マルチな性能を持つ最新機! DJI「Air 2S」の完成度が凄すぎる!
2021年に発売されたドローンの中でも、最も高い注目度を誇るのがDJI「AIr 2S」ではないでしょうか?「Mavic Air2」の後継機として登場したこの機体は、リーズナブルな価格ながら、すべてが高性能で至極の出来となっています。
ドローンをこれから始める人にも、ベテランフライヤーの機体としても満足できる性能を持つ「AIr 2S」について、今回は紹介していきたいと思います。
①機体の特徴
「AIr 2S」は、従来の「Mavic」シリーズ同様、アームを折りたたむことができ、コンパクトな形状にして高い携帯性を誇ります。重量も600g以下となっており、サイズ的にもかばんに入れて持ち運べますので、アウトドアへのお出かけの際に持っていき、出先で出会う美しい景色をすぐに撮影することができます。
機体は非常にスタイリッシュで流れるようなフォルムが特徴となっています。一切の無駄を省いたような形で、コンパクトドローンとしての完成形を見ているように感じられる機体です。
この「AIr 2S」は、高い飛行性能と安全性を確保しているのも見逃せません。最大飛行時間は31分とかなりのロングフライトが可能で、さらに最大飛行速度は無風時にSモードで19m/sと十分な速度も持っています。付属するインテリジェントバッテリーは3セル3500mAhのものとなっており、これによって十分な飛行時間を確保していることになります。
また、安全性という面では、前方、後方、下方、上方の4方向の障害物検知機能を持っており、飛行中に常にその方向を警戒しながら飛行し、さらに障害物があると機体が自分で能動的に回避行動を取ってくれるAPAS4.0というシステムが搭載されているのも特徴のひとつです。
そして、この機体には最新の映像伝送システム「03(OcuSync3.0)」が搭載されており、日本では最大8kmの動画伝送距離と1080pでの伝送ができるようになっており、常に美しい映像で撮影をおこなうことができるの大きなメリットでしょう。
②カメラ&撮影モードについて
一方、空撮ドローンとしての撮影機能はどうでしょうか?「AIr 2S」には1インチCMOSセンサーが搭載されたカメラが標準装備となっており、非常に繊細で美しい映像を撮影することができます。静止画では20MP、動画モードでは5.4K/30fpsや4K/60fpsでの撮影に対応しており、色鮮やかな動画の撮影が可能です。
また、ハイパーラプス映像やパノラマ映像もワンタッチで撮影することが可能です。パノラマ撮影では広角、180度、スフィアから選ぶことができ、撮影シーンや用途に応じて使い分けることができます。
また、従来の機体に搭載されていた「クイックショット」が進化し、この「AIr 2S」では「マスターショット」として用意されています。この「マスターショット」では被写体を選択するとその被写体をフレームの中心に捉えたまま、ドローンは10種類の異なるパターンの飛行動作を順番に実行しながら撮影します。すると、まるで映画のような短編動画を自動で生成してくれます。
そして、被写体を追いかけながら撮影するモードとしては、スポットライト2.0、アクティブトラック4.0、ポイントオブインタレスト3.0からなるフォーカストラックも注目です。この「AIr 2S」ではこれらの撮影モードを使うことで被写体を捉え続けながら周回して飛行させることが可能です。
このように、「AIr 2S」では自分だけのオリジナリティ溢れる動画を、いとも簡単に、そして高画質で撮影することが可能です。
③まとめ
今回はDJIの最新空撮ドローン、DJI「AIr 2S」を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?空撮ドローンに求める機能をすべて高いレベルで実現しているこの機体は、幅広いユーザーにオススメできる画期的な機体となっています。これからドローンを使った空撮を始めようとしている方に、ぜひ一度は手にとって頂きたいと思います。