リポバッテリー充電時に注意したい5つのポイント

2018年3月30日

ドローンの電源として広く使用されているようリポバッテリー。元々はラジコン飛行機やラジコンヘリの世界で10年ほど前から使用されるようになったバッテリーで、あっという間に普及すると、引き続きドローンでも電力源として世界のスタンダードバッテリーとなっています。このリポバッテリーは便利な反面、その使い方を間違えると発火などを起こす危険性もあります。そこで今回はリポバッテリーを取り扱う上で気をつけたい5つのポイントを見ていきたいと思います。

POINT1:リポバッテリーの特徴を知る

リポバッテリーは、大容量かつ大電流での連続放電が可能で、高いエネルギーを蓄えるものです。先ほど書いたように、取り扱い方を間違えてしまうと、発火の恐れがあり、万が一の事故につながる恐れもあります。

まずはその構造を理解しましょう。リポバッテリーは、電解質となるゲル状のポリマーが薄いアルミラミネートフィルムでパックされています。電圧は1セルあたり3.7Vとなっており、これをセル数に応じてパックして組み合わせた形となっています。

リポバッテリーを取り扱う上で気を付けなければならないこととして、外装がアルミラミネートフィルムで柔らかいので、力を入れてしまうとバッテリーを変形させてしまう恐れがあるのと、工具等で表面に傷つけないようにすることがあります。もしも、ドライバーなどで突き刺してしまった場合、バッテリー内がショートし、ガスが発生して火を噴くこともあるため、特に注意が必要です。

POINT2:リポバッテリーの充電時の注意点

リポバッテリーを充電するにはリポバッテリーに対応した充電器が必要となります。最近の充電器はさまざまな形式のバッテリーを充電できるマルチタイプのものが多いですので、必ず「リポバッテリー」モードになっていることを確認してください。

充電の基本は1C充電となります。それ以上の電流で充電するのは危険ですので、1C充電を必ず守るようにしましょう。充電中は充電器とリポバッテリーから目を離さず、何か異常があった場合はすぐに充電をストップできるようにしましょう。

リポバッテリーに関する事故原因のうち、充電時の事故の話をよく聞くことがあります。充電は最新の注意を払っておこなってください。

POINT3:リポバッテリー使用時の注意点

リポバッテリーをドローンに搭載して使用する際は、必ずバッテリーの残量をバッテリーチェッカーなどで確認してから使用するようにします。バッテリーの残量は目では見えないので必ず確認するようにしましょう。

また、リポバッテリーはゼロまで使い切ってはいけません。過放電になるとリポバッテリーはお餅のように膨れ上がってしまいます。これは内部でガスが発生して起こる症状で、こうなるとそのリポバッテリーは使用できません。飛行時間を計測しながら、バッテリー残量が25~30%程度で飛行を終了させるようにしましょう。

POINT4:リポバッテリーの保管について

リポバッテリーは自宅等で保管する際は耐火性のアルミケースに入れておくのがいいでしょう。保管時はリポバッテリーを50~60%程度充電した状態で保管するのがベストです。最近の充電器にはストレージモードが付いており、満充電になったリポバッテリーを適度な状態まで放電することもできます。

保管時はリポバッテリーのプラスとマイナスのコネクター同士が触れないようにキャップを付けておくことも大切です。コネクターが触れてしまうと、ショートしてしまいます。複数のリポバッテリーを同時に保管することもあると思いますので、ショート防止用のキャップを付けておくようにしましょう。

POINT5:リポバッテリーの破棄について

使えなくなったリポバッテリーは、塩水に漬けて2~3日放置し、バッテリー内部から泡が出なくなった状態まで完全に放電させてから、住んでいる自治体の規定に従って廃棄するようにします。廃棄方法については地元の自治体に問い合わせて、必ずその規定に従うようにします。一般のゴミなどと一緒に廃棄するのは絶対にしてはいけません。

ドローン向けのリポバッテリーは年々進化し、大容量、大放電のものが次々と登場しています。パワーがあり使い勝手が良い反面、使い方を間違えると爆発などの恐れもありますので、十分に注意して、安全な使用をするようにしましょう。


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