アナタに最適な1台を見つけよう! 最新アクションカメラレビュー!

2020年8月23日

ここ数年ですっかり市民権を得た感のあるアクションカメラ。記録を残すのではなく、体験を共有するための目的で作られたこのカメラは、エクストリームスポーツを楽しむ人たちからそのブームが発生し、今ではさまざまなシーンで活用される大人気ガジェットとなりました。

そこで今回はそんなアクションカメラの最新機種であるGo Pro「HERO8 Black」、DJI「OSMO ACTION」、「INSTA360 ONE R 4K wide angle」、「INSTA360 ONE R 1インチ」の4つを徹底比較。それぞれの特徴から購入する際のヒントまで、幅広くお届けしていきたいと思います。



INSTA360-ONER-K2

INSTA360 ONE R 1インチ版

希望小売価格 ¥62,000(税別)

¥62,000(税別)

詳しくはこちら



INSTA360-ONER-K3

INSTA360 ONE R 4K版

希望小売価格 ¥36,000(税別)

¥36,000(税別)

詳しくはこちら



DJI-OSMOA-K1

OSMO ACTION

希望小売価格 ¥41,500(税別)

¥41,500(税別)

詳しくはこちら

①パワフルアクションカム「INSTA360 ONE R 1インチ」!

まず紹介していきたいのが「INSTA360 ONE R 1インチ」です。ここに来て飛ぶ鳥を落とす勢いの「INSTA」シリーズですが、この「INSTA360 ONE R 1インチ」はその中でもフラッグシップモデルとして発売前から大きな注目を集めていました。

その特徴は何と言ってもレンズの老舗であるライカと共同開発したレンズを搭載していること。定評のあるライカの光学技術に商品名にもなっている1インチセンサーをが組み合わさり、アクションカメラとしては最高峰の画質を実現。5.3Kの高画質映像で撮影できるので、細部までしっかりと、リアルに捉えることができます。

また、4Kならば60fps、1080pならば120fpsでの撮影が可能なので、非常にスムーズで流れるような映像を撮影することができるだけでなく、FlowState手ブレ補正機能を搭載しているのでジンバルなしでも美しい映像が撮影でき、スマートシーン検出アルゴリズムと1インチセンサーによって暗い場所でも滑らかな映像を残すことが可能です。さらに「スターラプスモード」を搭載し、露出設定を自動的に調整しながら星の軌跡をタイムラプスで撮影することができるなど、非常に豊富な機能を持っています。

もちろん防水機能も万全で、IPX8の防水規格を持っており、最大で5メートルまで防水に対応。アクションカメラの場合、海やプールの中、そして撮影が雨の中といったシチュエーションも考えられますが、まったく問題になることはないでしょう。

ボディはかなりしっかりとした造りとなっており、まさにアクションカメラというスタイルは多くの層から支持を集めそうな「INSTA360 ONE R 1インチ」。ぜひ一度その性能を体感してもらいたい1台です。

②広角レンズで幅広く!「INSTA360 ONE R 4K wide angle」

一方こちらの「INSTA360」は、4K広角撮影が可能なモデルです。エクストリームスポーツや特別な経験をしている場合、周囲の状況も含めて体験を共有したくなるものですが、この「INSTA360 ONE R 4K wide angle」を使えばそんな目的も簡単に達成することができるでしょう。

「INSTA360 ONE R 4K wide angle」は広角レンズを使ってダイナミックで迫力ある映像を撮影するために作られたカメラで、広角レンズを採用しながらFlowState手ブレ補正機能を搭載していることで、ジンバルなしでも非常に安定した映像を撮影することが可能です。

また、「INSTA360 ONE R 4K wide angle」には選択した被写体をAI型追跡アルゴリズムによって被写体を画面のセンターに常にロックすることが可能です。万が一、被写体が障害物等で見えなくなってしまっても、再度姿を見せたところでディープトラッキングを活用し、すぐに追跡を再開してくれます。被写体がよく動くものだったりする場合、こういった機能を活用することで効率的に撮影をおこなうことができるはずです。

