ラジコン飛行機のプロペラの種類と選び方

2023年2月20日

ラジコン飛行機を飛ばす上でプロペラは非常に重要なアイテムですが、意外とそのものについて深く考えたことがないフライヤーも多いのではないでしょうか?そこで今回は、プロペラの素材による違いや正しい選び方、プロペラそのものの扱い方などについて紹介していきたいと思います。

①素材によるプロペラの違いは?

まず、プロペラの素材による違いを見ていきましょう。プロペラには木製、ナイロン製、カーボン製などさまざまな種類の素材で作られたプロペラがあります。その素材ごとの違いを理解しておきましょう。

まず、木製プロペラですが、これは少しでもぶつけるとすぐに破損してしまうので注意が必要です。しかし、木製プロペラはがすぐに欠けてしまうことはメリットもあります。例えば着陸時にコスってしまうと、グラスファイバー製などのプロペラはその場では欠けませんが、プロペラの根元には確実にストレスが溜まっている可能性があります。そして、次のフライトで上空でに急に破損する危険性があります。ところが、木製ですと欠けてしまったので交換しなくてはいけないことがわかりますから、安全の観点から優れていることになります。



Falcon-W2E1506

15X6 電動用プロペラ(木製)

希望小売価格 ¥2,800(税込: ¥3,080)

販売価格 ¥2,800(税込: ¥3,080)

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Falcon-W2E1513

15X13 電動用プロペラ(木製)

希望小売価格 ¥2,800(税込: ¥3,080)

販売価格 ¥2,800(税込: ¥3,080)

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Falcon-W2E1610

16X10 電動用プロペラ(木製)

希望小売価格 ¥3,100(税込: ¥3,410)

販売価格 ¥3,100(税込: ¥3,410)

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Falcon-W2E1808

18X8 電動用プロペラ(木製)

希望小売価格 ¥3,700(税込: ¥4,070)

販売価格 ¥3,700(税込: ¥4,070)

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次に、大型機に搭載されることが多いカーボン製のプロペラですが、こちらは丈夫で見た目も美しく人気も高いものがあります。最近のカーボン製プロペラは、表と裏を別々に作ってそれを合わせて焼いて成型しているものが多く、強度も十分で、大型のモーターや振動のあるエンジン機にもおすすめです。さらに、木製のプロペラよりもカーボン製の方が軽量に仕上がっていることが多くあります。



Falcon-C2E14510

14.5×10電動用プロペラ(カーボン)

希望小売価格 ¥7,600(税込: ¥8,360)

販売価格 ¥7,600(税込: ¥8,360)

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Falcon-C2E1810P

18X10P 電動用プロペラ(カーボン) プッシャー

希望小売価格 ¥10,000(税込: ¥11,000)

販売価格 ¥10,000(税込: ¥11,000)

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Falcon-C2E2011P

20X11P 電動用プロペラ(カーボン) プッシャー

希望小売価格 ¥12,100(税込: ¥13,310)

販売価格 ¥12,100(税込: ¥13,310)

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Falcon-C2E2610P

26X10P 電動用プロペラ(カーボン) プッシャー

希望小売価格 ¥16,800(税込: ¥18,480)

販売価格 ¥16,800(税込: ¥18,480)

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そして、電動機のキットに付属されることも多いナイロン製のプロペラですが、性能に関しては及第点のものが多く、どちらかというとスケール重視のプロペラが多く出回っています。

ナイロン製のプロペラは、取り扱いはそれほど気を使わなくても大丈夫ですが、電動用は非常に鋭利なものになっているので、手を切ったりしないように注意が必要です。最近では、リーズナブルな価格で多くの種類が発売されていますのでサイズが出ていますので、いろいろ付け替えてみながら、その機体に合ったベストなものを見つけていく作業は楽しいものです。

最後に、素材とは異なりますが、電動用とエンジン用の違いについても触れていきたいと思います。電動用とエンジン用では同じサイズでもプロペラそのものの形状に大きな違いがあります。比較してみると一目瞭然ですが、電動用は造りが華奢になっているものが多い印象です。明確な根拠はないものの、電動用は軽さと効率を優先し、エンジン用は振動があることから、剛性をしっかりと確保していると考えます。



Falcon-C2D1608

16X8 エンジン用プロペラ(カーボン)

希望小売価格 ¥8,700(税込: ¥9,570)

販売価格 ¥8,700(税込: ¥9,570)

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Falcon-C2D1810

18X10 エンジン用プロペラ(カーボン)

希望小売価格 ¥9,300(税込: ¥10,230)

販売価格 ¥9,300(税込: ¥10,230)

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Falcon-C2D2006

20X6 エンジン用プロペラ(カーボン)

希望小売価格 ¥10,300(税込: ¥11,330)

販売価格 ¥10,300(税込: ¥11,330)

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Falcon-C2D2210

22X10 エンジン用プロペラ(カーボン)

希望小売価格 ¥12,000(税込: ¥13,200)

販売価格 ¥12,000(税込: ¥13,200)

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②機体の合った正しいプロペラの選び方は?

次に、その機体に合った正しいプロペラの選び方を見ていきたいと思います。まず、エンジン機の場合だと、ある程度幅はあるものの、メーカー推奨のプロペラサイズが指定されています。その幅の真ん中のサイズでまず飛ばしてみて、引きが足りなかったり、負荷がかかっているような状況ならば違うサイズのプロペラに変更してみましょう。エンジンがプロペラをしっかりと回し切るようなサイズのプロペラを選ぶことが大切です。

一方、電動機はエンジン機に比べて選定が難しくなります。モーターはさまざまなサイズのものが流通しており、しかもそれらはKV値が異なっています。そんな中でプロペラを選ぶ際は、機体の重量と地上とプロペラの軸との距離を確かめましょう。これは電動用プロペラはエンジンと比べて大きく、クリアランスが充分にないと取り付けられない可能性があるためです。そのデータと、使用するモーターとKV値を確認し、プロペラのサイズを選んでいきましょう。

まず、機体サイズと全備重量を確認します。次にモーターとプロペラ、アンプ、バッテリーなどを組み合わせて推力を計測します。特にアクロなどせず、普通のフライトスタイルの場合は、推力が機体の全備重量と同じかやや下になる程度のプロペラにします。逆に、パワフルにガンガン飛ばしたいという場合は推力が全備重量より2~3割高めになるプロペラにします。ポイントとしては、普段から使ったモーターやアンプ、バッテリー、プロペラによる推力の違いを計測しておくこと。これにより、同じようなサイズの海外製キットなどを購入した時に、プロペラ選びの基礎データとなるからです。

③まとめ

今回はラジコン飛行機のプロペラについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

プロペラを選ぶ際は、その機体に合ったものを選びたいところですよね。例えばカッコいいスケール機ならば、効率は悪いものの実機同様のマルチブレードでスケール感を損ねないようにしてみたりすることも、フライヤーのセンスが問われるところです。

あまり深く考えたことのないプロペラですが、ラジコン飛行機の重要アイテムのひとつとして、機体にベストチョイスのプロペラを取り付けて、快適な飛行を実現してください!