手軽に楽しめるFPV体験!「Tello FPVフルセット」がおもしろい!

ドローンを使ったFPVと聞くと、本格的なレーシングドローンを想像してしまい、敷居が高く感じてしまうかもしれませんが、実はかなり手軽に、しかもリーズナブルかつ本格的なドローンを楽しむことができるセットが、ドローンステーションを運営するポラリスエクスポートから用意されています。

今回はそんな「Tello FPVフルセット」を使って、FPVフライトを楽しんでみたいと思います!



PE-TELLO-C7

Tello FPV フルセット(ショルダーバッグ付き)

希望小売価格 ¥25,299(税別)

¥24,900(税別)

詳しくはこちら

①「Tello FPVフルセット」について

DJIのテクノロジーを使った超小型ドローン「Tello」は、発売以来常に人気のドローンとなっており、多くの人がこの機体を使ってドローンの世界に入門してきました。

そんな「Tello」で気軽にFPVフライトを楽しむことができるセットが、ポラリスエクスポートから発売している「Tello フルFPVセット」です。

このセットは、Tello本体のほか、TelloFPVゴーグル、Tello専用コントローラー、Tello用ショルダーバッグ、予備のバッテリー×2本で構成されており、TelloFPVゴーグルにスマートフォンを差し込んで、スマートフォンに移るTelloからの画像を見ながら、本格的なFPVフライトが楽しめる内容となっています。

FPVゴーグルは、頭にフィットするタイプのもので、大きさほど重量感を感じさせず、長時間セットしていても疲れないものとなっています。横からスマートフォンを差し込み、ゴーグルを覗き込むことで臨場感溢れる景色が目の前に展開されます。

一方、Tello専用コントローラーは、パッと見た感じはゲーム機のコントローラーのような形状をしており、しっかりと手に馴染むものとなっています。普段はスマートフォンで操作する「Tello」ですが、スマートフォンをゴーグルに差し込んでしまうため、この専用コントローラーで飛ばすこととなります。

このTello専用コントローラーですが、操作性はかなり良く、スマートフォンで操作するよりも微妙なコントロールが効くのでむしろやりやすい感じがするのではないでしょうか。コントローラーにはスマートフォンを取り付けるステーもありますので、FPVをする時以外でも、この専用コントローラーで操縦するのも良いかもしれません。

また、Tello用ショルダーバッグは、機体とコントローラーを同時にしまっておけるもので、内部はクッション材を使った柔らかい作りなので、安心して持ち歩くことができます。このショルダーバッグの良いところは、Telloのプロペラガードを外さずにそのまま収納できるところ。いちいちプロペラガードを外すのは面倒くさく、すぐに取り出したりしまえたりするのは非常にありがたい仕様ではないでしょうか。

②FPVフライトを試してみよう!

それでは早速FPVフライトを試してみましょう。今回は初のFPVフライトなので、安全を考慮して屋内で飛行させてみることにします。

1:Telloの電源を入れてスマートフォンでTelloアプリを立ち上げてバインドする

2:専用コントローラーとTelloをBluetoothで接続する

3:スマートフォンに映像が来てることを確認してゴーグルに取り付ける

4:周囲の安全に十分注意して、FPVフライトを開始する

5:屋内で高度を上昇させた例。上の画像と視点が異なっているのがわかる

③FPVフライト時の注意点

このように手軽にFPVフライトが楽しめてしまう「Tello FPVセット」ですが、FPVフライトを楽しむにあたっていくつか注意点もあります。まずは1人で飛ばさないことです。ゴーグルをしていると周囲の状況がまったくわからないので、必ずもうひとり付いてもらって、周囲の状況を伝えてもらうようにしましょう。人や自動車が近づいてきても、ゴーグルをしているとそれを感知できません。その際に、助手の人に教えてもらうことで、すみやかに対処できるようにする必要があります。

また、同様に助手の人に機体の状況をよく見てもらうようにしましょう。機体を見て飛ばす目視飛行と異なり、FPVでは機体のカメラからの映像だけしか頼りにできません。ですので、機体がどのような状況か分かりづらい時があります。Telloはカメラが機体に内蔵されているので、機体の傾きが比較的わかりやすいですが、カメラがジンバルに搭載されている場合は、カメラの映像は水平のままでも機体が大きく傾いている、といった状況も考えられます。そのために、もうひとり助手に必ず付いてもらうようにしましょう。

他では、機体をあまり遠くへもっていかないようにする必要があります。「Tello」は小型ですので、目視で飛行させようとした時に、あまり遠くですと見えなくなってしまいます。しかし、FPVフライトで何かあって目視に切り替えて機体を戻そうにも、向きがどうなっているのかわからなくなってしまう恐れがあります。いくら安定性抜群とはいえ、風には強くありませんので、目視で飛ばせる範囲でFPVフライトも楽しむようにしましょう。

④まとめ

気軽に本格的なFPVフライトが楽しめる「Tello FPVフルセット」いかがでしたでしょうか?手軽に楽しめる分、安全には十分に注意して、パイロット視点のリアルなフライトを堪能してもらえればと思います。



PE-TELLO-C7

Tello FPV フルセット(ショルダーバッグ付き)

希望小売価格 ¥25,299(税別)

¥24,900(税別)

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