静岡ホビーショー直前!Futaba(双葉電子工業)2024年春の新商品が熱い!
ラジコンやドローンマニアにとって春の楽しみといえば静岡ホビーショーではないでしょうか?毎年5月のゴールデンウィーク明けに静岡市のツインメッセ静岡で開催されるこのイベントは、ラジコンだけでなく、プラモデルや鉄道模型、ミニ四駆、モデルガン、フィギュアなど、あらゆるホビージャンルを集めたショーとして、毎年多くの来場者で賑わいます。
そんな静岡ホビーショー2024は5月11日12日が一般公開日となっていますが、それを前にして、ラジコン業界の雄であるFutabaから新商品がいくつも発表になっています。そこで今回は、そんなFutabaの春の新商品を紹介していきたいと思います。ホビーショーに行く人も行かない人も、ぜひ注目の製品をチェックしてみてください。
①T26SZ
今回、フタバで最も注目されている新商品がこの「T26SZ」でしょう。空ものラジコン用プロポの新作として非常に気になる「T26SZ」は、ベストセラープロポであった「T18SZ」の後継として登場したプロポで、「T32MZ WC」と「T16IZ Super」の間を埋めるプロポとなります。
ラインナップは飛行機用とヘリ用それぞれで送信機のみ、受信機が付属したT/Rセット、そして920MHzモジュールとセットになったT26SZ+TM-18セットの全6種類。T/RセットはR7308SB受信機が付属します。
このプロポの特徴は、新通信システムFASSTest 26chを搭載し、さまざまなフライトシーンに高い信頼性で対応できることと、ハイエンドモデルのみに搭載されていた高速レスポンス非接触ポテンショメータを搭載していること、そしてワイヤレストレーナーに対応している点、さらにはフライトシミュレータに接続してゲームコントローラーにも対応可能な点でしょう。
本記事執筆時点では販売開始時期は後日発表となっていますが、今から「T26SZ」の活躍に目が離せなさそうですね。
②BLS-A600
このサーボはS.BUS方式を採用した飛行機用小型ブラシレスサーボです。Futabaのハイパフォーマンスサーボシリーズとして高い評価を得ているBLSシリーズですが、新たに飛行機用の小型サーボが登場しました。S.BUS方式を採用し、メタル終段ギヤ、mメタル1-4段ギヤを採用するなど信頼性に富んだサーボとなっています。
③CGY770R
静岡ホビーショーに先駆けて登場したS.BUS2システムに対応した受信機、3軸ジャイロ機能、ガバナ-機能を一体化した新デバイスで、新システムUR(ウルトラレスポンス)モード対応。ヘリ用URモード対応のサーボとの組合せで、より高速なレスポンスが得られます。ジャイロ、ガバナ-共に最高速の制御方式を採用し、ジャイロの単独動作も可能です。なお、URモードを使用するには「HPS-HC701」「HPS-HT700」をご使用ください。また、ヘリ用URモードへの設定は「CGY770R」と「GPB-1」でおこない、プロポ側での設定操作はありません。
④BLS-CM600
ここからはRCカー用の新製品について紹介していきます。まず最初に紹介するのはURモード対応1/12EPカー用S.BUS方式に対応したブラシレスサーボ「BLS-CM600」です。このサーボが対応しているURモードはSRモードよりさらに高い駆動周波数に設定が可能なモード(SRモードにも対応)で、F-4G使用時は、S.BUSパラメーターのストレッチャー及びブーストが細かく設定可能です。なお、URモードは 「T10PX」と「R404SBS/SBS-E」の送受信機アップデート最新バージョンにてURモードが使用可能です。
⑤S-C400
こちらはURモードに対応した、EPツーリングバギー用のS.BUS方式ロープロデジタルサーボです。URモードとSRモード両方に対応しており、メタル2-4段ギヤ、アルミ終段ギヤを採用した最新サーボです。
⑥S-C300
こちらもURモードに対応した、電動カー用のS.BUS方式ミドルクラスデジタルサーボです。URモードとSRモード両方に対応しており、メタル2-3段ギヤ、アルミ終段ギヤを採用した最新サーボです。
⑦まとめ
今回は2024年春に相次いで発表されたFutabaの新作アイテムを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?静岡ホビーショーに向けて、空もの、車用とラインナップの充実化が図られ、実際に目で見てみたい製品が多く誕生した感があります。静岡ホビーショーの様子はこのブログでもレポートしていきたいと思いますので、その際はまたぜひチェックしてみてください!