小型ドローン徹底比較!「DJI Mini 4 Pro」vs「DJI Neo」vs「DJI Flip」

ドローンの世界で圧倒的な存在感を放つDJI。そんなDJIはコンシューマー向けドローンのラインナップを充実させており、特に小型ドローンでは昨年から次々と新しい機体を投入してマーケットを騒がせています。

しかし、ベテランならいざ知らず、小型機を好む入門者や初心者は豊富なラインナップの中から自分がどの機体を選ぶのが最適なのか、イマイチわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回はDJIの小型ドローンの中でも人気の3機種、「DJI Mini 4 Pro」vs「DJI Neo」vs「DJI Flip」を徹底比較していきたいと思います。自分のスキルやフライトシーンに応じて、最適な機体をぜひ見つけてみてください!

①機体サイズと離陸重量

DJI Neo:130×157×48.5 mm
DJI Flip:233×280×79 mm(展開時)
DJI Mini4 Pro:298×373×101 mm(展開時)

DJI Neo:約135g
DJI Flip:249g
DJI Mini4 Pro:249g

まずは機体サイズと重量を比較してみます。こう見ると「DJI Neo」のコンパクトさが際立ちます。「DJI Neo」はアームを伸ばすといった複雑な機構もなく、重量も他の機体の半分ほどのものとなっており、携帯性も抜群です。「DJI Flip」と「DJI Mini4 Pro」では機体サイズに大きな違いがありますが、重量は変わらず、「DJI Mini4 Pro」の効率性の良さを再確認できました。

②カメラスペック

・イメージセンサー
DJI Neo:1/2インチ イメージセンサー
DJI Flip:1/1.3インチ イメージセンサー
DJI Mini4 Pro:1/1.3インチ CMOSセンサー

・最大静止画サイズ
DJI Neo:4000×2256 (16∶9)
DJI Flip:8064×6048(48MP写真)
DJI Mini4 Pro:8064 × 6048

・動画対応
DJI Neo:4K (4:3):3840×2880@30fps
DJI Flip:4K:3840×2160(24/25/30/48/50/60/100fps時)
DJI MIni4 Pro:4K:3840×2160(24/25/30/48/50/60/100*ps時)

続いて見ていくのは空撮をおこなう上で最重要アイテムであるカメラです。昨今のカメラの高性能化は凄まじいものがあり、今回紹介する小型機たちでも普通に4Kでの撮影ができてしまいます。

どれを取っても数年前では考えられないほど高性能な小型ドローンとなっており、安定感抜群の美しい空撮映像を撮影することができるのではないでしょうか?

③デジタルズーム

DJI Neo:なし
DJI Flip:4K:3倍、FHD:4倍、2.7K縦向き撮影:3倍、フルHD縦向き撮影:4倍、12 MP写真:3倍
DJI Mini4 Pro:12MP写真:1〜3倍、4K動画:1〜3倍、フルHD動画:1〜4倍

最近のドローンでは当たり前の装備となりつつあるデジタルズーム。小型の「DJI Neo」ではさすがに搭載されていませんが、「DJI Flip」では各画質によって異なる倍率で設定されており、「DJI Mini4 Pro」にもしっかりと用意されています。これにより、離れた被写体や近づくことが難しい被写体も遠くから捉えて撮影することができるでしょう。

④バッテリー容量と飛行時間

DJI Neo:1435mAh、最大飛行時間約18分
DJI Flip:3110mAh、最大飛行時間31分
DJI Mini4 Pro:3850mAh、最大飛行時間45分(インテリジェント フライトバッテリー Plus使用時)

外出に連れて行き出先で出会った美しい映像を撮影するためには、ドローン本体に頑張ってもらわなくてはいけません。ここでは気になる飛行時間とバッテリー容量を見ていきたいと思います。

飛行時間については、バッテリー容量と重量、そして飛ばし方によっても大きく変わってきます。バッテリー容量は大型の機体のほうが持ち上げやすいためた大きいですが、その分重量もかさむため、一概に大きければいいというわけではありません。最近では30分のロングフライトも当たり前になってきており、テクノロジーの進化を感じさせます。

④障害物検知システム

DJI Neo:下方ビジュアルポジショニング
DJI Flip:下方:ビジョンセンサー1つと赤外線センサー1つ、前方:‌3D赤外線検知システム
DJI Mini4 Pro:全方向デュアルビジョンシステム、機体底部にある3D赤外線センサーで補助的に使用

ドローンの飛行時に周囲の障害物に当たらないようにする、機体に搭載されている障害物検知システムの比較です。この中では長兄の「DJI Mini4 Pro」が全方向への検知システムを搭載しているのが目立ちます。

一方、「DJI Flip」は機首部分に「3D赤外線検知システム」を搭載しているのが特徴で、小型機ながら斬新な仕組みを次々と導入してくるのがDJIらしくていいですね。

⑤映像伝送システム

DJI Neo:O4
DJI Flip:O4
DJI Mini4 Pro:O4

機体のカメラが捉えている映像を数キロ先からでも手元に高画質で伝送してくる映像伝送システム。ここでは3機とも「O4」を搭載しており、機体が遠くにいても、見やすいクリアな映像を見ながらミッションをこなすことができるでしょう。

⑦内部ストレージ

DJI Neo:22GB
DJI Flip:2GB
DJI Mini4 Pro:2GB

撮影した映像や画像を簡単に保存できる内部ストレージ。ここで秀逸なのは「DJI Neo」で、なんと他の2機の10倍となる22GBを確保。これによって、最大40分の4K/30fps動画、または55分の1080p/60fps動画を保存することができます。これで臆することなくロングフライトでの空撮を楽しむことができそうですね。

⑧まとめ

今回はDJIの小型ドローン「DJI Mini 4 Pro」「DJI Neo」「DJI Flip」の3機の各部を比較しながら紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

DJIの小型ドローンは豊富なラインナップが揃っており、それぞれ特徴ある機体が多く、自身のスキルや経験、そしてフライトシーンに応じて最適な機体を選びたいところです。

もし、どのドローンにしようか迷ってしまったら、ぜひドローンステーションまでお問い合わせください!



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