高性能デュアルカメラ&LiDAR搭載ドローン「DJI Air 3S」発進!

ドローン業界を席巻するDJI。そんなDJIの空撮ドローンの中でも人気シリーズとなっているのが「Air」シリーズです。スタイリッシュかつ高性能、多機能なこのシリーズは登場時から大きな反響を呼んでいましたが、そんな「Air」に最新作「DJI Air 3S」が登場しました。

今回はさまざまな新装備を纏い登場した「DJI Air 3S」について見ていきたいと思います。



DJI-AIR3S-C2

DJI Air 3S Fly More Combo (DJI RC 2)

希望小売価格 ¥190,000(税込: ¥209,000)

販売価格 ¥190,000(税込: ¥209,000)

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DJI-AIR3S-C1

DJI Air 3S Fly More Combo (DJI RC-N3)

希望小売価格 ¥171,000(税込: ¥188,100)

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DJI-AIR3S-K1

DJI Air 3S (DJI RC-N3)

希望小売価格 ¥136,800(税込: ¥150,480)

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①「DJI Air 3S」のカメラに注目!

今回登場した「DJI Air 3S」は、撮影機能、飛行性能、安全性能すべてにおいて大幅なパワーアップを遂げたことで、マイナーチェンジとは言えないほどのアップデートを果たしています。

機体の特徴ともなっているカメラは、最先端のデュアルカメラとなっており、1インチCMOSセンサー搭載のメインカメラと、もうひとつは70mmの中遠望カメラの2つとなっており、どちらも最大14ストップのダイナミックレンジに対応している、非常に高性能なカメラユニットとなっています。

このデュアルカメラは10-bitとISO感度により画質が向上したことで、DJIのフラッグシップモデルである「Mavic3 Pro」を凌ぐほどの細部までの美しさを実現。ISO感度は最大で12800まで上げることができ、さらにD-Log M、HLGカラーモードでは最大で3200までISO感度の向上に成功し、夜景でも非常にキレイな映像を撮影することができるようになっています(夜間の飛行は特別な申請が必要です)。

また、撮影した複数の画像からパノラマショットを作り出すフリーパノラマモードは両方のカメラでおこなうことができ、自身で被写体や撮影範囲を選択できるため、非常に自由度が上がっています。もちろん、従来からある2.7K縦向き撮影、マスターショット、クイックショット、ハイパーラプスなどもしっかりと準備されていますので、オリジナリティある映像の撮影が期待できます。

そんな「DJI Air 3S」の撮影機能ですが、搭載されているメインカメラは、有効画素数50 MP、1インチCMOSセンサー搭載の24 mmメインカメラはとなっており、4K/60fps HDRと4K/120fps動画撮影、10-bit D-Log Mカラーモードに対応しています。

一方、3倍光学ズームを採用した70 mm中望遠カメラは、ポートレートや車両撮影で優れた性能を発揮。被写界深度の圧縮効果により、どんな被写体もはっきりと際立たせた映像を撮影することができます。こちらは、有効画素数48 MP、1/1.3インチCMOSセンサー搭載となっており、メインカメラと同じ動画仕様とカラーモードに対応。両カメラに同じような仕様をもたせることで、視覚的に統一感のある映像を実現し、後処理も容易なものとなっています。

②「DJI Air 3S」は安全性能と飛行性能もすごい!

そんな「DJI Air 3S」ですが、最大の注目は機首に搭載されたLiDARではないでしょうか?DJIドローンとして初となる前方に搭載されたLiDARは、機体に搭載された下方赤外線ToF(飛行時間)センサーと6個のビジョンセンサー(前面、背面、下部に2個ずつ)と合わせて使用することで、通常時だけでなく、夜間撮影時の全方向障害物検知も実現。これにより「DJI Air 3S」は、飛行中や帰還中に迫る障害物を自動で識別するだけでなく、自身で回避してくれるという、大きな安心感をフライヤーに与えてくれます。

このLiDARは自動帰還システム(RTH)にも影響を与えています。リアルタイムビジョンポジショニングと地図構築技術を搭載した「DJI Air 3S」は、十分な輝度が確保されている時点で飛行経路を記憶します。これにより、バルコニーなどの衛星信号のない場所から離陸した場合でも、安全に帰還することができ、さらに夜間などの低照度条件でも、LiDARによって高層ビルなどの障害物を検知ができるため、上方に回避するなど夜間でも安全に帰還することが可能です。

また、今回搭載されたVision Assist機能は、前方、後方、左右に加えて下方ビューも表示できるようになったことで、よりフライヤーが周辺の状況を把握できるようなっている点も見逃せません。

③まだまだあるぞ!「DJI Air 3S」のチェックポイント

「DJI Air 3S」には、今回新たに「Active Track 360°」が採用されています。これは、被写体をフレーム内に自動で維持し続け、さらに向上したトラッキング性能で機体が自動で飛行経路を算出。被写体の一部が隠れてしまったとしても、自動で最適な画角を見つけながらトラッキングを続けてくれます。

さらに撮影中に被写体がフレームの中心から外れてしまっていても、被写体にしっかりとフォーカスをあててくれる被写体フォーカス機能などは、特にマニュアルで飛ばしている際などに役立つのではないでしょうか。

そして気になる飛行時間は小型ドローンでは最高クラスとなる最大45分の飛行時間を確保。さまざまな撮影を1本のバッテリーでこなすことができそうです。

また、機体から手元のモニターまではDJI O4 HD映像伝送技術を搭載しており、日本国内では10kmのロングレンジで1080p/60fpsの10-bit映像伝送ができるようになっています。

他にも、小型機ながら42GBの内蔵ストレージを搭載。micro SDカードなしでも空撮をすぐにおこなうことができる点も嬉しいところです。

④まとめ

今回は2024年10月15日に発表されたDJIの最新空撮ドローン「DJI Air 3S」について見てきましたが、いかがでしたでしょうか?

もはやその性能はハイエンドに迫るものがあり、正直驚きを隠せません。「DJI Air 3S」は今後の空撮ドローンのひとつのスタンダードとなりうる存在として、今からその活躍に目が離せなくなりそうです。

「DJI Air 3S」が気になる方はぜひドローンステーションチェックしてみてください!



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DJI Air 3S Fly More Combo (DJI RC 2)

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