DJIの小型ドローン「Mavic2」vs「Mavic Air」vs「Mavic Mini」徹底比較!

2020年6月11日

10月に発表され、またたく間に注目製品となったDJIの新型折りたたみ式ドローン「Mavic Mini」。初の日本仕様モデルが登場するなど、その性能と相まって非常に話題となっていますが、同じく「Mavic」の名前を持つドローンと、どこがどう異なるのか。今回は同シリーズの「Mavic2」「Mavic Air」「Mavic Mini」を徹底比較していきたいと思います。



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①機体重量

機体重量は重い順に「Mavic2」「Mavic Air」「Mavic Mini」となっています。特に今回、「Mavic Mini」はバッテリーの容量を削ってでも日本の航空法適用外となる199gに仕上げてきました。同社が日本仕様の機体を出すのは初めてのことで、日本マーケットにかける意気込みが伝わってきます。

「Mavic2 Pro」は907g、「Mavic2 Zoom」は905gという機体重量になっています。

「Mavic Air」の機体重量は430gと「Mavic2」の半分以下となっています。

「Mavic Mini」の日本仕様は199gと、航空法の対象外となる驚異的な軽量化に成功しています。

②カメラとジンバル

すべての機体に3軸ジンバルが搭載されていますが、カメラは仕様が異なってきます。「Mavic2」は「Mavic2 Pro」と「Mavic2 Zoom」でも搭載しているカメラが異なり、それぞれの特徴に合ったシーンで活用するのが良いでしょう。

「Mavic2 Pro」は、1インチCMOSセンサー搭載で有効画素数が20MPのカメラを搭載。4K動画の撮影も可能です。

「Mavic2 Zoom」は1/2.3インチCMOSセンサー搭載で有効画素数が12MPながらデジタルズームに対応したカメラを搭載しています。

「Mavic Air」は1/2.3インチCMOSセンサーを搭載した有効画素数12MP対応のカメラを搭載。4K動画の撮影も可能です。

「Mavic Mini」は1/2.3インチCMOSセンサーを搭載した有効画素数12MP対応のカメラを搭載。2.7K動画の撮影に対応しています。

③リポバッテリー

機体重量のところでも触れましたが、「Mavic Mini」はリポバッテリーの容量を削って機体重量を軽くしています。電圧は「Mavic2」は4セル、「Mavic Air」は3セル、「Mavic Mini」は2セルとなっています。

「Mavic2」は4セル3850mAhのリポバッテリーを採用。

「Mavic Air」は3セル2375mAhリポバッテリーを採用。

「Mavic Mini」は2セル1100mAhリポバッテリーを採用。

④機体サイズ

どの機体も折りたたむことができるので非常に携帯性の高い「Mavic」シリーズですが、やはりサイズで一番小さいのは「Mavic Mini」。続いて「Mavic Air」、そして「Mavic2」となります。

「Mavic2」は、広げた状態で322×242×84 mm (L×W×H)、畳んだ状態で214×91×84 mm (L×W×H)です。

「Mavic Air」は広げた状態で168×184×64 mm (L×W×H)、畳んだ状態で168×83×49 mm (L×W×H)です。

「Mavic Mini」は本当に小さく、広げた状態で160×202×55mm(L×W×H)、折りたたんだ状態で140×82×57mm(L×W×H)となっています。

⑤飛行時間

リポバッテリーの容量やモーターやESC、機体重量によっても異なってくる飛行時間ですが、「Mavic2」は無風時に最大で31分、「Mavic Air」は21分、「Mavic Mini」は18分(日本仕様)となっています。

ついに30分以上の飛行時間を実現した「Mavic2」。プロの現場でも長い飛行時間は重宝することでしょう。

「Mavic Air」は21分の飛行時間を確保。高効率のモーターを使用し、従来の機体よりも長い飛行時間を確保しています。

「Mavic Mini」は日本仕様は18分の飛行時間となっています。リポバッテリーの容量を削って軽量化を目指したので若干飛行時間が短くなっているのは仕方ないのではないでしょうか。

⑥障害物検知システム

DJIが誇る障害物検知システムですが、やはりこういった機能はハイエンドのマシンが優れており「Mavic2」では前後左右上下すべての方向に障害物検知システムが搭載されています。一方「Mavic Air」は前後と下向き、「Mavic Mini」は下向きにのみ障害物検知システムが搭載されています。ここは「Mavic2」に一日の長があるようです。

全方向の障害物検知システムが搭載された「Mavic2」。

前後と下向きに障害物検知システムが搭載された「Mavic Air」。

下向きのみに障害物検知システムが搭載された「Mavic Mini」。

⑦まとめ

いかがでしたでしょうか?同じ「Mavic」シリーズでも、各部のスペックは大きく変わっており、自分の活用スタイルや飛行スキル、目的によって最適な機体を選ぶのが良いでしょう。今後、「Mavic」シリーズからどんな機体が登場するか、今から楽しみですね。



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