ドローンとは異なる面白さと難しさ! RCヘリコプターの魅力

2020年6月11日

ドローンを飛ばす人の中には、ドローンからこの世界に入った人と、もともとRCヘリコプターを飛ばしていて、ドローンも飛ばすようになった、という人がいます。最近では、ドローンから入門した人も多くなってきていますが、最初期の頃は、ドローンを飛ばしていたのは、そのほとんどがRCヘリコプター経験者でした。そこで今回はドローンとは異なる魅力を持つ、RCヘリコプターについてじっくりと見ていくことにしたいと思います。



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①RCヘリコプターの構造

RCヘリコプターはマルチコプター型のドローンとは異なり、ひとつのローター(=メインローター)のみで飛行します。基本は、メインローターを回転させると浮上し、回転数を落とすと降下します。前後左右の移動は、メインローター直下に配置されたスワッシュプレートを傾けることでおこないます。前後の移動ならばスワッシュプレートを前後に傾け、左右の移動ならばスワッシュプレートを左右に傾けます。最近の機体は、このスワッシュプレートの動きを3つのサーボでおこないます。

また、機首の向きを変えるのはテールローターの役割です。テールローターは、普段はメインローターの反動トルクを打ち消す役目があるのですが、このテールローターの動きを制御することで、機首の向きを変えることができます。このように、マルチコプター型のドローンと比べると、動きを制御するための構造が複雑になっています。

②エンジン機と電動機

RCヘリコプターは、従来は模型用エンジンを積んで飛ばすものでした。一般的には2ストロークのヘリ用エンジンを搭載し、クラスも30、50、90と機体サイズによって分けられていました。しかし、15年ほど前から、エンジン機に変わって、モーターとリポバッテリーで飛ばす電動機が主流となってきました。

 

理由としてはモーターやリポバッテリー、ESCなどの電動デバイスが安価になったことや性能が上がったこと、エンジン機と比べて余計な手間がかからないこと、エンジン機よりもパワフルに飛ばせることなどが挙げられます。現在は、世界選手権や日本選手権においても、そのほとんどが電動機で占められるようになりました。

③固定ピッチと可変ピッチ

①でも少し触れましたが、RCヘリコプターは、基本的にはメインローターの回転数を上げると上昇し、下げると降下します。しかし、これは固定ピッチと呼ばれる仕組みを持った機体の特徴で、もうひとつの仕組みである可変ピッチという仕組みを採用している機体は、これに当てはまらないこともあります。

固定ピッチ機はメインローターの角度(=ピッチ角)を変更することができないもので、小型のトイヘリなどに多く採用されています。モーターの回転数を上げれば上昇し、モーターの回転数を落とせば降下します。

一方で可変ピッチ機は、メインローターのピッチ角を自由に設定できます。これによりモーター(もしくはエンジン)の回転数を落とさなくても、マイナスピッチをメインローターに設定しておくことで、機体を降下させることができます。また、マイナスピッチを付けておけば、背面飛行をおこなうこともできます。固定ピッチ機と比べて構造は複雑ですが、その分、自由自在のフライトが可能です。

④RCヘリコプターの操縦について

RCヘリコプターの操縦はドローンよりもだいぶ難しいものとなります。マルチコプター型のドローンですと、さまざまなセンサーやGPSによって、その場に留まっていたり、移動後の姿勢を戻すことも機体が担ってくれます。しかし、RCヘリコプターでは3軸ジャイロが搭載されたことで、微妙な機体姿勢の補正はおこなってくれますが、基本は自分ですべて制御しなくてはいけません。

そんなRCヘリコプターの飛行に関する一番の基本は「ホバリング」になります。機体をある一定の位置に静止させるこの技術は、基本ながら実は一番難しく、奥が深いものとなります。機体がどちらに動こうとしているか、その挙動を機体から察知して、動かないように反対の舵(=当て舵)を打つことで、機体を一点に静止させます。その場に留まっているように見せるホバリングですが、実は操縦者の手元は常に当て舵を打ち続けているのです。

⑤RCヘリコプターの魅力

そんなRCヘリコプターですが、その魅力はなんといっても自由自在に愛機を飛ばせることでしょう。前後左右上下、大空に制約はありませんので、たくさん練習して自分の好きなように飛ばせるようになると、その魅力にますます虜になることでしょう。また、メカニカルな機体そのものの魅力も忘れてはいけません。さまざまなメカを搭載して、細かくセッティングをおこない、飛びが良くなった時は非常に嬉しいもの。難しいセッティングも、それ自体がやりがいのある魅力に変わっていくはずです。

最近ではインドアで飛ばせるコンパクトサイズのRCヘリコプターも発売されており、まずはそこから入門するのも良し。もしくは450クラスあたりの中型の電動機から飛ばしてみるのも良し。ドローンとは異なる魅力を持つRCヘリコプターで、シングルローター機デビューするのはいかがでしたでしょうか?



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