この「INSTA360 ONE R 4K wide angle」や「INSTA360 ONE R 1インチ」は、次世代のアクションカメラとして非常に注目が集まっています。今後の動きを注視していきたいと思います。

③使い勝手が抜群!DJI「Osmo Action」

こちらはドローンで有名なDJIが作り上げた初のアクションカメラです。実物を見ると分かりますが、前後に大きなディスプレイが付いています。このデュアルスクリーンにより、さまざまな操作が直感的におこなえるようになっており、小さなアクションカメラの中でもその使い勝手の良さはズバ抜けています。

この「Osmo Action」には、DJIがドローンで培ってきた高度な映像ブレ補正技術が採用されています。今回新しく開発された「RcokSteady」機能は、EIS(電子式映像ブレ補正)と非常に複雑なアルゴリズムを組み合わせ、激しいアクションが続くような動画でもブレのない安定した映像を撮影することが可能です。

カメラ自体は4K 60fps 100Mbpsに対応しており、非常に美しいシーンを撮影することができるだけでなく、多くのクリエイティブな撮影モードを使うことで、オリジナリティ溢れるムービーを撮影することができるでしょう。具体的には「8倍スローモーション」や「カスタム露出設定」「タイムラプス」「タイマー撮影モード」などが用意されており、自分の撮影するシーンに応じてうまく使い分けることで、他人とは異なった独自の動画を撮影することができるのではないでしょうか。

また「Osmo Action」は非常に堅牢な造りとなっており、最大で11mまでの防水性を持ち、マイナス10℃まで対応可能な耐熱・耐寒性に優れたバッテリーを採用。冷却システムも非常にしっかりとしており、長時間の撮影も安心しておこなえます。

ドローンやカメラのスタビライザーで培ってきたテクノロジーを駆使したDJI「Osmo Action」は、これからさまざまなシーンで活躍していくことでしょう。

④アクションカメラの老舗Go Pro「HERO 8 Black」!

アクションカメラといえばGo Proの「HERO」シリーズを思い出す人も多いのではないでしょうか?最新作である「8」ではデジタルレンズを採用し、シーンやアクティビティに応じて切り替えることで最適な視野角に設定が可能。さらに、前作に搭載されていた安定化機能である「ハイパースムーズ」をパワーアップさせた「ハイパースムーズ2.0」を搭載。これにより、ブレのない安定した撮影ができるようになっています。

また、その名のとおり現実離れした映像が撮影できる「タイムワープ」機能やコントラストを引き上げてブレを除き、ダイナミックな映像を撮影可能なスーパーフォト+校正王HDR、そして撮影の前後1.5秒を90枚の静止画として撮影し、その中から最も良い1枚を抜き出すか、それとも3秒間の4Kビデオクリップとしてシェアすることもできます。

さらに、夜の神秘な様子を映像で撮影できる「ナイトラプスビデオ」機能や、推進10mまで対応可能な耐久性と防水性も素晴らしく、安心して現場で活用できるのではないでしょうか。

⑤まとめ

今回は人気のアクションカメラについて、4機種を紹介してきました。この4機種については、徹底比較した映像をポラリスエクスポートのYouTubeチャンネルに投稿していますので、そちらもぜひ見ていただければと思います。

今後もアクションカメラの勢いはますます大きくなることが予想されます。この中からどの機種が覇権を握るか、非常に楽しみですね。



INSTA360-ONER-K2

INSTA360 ONE R 1インチ版

希望小売価格 ¥62,000(税別)

¥62,000(税別)

詳しくはこちら



INSTA360-ONER-K3

INSTA360 ONE R 4K版

希望小売価格 ¥36,000(税別)

¥36,000(税別)

詳しくはこちら



DJI-OSMOA-K1

OSMO ACTION

希望小売価格 ¥41,500(税別)

¥41,500(税別)

詳しくはこちら