スマホ用ジンバルの新しい形!DJI「Osmo Mobile 7」シリーズ登場!

2025年2月19日

DJIからまた新しい注目の製品が発表となりました。シリーズ最新作となるスマホ用ジンバル「Osmo Mobile 7」です。自身のスマホを搭載して、さまざまな撮影が可能となるスマホ用ジンバルの人気シリーズが、多くの点でパワーアップを果たし帰ってきました。今回はこの「Osmo Mobile 7」シリーズを細部まで紹介していきたいと思います。

①「Osmo Mobile 7」ここに注目!

今回の「Osmo Mobile 7」シリーズは、「Osmo Mobile 7P」と「Osmo Mobile 7」の2種類がラインナップ。この中で「Osmo Mobile 7P」には、シリーズ初となる多機能モジュールが付属されます。この多機能モジュールには、インテリジェント追尾機能、照明機能、そしてDJI Mic Miniの音声受信機能がひとつのコンパクトなユニットに統合されています。モジュール自体はマグネット式のクリップデザインで容易に着脱できるようになっており、リモートジェスチャーにも対応するなど、多くの機能によって「Osmo Mobile 7P」の性能をフルに引き出してくれます。

そんな「Osmo Mobile 7」ですが、これまで培ってきたテクノロジーを凝縮した堅牢な3軸ジンバルによる手ブレ補正機能を搭載し、安定した美しい映像を手軽に撮影することができます。また、トリガーボタンを3回押すだけで、スマートフォンの背面のリアカメラが撮影者の方を向くことで、シームレスに風景と自身を撮影することができるようになるなど、Vlog撮影をするユーザーにとってますます使いやすいスマホ用ジンバルとなっています。

特に注目などが「Osmo Mobile 7」に搭載されたアクティブトラック7.0でしょう。更に進化したアクティブトラックでは、どのように動いたり、方向を変えたりしても、ジンバルが自動で調整し、常に撮影者の動きを追尾して、スポットライトを当て続ける被写体トラッキング。ジンバルが複数の被写体をスマートに検出し、簡単なタップ操作で被写体にロックオンし、追尾を開始するスマートキャプチャ。そして、複数の被写体がいるシーンでも、ジンバルは友人、家族、ペットなど、撮影者がフォーカスしたい被写体を正確に捉え続けてくれるトラッキング機能など、より正確な追尾ができるようになっているのは大きなメリットでしょう。

また、前述のように多機能モジュールを使うことで、ジェスチャーで「Osmo Mobile 7」を操作することもできます。さらにショットガイド機能を使うと、撮影シーンを自動で分析して、最適な撮影シークエンスを「Osmo Mobile 7」が提案してくれる機能も搭載されました。

さらに、豊富な撮影モードでオリジナリティ溢れる映像を撮影できるのも「Osmo Mobile 7」の特徴です。PTFモードは、カメラを上下や斜め方向に動かして撮影する際に優れた性能を発揮してくれますし、FPVモードでは、カメラビューはジンバルの全方向の動きに追従してくれます。他にもPFモードではカメラはジンバルのパン軸の動きのみ追従し、チルト軸とロール軸は安定した状態を保ってくれますし、スピンショットモードでは、ジョイスティックを左または右に倒してカメラビューの回転を制御し、躍動感のある映像を撮影することが可能です。

そして今回の「Osmo Mobile 7」でも、タイムラプスやパノラマ撮影、ダイナミックズーム撮影も準備されていますので、この「Osmo Mobile 7」ひとつで非常に幅の広い撮影をこなすことができるでしょう。

②使い勝手も大きく向上した「Osmo Mobile 7」

今回の「Osmo Mobile 7」シリーズでは、欲しかった機能も多く搭載されています。まず、内蔵の三脚です。「Osmo Mobile 6」までは付属の三脚を取り付ける形でしたが、今回の「Osmo Mobile 7」からは追加のアクセサリー不要でグリップの下部部分を展開するだけで簡単に三脚になります。いちいち三脚アクセサリーを持ち歩かなくていいのは嬉しいところです。

また、今作でも内蔵の延長ロッドは健在。これによってセルフィーを撮る際でも、伸ばせばすぐに撮影できるので、大人数での撮影やVlog撮影などもスムーズにおこなうことができるでしょう。

そして、何より嬉しいのがUSB-Cポートを使った「Osmo Mobile 7」からスマートフォンの充電が可能になっている点です。「Osmo Mobile 7」は燃費がよく、最大10時間の撮影が可能ですが、その間にスマートフォンのバッテリーがなくなってしまう可能性があります。そういった時に余裕のある「Osmo Mobile 7」から電源を供給して、スマートフォンの充電をおこなうことで、長い撮影でもスマートフォン、ジンバルともども電源の心配なく撮影をおこなうことができます。

もちろん、シリーズで踏襲されているクイック展開、クリック起動もより洗練されています。マグネット式のクランプはスマートフォンの取り付けが非常に簡単で、ジンバルは広げるだけですぐに電源がオンになり撮影がスタートできます。また、ペアリングされているスマートフォンを取り付けると、インストールしてあるDJI Mimoアプリが自動で起動するのも見逃せません。気になるシーンを逃すことなく、撮影をすぐに開始できるのは「Osmo Mobile 7」の使い勝手の良さの象徴と言えるでしょう。

③まとめ

今回はDJIから新しく発表された「Osmo Mobile 7」シリーズを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?細部まで欲しい機能がしっかりと搭載され、確かな進化を遂げている「Osmo Mobile 7」。これひとつで自分のスマホ撮影の可能性がグッと広がるとなると見逃せない一品です。

ぜひこれを機会に、スマホ用ジンバルの進化を実感してみてはいかがでしょうか?



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