発売から半年を経っても衰えぬ人気 !DJI「Mavic2」の魅力

2018年8月に発表されたDJIの小型ドローン「Mavic2」。発売から半年以上経った今でも、その人気は衰えることを知らず、ドローンステーションの人気ランキングでも常に上位をキープし続けており、ベストセラードローンとして語り継がれている存在になりそうです。

なぜこの「Mavic2」はここまでユーザーから支持されるのか。これまでの機体とどこが違い、何に惹かれてしまうのか。今回はさまざまな角度から、改めて「Mavic2」の魅力を考察することにしたいと思います。

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①「Mavic2」シリーズの機体ラインナップ

ご存知の通り「Mavic2」は1種類の機体ではなく、目的に応じた4種類の機体がラインナップされています。まず、ハッセルブラッド社製の高性能1インチCMOSセンサー付きカメラを搭載した「Mavic2 Pro」。最もスタンダードなモデルにして、小型ドローンの最高峰に位置するこの機体は、さまざまな可能性を秘めた新しい時代の幕開けを告げる1機であり、ドローンによる空撮をひとつ上のレベルに引き上げることに成功した機体と言えます。

次に「Mavic2 Pro」と同じタイミングで発表された「Mavic2 Zoom」。こちらはその名の通り24-48mm光学ズームレンズを搭載した小型ドローンで、デジタルズームと合わせると、なんと最大4倍までズームができるのが特徴です。これにより近づきにくい被写体でも中遠望でスムーズに撮影することができるようになりました。

そして、前述の2機からやや遅れて発表されたのが「Mavic2 Enterprise」と「Mavic2 Enterprise Dual」という2機の産業用の機体です。「Mavic2」にさまざまなアイテムを付けて、用途に応じた装備で作業をおこなうことができる産業用途の派生型も開発され、レスキューや点検といった分野での活用が機体されています。産業用として使用されるためには、通常の機体よりもさらに高いスペックを求められることが通常なのですが、機体本体の高い汎用性と安全性が評価され、産業用の機体である「Mavic2 Enterprise」も大きな注目を集めています。

②DJI史上最高レベルの安全性

 

ドローンの安全性について常に最新のテクノロジーを惜しみなく投入してくるDJIですが、この「Mavic2」ではついに全方向障害物検知システムを搭載してきました。前後左右だけでなく、上下も検知用のセンサーを搭載することで、機体の周囲すべての角度にある障害物を検知できるようになっただけでなく、APAS(高度操縦支援システム)も搭載されており、障害物を避けるための適切な飛行経路を機体自身が自動で計画してくれる。この全方向障害物検知システムとAPASにより、「Mavic2」は非常に安全で信頼のおける小型ドローンとしての地位を確立しているといっても過言ではありません。

また、機体からアプリをインストールした手元のスマートフォンへの動画の通信距離も、最大電動距離5km(※日本国内)の1080p動画伝送が可能で最大40Mbpsの下り高速伝送かつ120msの低遅延を実現。これにより快適なFPV環境を構築しており、安全でスマートな空撮をおこなうことができるでしょう。

③オリジナリティ溢れる動画に仕上げられる豊富な撮影モード

「Mavic2」で最も注目したいのは、やはり高性能なカメラを活用した豊富な撮影モードではないでしょうか。「Mavic2」には、「アクティブトラック2.0」「クイックショット」「パノラマ」といったインテリジェント撮影モードが用意されており、初心者でもプロ顔負けのユニークでオリジナリティ溢れる動画を撮影することができます。

従来の機体にも搭載されていた、被写体を自動で追尾する「アクティブトラック」ですが、この「Mavic2」から新たに「アクティブトラック2.0」にパワーアップ。さらに高くなった被写体認識機能や追尾機能だけでなく、物陰に隠れてしまった被写体の軌道を予測して撮影を続ける機能や、高速トラッキングなど、新しいレベルでの追尾撮影をおこなうことができます。高速での追尾ができるようになったので、自動車など動きの速い被写体でもトラッキングできるようになり、ますますこの機能の活用シーンが広がったと言えます。

また、「パノラマ」撮影モードでは、「スフィア」「180度」「水平方向」「垂直方向」の4種類のパノラマモードが用意されていたり、クイックショットでは、被写体の周囲を旋回しながら撮影する「POI(Point of Interest2.0)」や、被写体の周囲が迫ってくるかのような迫力を見せることができる「ドリーズーム」、上空から螺旋のように回転しながら被写体に迫っていく映像が撮影できる「アステロイド」、さらに被写体から一度遠ざかり、再び近づくような撮影ができる「ブーメラン」など、独自のクリエイティブを簡単に撮影できてしまうところもこの「Mavic2」の大きな特徴のひとつです。

ドローンを使った空撮が一部のプロやハイアマチュアの人のものだけでなく、初心者でも手軽に本格的な撮影をおこなうことができるようにしたのは、まさに「Mavic2」の功績ではないでしょうか。

④まとめ

未だに人気が衰えず、DJIドローンの中でも有数の人気機種になりそうな「Mavic2」シリーズ。高い機体性能と安全性が担保され、プロの機材顔負けの撮影能力と飛行モードがついており、さらに折りたたむことで携帯性にも優れているとなると、人気が出ないわけがありません。これからドローンを使った空撮にチャレンジしてみたいと思っている方は、ぜひ「Mavic2」を検討してみはいかがでしょうか?

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