知っておきたい!電動飛行機取り扱いの注意点

2023年2月10日

現在のラジコン飛行機において、電動機は非常に多くのシェアを占めており、さまざまな機体や周辺機器が発売されていて、多くのフライヤーが電動機の飛行を楽しんでいます。

しかし、そんな電動機を初めて飛ばしたり、あまり経験がない方ですと、飛ばす上での注意点を意外と理解していなかったりします。

そこで今回はラジコン飛行機における電動機の取り扱いの注意点について、紹介していきたいと思います。

①電動機とエンジン機の違い

ラジコンフライヤーが、電動機を初めて取り扱う場合、どこに注意すれば良いのでしょうか。

まず、エンジンと電動の大きな違いはエンジンは動きが見えるが、電気はその姿が見えない、という点です。エンジンは自分でプラグヒートして、スターターで回転させるまで決してエンジンが始動することはありません。しかし、電動の場合、動力用バッテリーをつないだ瞬間に、モーターが回転し始める可能性があります。電気はその姿を見ることができないので、不意にモーターが回転しないように、スロットルが下がっているか、アンプの設定はあっているか、プロポのモデルは間違いないか、など動力用バッテリーをつなげる前に必ず確認するようにしましょう。

他の大きな違いとしては、電動機はバッテリーの残量が少なくなると、急にパワーがダウンすることがある点です。上空で戻ってこれる距離ならば良いのですが、パワーダウンに気づかず遠くへ持っていってしまうと、バッテリー切れで帰ってこれなくなる場合があります。また、最後まで使い切ってしまうとリポバッテリーが壊れる原因となります。エンジンの場合はガス欠寸前までパワーが落ちることはありませんが、電動機の場合、パワーダウンを感じたらすぐに降ろすようにしましょう。

バッテリーの残量は、テストフライトをおこない、飛行時間を計測してから機体を降ろし、バッテリー残量を計測して、何分のフライトで容量がどのくらい減ったかを把握して、プロポのタイマー機能を使って余裕を持った飛行時間設定をおこなうようにすると、安心して飛ばすことができます。

また、最近のモーターやリポバッテリーはパワーがあるので、パワーに頼ったフライトをしてしまうことがあります。しかし、特にスケール機などはその機体にあったスケールライクな飛びが魅力なはずなので、パワフルに飛ばすだけでなく、その機体らしい飛びをすることも、ラジコン飛行機を飛ばす上での楽しみです。



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②電動飛行機のメンテナンス

電動機はエンジン機と異なり、電動機は排気ガスによる汚れがなく、飛行後の拭き取りがなく、メンテナンス不要だと思われがちですが、電動機なりにメンテナンスは必要です。ただ、電動機はエンジンの振動がないため、メカや各部ビスの緩みが少なく、ある程度の期間でしっかりと見ておけば大きな問題になることは少ないでしょう。

一方、注意したいのはメカ類の熱対策です。モーターやアンプ、バッテリーが飛行後に異常に熱い場合は風を当てるなど熱対策を施すか、アンプなどはもうワンクラス上のものにするなど、余裕を持ったスペックで飛ばすようにしましょう。

また、飛行後はリポバッテリーの様子もしっかりとチェックしましょう。リポバッテリーに負荷をかけると、リポバッテリーが膨らみ始めてしまいますが、多少の膨らみは目を瞑って使い続けていないでしょうか?

しかし、バッテリーが膨らむということは何かしら不具合が発生しているということです。特に多い原因はリポバッテリーが空になるまで使い切ってしまうパターンです。ギリギリまで飛ばしたいのは分かりますが、早めに降ろして、飛行後は残量をチェックし、安全な飛行時間を計測して、プロポのタイマー機能を使って次回の飛行から管理するようにしましょう。

なお、膨らんだリポバッテリーは塩水に泡が出ないようになるまで漬けて、各自治体で定められている方法で処分するようにしましょう。



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③電動飛行機を飛ばす際の注意点

電動飛行機を飛ばす際は、いくつか注意点があります。まず、エンジン機と異なり音がしないため、自分がこれから飛行機を飛ばすことを周囲に伝えてから離陸を開始するようにします。電動機は意外とモーターを回転させるまで、その機体が動くということが分からないもので注意が必要です。

また、飛行前は必ずバッテリーの充電状態を確認するようにしましょう。前回充電したから…という記憶を頼りに飛ばしてみるとまったく充電されておらず、すぐにパワーダウンで墜落してしまうような事象が多くあります。バッテリー残量のチェックは数秒で終わるものなので、必ず確認するようにしましょう。

また、電動飛行機ではモーター、アンプ、バッテリーがかなり熱くなることがあります。特にカウリングで覆われた内部は風が当たらず、高温になってしまいがちです。飛行後は熱の具合をチェックして、必要ならば切り欠きなどを開けて、風を当てるなどして温度対策をしっかりおこないましょう。

上空での飛行では、電動機はエンジン機と異なり、レスポンスが良いのでスロットルの反応がすぐに出がちです。一方、エンジン機はややレスポンスが遅れて出て来るので、直前にエンジン機を飛ばしていた場合は、スロットルレスポンスに注意するようにしましょう。

④まとめ

今回は、ラジコン飛行機における電動機の取り扱いの注意点を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?現在のラジコン飛行機において圧倒的なシェアを誇る電動機ですが、今回紹介したポイントをしっかりと把握して、安全で軽快なフライトを楽しんでください!



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