360度カメラの新しいスタンダード「Insta360 X5」登場！

2025年4月27日

360度カメラというソリューションを世の中に広めた立役者でもあるInsta360。そのInsta360から、フラッグシップモデルとして新しく「Insta360 X5」が登場しました。

Insta360の主役であるXシリーズの最新作ということで大きな注目を集める「Insta360 X5」について、今回は細かく紹介していきたいと思います。

①さらなる進化を遂げた「Insta360 X5」

360度カメラの決定版としてユーザーから定評のある「Insta360 X」シリーズは、常に新しい機能を搭載し、ユーザーに良い意味での驚きと新しい体験を与えてくれていますが、今回の「Insta360 X5」では、大型の1/1.28インチセンサーと超高速トリプルAIチップシステムを搭載し、驚異的な8K30fps 360°動画の実現に成功しています。また、AI低照度モード「PureVideo」も用意されており、このモードを活用することによって厳しい照明環境下でも鮮明でプロの現場のような映像を撮影することができるようになっています。この「PureVideo」モードは、AIノイズ低減とダイナミックレンジ最適化を強化。X4で導入されたAIノイズ低減を発展させ、夜景や暗所シーンの色再現性と精細度が向上しています。

そんな「Insta360 X5」は、11Kソースから8Kへスーパーサンプリング処理を施すことで、画質劣化を最小限に抑えつつ、鮮明でリアルな映像を実現。従来の360度カメラが抱えていた解像度制約を打破し、リフレーミング時やVR視聴時のディテール保持力を強化している点はこの機種の大きな魅力ではないでしょうか？

また、前述した1/1.28インチセンサーを採用したことで、前作のX4と比較して144%のセンサー大型化を達成。これによって光をより多く取り込むことができるようになり、暗所ノイズを大幅に低減し、階調表現も向上しています。

さらに、現代のデバイスらしくこの「Insta360 X5」にはトリプルAIチップシステムが搭載されていることも見逃せません。5nmプロセスAIチップ1基とプロイメージングチップ2基を組み合わせ、ノイズ低減と画質処理を最適化。140%向上した演算能力により、スポーツ撮影など高速動作シーンや、水中や逆光など極端な照明条件下でもクリアな映像を生成します。

②あらゆるシーンで活躍する「Insta360 X5」

そんな「Insta360 X5」ですが、このシリーズの特徴でもある優れた耐久性は現在です。アウトドアでさまざまなアクティビティのリアルを撮影することも多い360度カメラですが、「Insta360 X5」では過酷な環境にも耐える設計を施されています。

まず注目は業界初の交換式レンズシステムを採用し、超耐久性の新開発ガラスレンズを標準装備している点です。レンズ交換システムによって、スキーリフト頂上でも即交換可能であったり、万が一の破損時でもその場で即交換可能です。また、内蔵ウィンドガードや3時間駆動のバッテリー、ダイビングハウジングなしでも本格的な水中撮影が可能な水深14m防水性能を備え、過酷な環境下でも安定して動作してくれます。

また、アウトドアでの撮影時にありがたいのが直感的な操作を実現している点です。自撮り棒を回すだけで撮影が開始できるツイスト撮影や、音声操作2.0やジェスチャー操作、そして離れた位置からあの制御ができるワイヤレスリモコン連携など、ユーザー目線で作られた機能が盛り沢山です。

さらに、プロの現場でも活躍可能なように、プロ仕様の機能もしっかりと搭載されています。多層スチールメッシュと新アルゴリズムでクリアな音声を録画できるように風切音低減機能が付いていたり、2400mAhの大容量バッテリーで省電力モード時でも5.7Kを185分連続撮影が可能となっていたり、これまでInsta360が培ってきたFlowState手ブレ補正と360度水平維持など、あらゆる利用シーンを想定した機能が小さな筐体の中に収められています。

そして、今回の「Insta360 X5」搭載された「InstaFrameモード」もチェックしておきたいところです、これは、自動フレーム調整済みの即共有可能なフラット動画(平面動画)と、ポストプロダクション用のフル360度動画を同時生成するもので、進化したInsta360アプリは直感的な編集ツールを搭載し、Insta360とクラウドサービスが連携することで、クラウド上での即時共有・編集を可能にしており、直感的な撮影・編集フローを確立しています。