12月に発売されたDJIの小型ハンドヘルドカメラ「Osmo Pocket」。どこへでも持って行けるほど小さく、それでいて高ハイスペックを誇るこのアイテムは、あっという間にガジェット好きなマニアや、アウトドアグッズ好きに広まり、大きな支持を集めています。そこで今回はこの「Osmo Pocket」の知られざる真の実力について紹介していきたいと思います。

ドローンステーションでDJI「Osmo Pocket」をチェックする!

①とにかくコンパクトかつ軽量!

実際に持ってみると分かりますが、「Osmo Pocket」は121.9×36.9×28.6mmという驚異的な小ささを誇ります。片手で握ってみると手のひらにスッポリと覆えてしまいそうなほどコンパクトであり、その名前の通りポケットに入れてどこへでも持ち運びできるサイズとなっています。

さらに、重量もたった116gしかありません。とても1200万画素の静止画と4KウルトラHDの動画が撮影できるカメラが搭載されていると思えないほど軽く、長時間持っていてもまったく苦になりません。このように、どこへでも持って行ける携帯性はこのハンドヘルドカメラの一番大きなメリットであり、お出かけの際に必ず携帯することで、出先で出逢った景色を瞬時に撮影し、思い出に残すことができるでしょう。

②ハイスペックなカメラとジンバルにも注目!

さて、先程少し触れましたが、「Osmo Pocket」に搭載されているカメラは、とても小型カメラとは思えないほど高性能なものとなっています。「Osmo Pocket」のカメラには1/2.3インチCMOSセンサーを搭載。80度の視野角を持ち、絞りもF2.0に対応。静止画は有効画素数1200万画素で最大静止画サイズは4000×3000ピクセル、動画は4KウルトラHD3840×2160、60fpsに対応しているため、高画質で景色や被写体を驚くほど忠実に再現してくれます。

さらに見逃せないのはDJI社がドローンで培ってきたテクノロジーを活かした3軸ジンバルです。この高性能ジンバルによって、激しい動きを伴う撮影でも驚くほどブレを吸収し、スムーズな映像を撮影することができます。電子式の手ブレ補正や光学式の手ブレ補正では真似できない、驚くほどきれいな映像を愉しむことができるのは、この「Osmo Pocket」の最大の注目点でしょう。

③豊富な撮影モードで理想的な撮影を手軽に!

「Osmo Pocket」にはさまざまな機能が用意されています。「FPVモード」を使うと、ユーザーの目線に合わせて動きを再現してくれるので、まるで自分の目で見ているような一人称視点での映像を愉しむことが可能です。また、DJIのドローンでもお馴染みの「アクティブトラック」は、被写体をタップするだけでその被写体をフォローし、自動で追尾しながら撮影するようになります。これをセルフィーで自分に使うと、自分で自分を追いかけるようになり、常に自分の顔が画面中央に来るようになります。また、「3×3パノラマ」も注目のひとつです。この「3×3パノラマ」は、外出先で出逢った美しい景色を縦3枚、横3枚撮影し、つなぎ合わせてパノラマ画像を作り出すことができます。そして最後に「モーションラプス」。このモードを使うと数時間分の景色を数秒の動画にまとめあげることができます。

このように自分が撮影したい動画を、豊富な撮影モードを使うことで手軽に撮影することができるのも「Osmo Pocket」ならでは。ドローンで得たノウハウがふんだんに投入された撮影モードも「Osmo Pocket」の特徴のひとつなのです。

④専用アプリで簡単撮影・簡単編集!

「Osmo Pocket」は専用アプリ「DJI Mimo」に対応しており、このアプリをスマートフォンにインストールして使うことでさまざまな撮影や編集ができるようになります。

まず、スマートフォンにインストールしたら「Osmo Pocket」の中央部に専用アダプターを使ってスマートフォンを横向きに取り付けます。続いて専用アプリ「DJI Mimo」の出番です。このアプリを使うことでカメラのHDライブビューで確認しながらカメラの設定変更やジンバルの動きなどを簡単に調整することができます。これによって「Osmo Pocket」の実力をフルに引き出すことができ、理想的な映像の撮影をおこなうことができるでしょう。

また、「DJI Mimo」のインテリジェントモードを使うことで複雑でダイナミックな撮影を手軽におこなうことができます。先ほど紹介したアクティブトラックやパノラマといった撮影もすべてアプリ経由でおこなうことができます。また、動画でもストーリーモードという機能が用意されており、これを使うとショートフィルムで使用されるカメラワークで1分以下の短編ムービーを誰でも撮影可能にしてくれます。

さらに編集機能も多く搭載されており、音楽やフィルタ、ステッカーを使って自分が撮影した動画をアプリ上で簡単に編集し、SNS等でシェアすることができます。操作はスマートフォン上ですべて直感的におこなえるようになっており、オリジナリティ溢れる動画を作ることができるはすです。

⑤まとめ

このように、コンパクトかつ軽量でどこへでも持って行けるハンドヘルドカメラというだけでなく、それ自体の性能が非常に高い「Osmo Pocket」。カメラの新しい可能性を世の中に提示したという意味でも、DJIの歴史の中でも非常にエポックメイキング的なプロダクトに仕上がっています。ガジェット好きやアウトドア好きの人だけでなく、普段からカメラを持ち歩く習慣のある人にはぜひオススメしたい、そんなアイテムに仕上がっています。

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