ラジコンヘリの最高峰F3Cに挑戦!PRODRONE「PDH-02C」注目!

2020年12月6日

ラジコンヘリの最高峰であるF3C。ラジコンヘリで正確かつダイナミックな演技を競うこの競技は、世界中のラジコンヘリフライヤーの憧れであり、そのナンバーワンを決めるF3C世界選手権は2年に一度開催され大いに盛り上がります。

そんなF3C世界選手権の2019年大会で優勝したのが日本人の伊藤寛規選手です。伊藤選手は過去に5度F3C世界選手権を制しており、今回が6回目の優勝でした。その伊藤選手の愛機がPRODRONEが開発した「PDH-02C」です。今回はこのチャンピオンマシーンを細部まで紹介していきたいと思います。



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F3Cモデル PDH-02C 組立キット

希望小売価格 ¥220,000(税別)

¥198,000(税別)

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①細部までこだわった造りの「PDH-02C」

「PDH-02C」の最大の特徴は開発メーカーであるPRODRONEが産業用ドローンの開発で培った技術を惜しみなく注入していることでしょう。その最大の特徴が、完成度の高いカーボンフレームにあります。

「PDH-02C」のメインフレームは、カーボン製となっており、組み立てにはボルトを使用せず接着方式を採用しています。この方式を採用したことでフレーム全体を軽量に仕上げることに成功しており、さらにねじれに強い剛性を持った機体となりました。なお、機体については完成済み(接着済み)の状態での販売となるため、手間がかかる接着作業はしないで大丈夫です。

また、電動モデルらしく、リポバッテリーの搭載レイアウトにもさまざまな配慮がなされています。「PDH-02C」におけるバッテリーのレイアウトは、重心位置をローター面に近づけることで機動性を向上させることに成功しています。さらに、バッテリーの位置を変更することで前後重心の調整も簡単におこなえるストレートタイプの構造を採用。バッテリー交換もワンタッチでおこなえるロック機構を採用したことで、スムーズなバッテリー交換をおこなうことができます。

そしてもうひとつの特徴がダイレクトテールドライブシステムでしょう。これは、マインマストに搭載されている大型のプーリーからテールローターを駆動させる方式のことで、テールの保持性能を非常に高めているものとなります。強風下でもしっかりとテールを保持することで微動だにしない優れたホバリング性能と静演技をおこなうことができます。また、カウンターギヤなどの駆動部品も少なくて済むので、軽量化と信頼性の向上につながっています。

②世界を制した飛びを楽しむ

このように各部にこだわりを持った構造を採用している「PDH-02C」ですが、ほかにも注目すべき点は多くあります。

まず、機体そのものが非常にメンテナンス性が高い点が挙げられます。高性能機と思えないほどシンプルなローターヘッドに始まり、センターハブの高さを低くしたことで機体全体を低重心にしています。さらにテールケースもシンプル化を図り軽量かつメンテナンス性を重視しつつ、リヤボディー脱着時も最低限のパーツを取り外すだけで済むような設計となっています。また、テールピッチコントロールレバーに大型のベアリングを採用したことで、ガタが出にくく、安心して使用できる方式を採用しているのも見逃せません。

さらに、「PDH-02C」はここ数年のF3Cのレギュレーションに合わせた機体設計がなされています。現在のF3Cは一昔前と異なり、等速感や飛行時の姿勢、そしてサウンド等の全体的な印象が点数に響きやすくなっています。これに合わせて「PDH-02C」では重量を5.5〜5.7kgと非常に軽量な機体に仕上げることで、美しく静かなフライトをおこなえる機体に仕上がっています。もちろん、近年のF3Cにある3D要素を含んだ複雑かつダイナミックな演技にもしっかりと対応しており、伸びやかで優雅な演技を楽しむことができます。

③まとめ

今回は2019年F3C世界選手権で、伊藤選手が使用して見事に優勝を果たしたPRODRONE製のF3Cヘリ「PDH-02C」を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

あらゆる演技に対応できる飛行性能と、高いメンテナンス性、そして信頼性を兼ね備えた機体である「PDH-02C」は、世界を制した実績で世界中から支持を集めているF3Cヘリとなります。これからの「PDH-02C」の活躍にぜひ期待したいところです。



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