ドローンユーザー必見!最新充電器コレクション!

世界中の空を多くのドローンが飛ぶようになって久しい昨今、そのドローンたちのほとんどはリポバッテリーで飛行しており、バッテリーの進化も著しく、従来のものよりも容量が大きく、放電能力も高く、そして安全性に優れたリポバッテリーが多く登場するようになりました。

一方で、そのリポバッテリーを充電するために必要な充電器も、ここ数年で一気に進化を遂げ、さまざまな機能や仕組みが搭載されるようになったのも事実です。

そこで今回は、リポバッテリーを充電するための充電器のトレンドと、最新充電器の紹介をおこなっていきたいと思います。

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①最新充電器のトレンド

ここ数年の充電器のトレンドして挙げられるのはハイパワーかつ安全性に配慮している、という点でしょう。このうち、ハイパワーは年々その数値が上がり続けており、最大出力は小型の充電器でも一昔前の本格的な大型充電器と変わらないようなものとなってきている。また、安全性についてもバッテリーの劣化状態を確認できる内部抵抗表示機能が搭載されていたり、何か異常があった場合にすぐに充電をストップする機能など、より安全な充電がおこなえるような環境を充電器が作ってくれています。

また、最近ではあらゆるバッテリーを充電できるマルチタイプの充電器がほとんどとなっていますが、さらにハイボルテージ(高電圧)リポバッテリーを充電できる、いわゆるLi-HVモードを搭載した充電器も多くなってきました。各バッテリーの対応セル数も、リチウム系のバッテリーで1~6セル、ニッカドやニッケル水素などは1~15セル、鉛は2~20Vといったように、一般的に流通しているバッテリーのほとんどに対応したものとなっており、ひとつ手元にあればそれで事が済んでしまうほど便利で高性能な充電器が多く登場しています。

他にも、最近の充電器はLCDディスプレイやタッチパネル式のカラーディスプレイを採用し、直感的な操作ができるようになっているのも特徴のひとつです。マルチタイプの充電器はさまざまな機能が付いているので、つい操作が複雑に思えてしまいますが、昨今の最新充電器は少ない操作で迷うことなく自分がおこないたい操作ができるように設計されており、効率的かつ直感的な操作が可能な環境を提供してくれています。最新機種では誤操作がないように大きな文字で分かりやすく表示されるようになっており、機種によってはアルファベットだけでなく、カタカナ表記も選べるようになっているので、初心者でも迷うことなく操作することができるのではないでしょうか。

このようにユーザーに快適な充電環境を提供してくれる最新の充電器は、ドローンユーザーの心強い味方であり、いかに使いこなすか、腕の見せ所ではないでしょうか。それではここからは、具体的にメーカーから発売されている最新充電器をご紹介していきたいと思います。

②最新充電器紹介:ハイテック「X1 AC PLUS III」

2019年3月に発表された新型充電器で、人気シリーズ「X1 AC PLUS」の最新機となります。主な機能としてはDCサプライ機能の最大出力が60Wから80Wに向上していることが挙げられます。これにより、充電しながら他の機器に12Vを供給できるようになりました。また、バッテリーの劣化状態を確認できる内部抵抗表示機能がが搭載されていたり、バッテリーチェッカー機能で各セルの電圧を確認したりできるなど、バッテリーの健康状態を確認できる機能が充実。見やすいLCD日本語カナ表示は直感的な操作で快適な充電環境を提供してくれます。さらに、人気のDJI「Mavic Pro」の3セルバッテリーモードでは、バッテリーの状態を数値で確認できるなど、マニアには嬉しい機能も多く搭載されています。

対応バッテリー:Li-Po、Li-Fe、Li-Ion、Li-HV、Ni-MH、Ni-Cd、PB(鉛)
対応セル数:Li-Po/Li-Fe/Li-ion/Li-HV:1~6セル、Ni-MH/Ni-CD:1~15セル、PB:2~20V 、DJI Mavic Pro:3セル
入力電圧:AC 100V~240V ・ DC 11V~18V
充電電流:0.1~6A(最大80W)
放電電流:0.1~2A(最大10W)
サイズ:13511060mm
重量:390g
価格:9,500円

③最新充電器紹介:ハイテック「X2 BLACK」

この「X2 BLACK」も人気シリーズ「X2」の最新機種で、非常に使い勝手の良い充電器となっています。コンパクトな充電器ながら200W(100W+100W)/15Aの手のひらサイズの2ch充電器となっており、これ1台あれば当面のところ困ることはない、と言っても過言ではないほど便利で多機能な充電器となっています。

上面には屋外でも見やすくクッキリと視認性の優れたリバースLCD(反転液晶)を搭載。シンプルな操作で使いやすく、さらにブルートゥースで接続することで、スマートフォンのアプリで充電器を操作することができ、詳細な充放電の設定をおこなうことができます。手のひらサイズとはいえ、強力なファンと高効率ヒートシンクを内蔵しているので、連続で使用しても充電器内に熱をこもらせない作りも注目。マニアに快適な充電を味あわせてくれる便利な充電器です。

対応バッテリー:Li-Po、Li-Fe、Li-Ion、Li-HV、Ni-MH、Ni-Cd、PB(鉛)
対応セル数:Li-Po / Li-Fe / Li-ion / Li-HV : 1~6セル 、Ni-MH / Ni-CD : 1~15セル 、PB : 2~20V
入力電圧:AC 100V~240V
充電電流:0.1~3A(最大200W、100W2)
放電電流:0.1~3A(最大8W)
サイズ:12711571mm
重量:561g
価格:23,800円

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④最新充電器紹介:G-FORCE「T8 DC Smart Charger」

非常にコンパクトなサイズの最新DC充電器で、最大1000W/30Aと小ぶりながら非常にパワフルな充電器となっています。筐体は小型ですが内部には最新のテクノロジーを駆使した大容量ヒートシンクとクーリングファンを内蔵。連続で使用しても熱が溜まりにくく、常に快適な環境で充電をおこなうことが可能です。

また、高輝度かつ高精細なディスプレイを搭載しており、カラフルな画面で多くの情報を瞬時に理解することができます。もちろん日本語表示にも対応しているので、操作に不慣れでも手軽に使うことができるでしょう。

リポバッテリーは最大8セルまで充電可能で、さらにUSB出力ポートも装備しているのでアクセサリー類の充電までまかなえてしまうなど、多機能で使い勝手の良い充電器であり、小型なのでアウトドアへの持ち出しも簡単。汎用的な使い方のできる最新充電器となっています。

対応バッテリー:Li-Po、Li-Fe、Li-Ion、Li-HV、Ni-MH、Ni-Cd、PB(鉛)
対応セル数:Li-Po / Li-Fe / Li-ion / Li-HV : 1~8セル 、Ni-MH / Ni-CD : 1~21セル 、PB : 1~14S
入力電圧:DC 12V~40V
充電電流:0.1~30A
放電電流:0.1~3A
サイズ:12010058mm
重量:305g
価格:24,000円

⑤まとめ

最新の充電器事情、いかがでしたでしょうか。リポバッテリーの進化とともに発展してきたドローンだけに、そのリポバッテリーの充電をおこなう充電器も当然進化してきました。なかなか注目を集めにくいところですが、一昔前と比較すると、安全性や多機能性で大きく変化をしており、より快適な充電環境をマニアに提供してくれています。今後もどのような最新充電器が出てくるか、今から楽しみでなりませんね。

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