人気ESCシリーズKONTRONIK「KOSMIC」&「KOLIBRI」に新ラインナップが追加!

一昔前ならいざ知らず、現在のRC飛行機やRCヘリ、そしてドローンはそのほとんどをモーターとバッテリーで飛ばす、電動機の時代となっています。以前はパワーがなかったり、飛行時間が短かったり、デバイスごとに非常に高価だったりしたことで敬遠されていた電動機ですが、現在ではすっかりその覇権を握り、F3AやF3Cの世界選手権でも、フライヤーのほとんどが電動機を使う時代となりました。

そんな電動機に必ず必要となるデバイスがESCです。アンプやスピコン(スピードコントローラー)と呼ばれることもあるこのデバイスは、モーターの回転数をコントロールするという非常に重要な役割を担っています。

そんなESCの中でも、トップフライヤーに特に人気なのがKONTRONIK製のESCです。これまでも大容量のものやさまざまな機能が搭載されたハイエンドモデルなどをリリースし、マニアの支持を集めていた同社のESCですが、今回そのラインナップにさらに4種類加わったので紹介していきたいと思います。



KON4817

KOSMIK 170 HV-I

希望小売価格 ¥85,800(税別)

¥85,800(税別)

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KON48210

KOSMIK 210 HV-I

希望小売価格 ¥96,200(税別)

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KON4350

KOLIBRI 90 HV-I

希望小売価格 ¥51,800(税別)

¥51,800(税別)

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KON4360

KOLIBRI 140 HV-I

希望小売価格 ¥68,100(税別)

¥68,100(税別)

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①「KOSMIK 170 HV-I」&「KOSMIK 210 HV-I」

以前よりトップフライヤーを中心に人気のあったKOSMIKシリーズ。ここに新たに「KOSMIK 170 HV-I」&「KOSMIK 210 HV-I」という2種類が加わりました。

まず「KOSMIK 170 HV-I」ですが、こちらは5セル〜14セルのリポバッテリーに対応するハイエンドのESCで、その名の通り170Aの連続電流を流すことができます。もうひとつの「KOSMIK 210 HV-I」ですが、こちらは5セル~14セルのリポバッテリーに対応するハイエンドのESCで、その名の通り170Aの連続電流を流すことができます。3Dフライトや大型機のアクロ飛行などパワーのいるシーンでもしっかりと対応できるESCとなっています。しかも、2つのBECポートが用意されており、5〜8V、最大20A(210 HV-Iは最大30A)で調整可能なだけでなく、HVサーボにも対応しているのが嬉しいところです。

そしてフライヤーによってありがたいのは、テレメトリー機能が搭載されていることでしょう。飛行している自機の状態がリアルタイムでわかるというのは、フライヤーにとって大きなメリットであり、Futaba、Multiplex、Graupner、Mikado、Jetiといった主要どころのプロポにテレメトリーデータを外部機器不要で送信することができます。

他にも以下のような機能が搭載されており、うまく使いこなすことでモーターの設定を自分好みのものに合わせつつ、安全に飛行させることができるはずです。

・オートプログラミング機能
・送信機にてプログラム可能
・ガバナーコントロール機能
・オートローテーション回避モード
・過熱保護機能
・低電力カットオフ機能
・バッテリーセル数の自動認識: Li-Lon / Lipo / NiCd / NiMh / LiFe
・セル単位でのカットオフ電圧変更可能
・電流・電圧など様々なデータの記録機能
・アンチスパーク装備

このESCはRC飛行機、RCヘリ、グライダー、RCカー、ボートなどさまざまなシーンで活用することができますが、特に上記の「ガバナー制御」については、RCヘリフライヤーならぜひ使って頂きたい機能です。他のESCのものより扱いやすく、ガバナー制御をおこなうことで非常に安定した飛行をすることができます。また、マイクロSDカード対応なので、データの記録や分析も可能です。

②「KOLIBRI 90 HV-I」&「KOLIBRI 140 HV-I」

一方、「KOLIBRI 90 HV-I」&「KOLIBRI 140 HV-I」は、やはりKONTRONIKが開発した最新ESCでKOSMIKシリーズよりややリーズナブルな価格設定となっていますが、そのパワフルさはやはりKONTORONIK製。使いやすさとパワーが両立したESCとなっています。

「KOLIBRI 90 HV-I」は、7セル〜12セルのリポバッテリーに対応したESCで、90A連続電流に対応したものとなっています。連続で大電流を流すヘリの3DやRC飛行機のアクロ飛行といったシーンできっと活躍してくれるはずです。もうひとつの「KOLIBRI 140 HV-I」は、2セル〜6セルのリポバッテリーに対応し、140Aという大電流を連続で流すことができるESCです。双方ともBECを取ることができ5〜9V、最大30Aに対応。もちろんHVサーボにも使用可能です。

こちらの「KOLIBRI 90 HV-I」&「KOLIBRI 140 HV-I」も、先ほど紹介したKOSMIK 170 HV-I」&「KOSMIK 210 HV-I」同様、多くの機能を搭載しており、自機に合わえたセッティングが可能だったり、安全面でESCが機体を守ってくれるため安心して飛行させることができます。

・オートプログラミング機能
・送信機にてプログラム可能
・ガバナーコントロール機能
・オートローテーション回避モード
・過熱保護機能
・低電力カットオフ機能
・バッテリーセル数の自動認識: Li-Lon / Lipo / NiCd / NiMh / LiFe
・セル単位でのカットオフ電圧変更可能
・電流・電圧など様々なデータの記録機能

こちらの「KOLIBRI 90 HV-I」&「KOLIBRI 140 HV-I」にも、外部機器が要らないテレメトリー機能が用意されており、自分の手持ちのプロポに自機の状態をリアルタイムで送ることが可能です。「KOLIBRI 90 HV-I」&「KOLIBRI 140 HV-I」は、「KOSMIK 170 HV-I」&「KOSMIK 210 HV-I」よりもサイズが小さいため、搭載する機体を選ばないのも大きな特徴でしょう。

③まとめ

今回紹介した「KOSMIK 170 HV-I」&「KOSMIK 210 HV-I」と「KOLIBRI 90 HV-I」&「KOLIBRI 140 HV-I」は、ともに次世代のESCと言っても過言ではない、充実した内容となっています。また、ESCのソフトウェアをオンラインでアップデートできたり、KONTRONIKのモードプログラミングを採用したことで、セッティングも非常に簡単に終えることができ、短時間でさまざまなアプリケーションが使えるようになるなど、ハイエンドモデルながら使い勝手の良さも抜群です。これから電動の大型機を飛ばす予定のあるフライヤーは、ぜひKONTRONIKの新ESCを体験してもらいたいと思います。



KON4817

KOSMIK 170 HV-I

希望小売価格 ¥85,800(税別)

¥85,800(税別)

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KON48210

KOSMIK 210 HV-I

希望小売価格 ¥96,200(税別)

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KON4350

KOLIBRI 90 HV-I

希望小売価格 ¥51,800(税別)

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KON4360

KOLIBRI 140 HV-I

希望小売価格 ¥68,100(税別)

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