DJIから超小型の折りたたみ式ドローン「Mavic Mini」が登場！
DJIは10月31日に新型の空撮用ドローン「Mavic Mini」を発表しました。この機体は、その名前で分かる通り折りたたみ式ドローン「Mavic」シリーズの最新機であり、DJI史上最も軽量かつコンパクトな機体として早くも大きな注目を集めています。
今回はそんな「Mavic Mini」について紹介していきたいと思います。
①「Mavic Mini」日本特別モデル
「Mavic Mini」ではDJIで初めて日本特別モデルが用意されました。このモデルは重量が199gとなっており、航空法の規制対象外となります。もちろん安全には十分に注意していただきたいですが、より気軽に飛ばすことができるのは嬉しいところですね。
この「Mavic Mini」は、限界まで軽量化した構造となっており、非常に軽量でコンパクトなモデルです。持ってみると本当に重さを感じさせないものとなっており、折りたたみ式のため携帯性も抜群。どこへでも持っていけますし、どこでも飛ばすことができます。
②カメラ性能とジンバル
超小型の「Mavic Mini」ですが、なんとカメラには1/2.3インチCMOSセンサー搭載のものが採用されており、超高画質な映像を撮影することができます。動画は2.7K30fpsや1080p/60fps動画に対応しているだけでなく、12MPの静止画も撮影することができます。
また、小型機ながらカメラは3軸ジンバルに取り付けられているのも大きな特徴です。これにより非常に落ち着いたブレのない映像を残すことができるようになっています。これまでの常識を覆す、超小型機に3軸ジンバル搭載という快挙を、ついに「Mavic Mini」で実現したことになります。
③高い飛行性能
この「Mavic Mini」は自重が軽いこともあり、最大で18分もの飛行時間を確保しています。これは超軽量設計とパワフルな高品質モーターが噛み合って実現したもので、出先でも十分に飛ばすことができるのではないでしょうか。
また、GPSレシーバーと下方ビジョンセンサーによって、屋内外問わず安定したホバリングをしてくれるのも見逃せないポイントです。小型機なので風に弱い印象がありますが、そこを最新のテクノロジーでカバーすることで、美しい映像を残すことができるようになっています。
④新しいアプリの登場
「Mavic Mini」を操縦するためには、スマートフォンにインストールした専用のアプリが必要となります。新しく設計された「DJI Fly」アプリでは、アプリ内にさまざまなチュートリアムが用意されているので、ドローン初心者でも安心して利用することができ、スムーズにステップアップしていくことが可能です。また、アプリには編集ができる機能がいくつか用意されていますので、これを使ってオリジナリティ溢れる作品に仕上げることも可能です。
⑤4種類のクイックショット
今回の「Mavic Mini」には、4種類のクイックショットが用意されており、簡単に複雑なカメラワークで、オリジナリティに満ちた映像を撮影することができます。今回のクイックショットは順に「ロケット」「サークル」「ドローニー」「ヘリックス」となっており、「ロケット」は高度制限を設定し、カメラを真下に向けて被写体を捉えたまま真上に上昇する機能です。また、「サークル」は一定の高度と一定の距離で被写体の周囲をグルグルと周回する機能。「ドローニー」は高度制限を設定し、被写体を捉えたまま、後方に飛行しながら上昇し、「ヘリックス」はやはり高度制限を設定し、渦巻のように被写体の周囲を旋回して上昇していきます。このように複雑な操縦が必要な飛ばし方でも、簡単にユーザーが体験できるのは大きく、これらをうまく活用すればさらに面白い映像を撮影することができるでしょう。
⑥注目のラインナップは？
発表時に用意されているラインナップは2種類です。機体、プロポ、バッテリーが付属したスタンダード版は46,200円（税込）、さらに360度プロペラガードや予備バッテリーが付属したフライモアコンボも用意されており、こちらは59,400円（税込）となります。
⑦まとめ
注目の「Mavic Mini」いかがでしたでしょうか？199gという重量はいろいろな意味で非常にありがたく、一気に小型ドローンでの空撮のハードルが下がった感じがします。小型で軽量ながら安定感もよく、3軸ジンバル搭載でブレのない美しい映像が手軽に残せてしまう「Mavic Mini」。ぜひ、その楽しさを存分に味わってもらいたいと思います。