コスパ最高の空撮ドローン!今こそDJI Air3を狙い撃ち!
2023年7月に登場するなり、大きな話題となった人気空撮ドローン「DJI Air3」。そのスマートさとコストパフォーマンスの良さは、ドローン初心者から上級者まで幅広い層を満足させることのできる高性能ドローンとして一躍人気となりました。
そんな「DJI Air3」はセールを開催していることもあり(※2024年7月29日現在)、まさに買い時なドローンとなっています。
今回はそんな「DJI Air3」を一気に紹介していきたいと思います。
①もはや中身はハイエンドな「DJI Air3」
Mavic Airとして登場した1作目から共通して言えるのは、このシリーズの機体に共通するスマートさです。非常にスタイリッシュなそのボディは、余計なものが一切なく、必要な機能を詰め込んだ機能美を見せてくれています。
そんな「DJI Air3」の特徴としては、機首に搭載された新型カメラユニットでしょう。このユニットは広角カメラと中遠望カメラがセットになっており、状況に応じて使い分けることで、自分が理想とする空撮をおこなうことができます。
カメラユニットに搭載された2種類のメインカメラですが、それぞれに1/1.3インチCMOSセンサーを搭載し、48MPの静止画と4K/60fpsの動画を撮影することが可能です。さらに中遠望カメラは、光学3倍ズームに対応しており、遠くからでも被写体をしっかりと捉えることができます。さらに、両カメラとも10-bit D-Log Mと10-bit HLGのカラーモードに対応している点も見逃せません。ここまで紹介の通り、コンパクトな機体ながら搭載しているカメラユニットのスペックはハイエンドドローンと遜色ない、高性能なものが用意されています。
また、ハイエンドといえばAirシリーズとしては初めて全方向障害物検知機能を搭載しています。これによりドローンは飛行中に自分の全方向の周囲を確認しながら安全に飛行することができます。この全方向障害物検知機能は、機体の前部と後部に2つの魚眼レンズを搭載することで前後、左右、上方の検知に対応しつつ、機体の底部には両眼レンズと3D ToFセンサーを搭載し地上の様子もしっかりと確認。障害物がある場合はAPAS5.0によって機体が自動で回避してくれるなど、非常に精度の高い全方向障害物検知を実現しています。
②「DJI Air3」でスマートに空撮!
今回紹介しています「DJI Air3」には撮影をスマートに、そして安全におこなうべく、さまざまな機能が用意されています。
まず、しっかりとチェックしておきたいのが映像伝送システムです。「DJI Air3」には、O4映像伝送システムを搭載。最大で20km、日本においては最大10kmもの距離で映像を伝送できるだけでなく、伝送そのものも非常に安定して送れるようになっています。映像の画質も最大で1080p/60fpsのライブ配信映像を手元で確認できるようになっており、空撮の安全性に大きく寄与してくれています。
さらに、撮影時も用意されているさまざまな機能を使うことで、自分だけのオリジナルな映像を残すことができます。これをDJIではインテリジェント機能と読んでおり、その機能は非常に渡ります。
まずは、両カメラとも被写体をフレームの中心に捉え続けるアクティブトラックに対応しています。さらに、ロケット、ドローニー、サークル、ヘリックス、ブーメラン、アステロイドのようなクイックショット機能を使えば、難しいアングルや演出の動画も簡単に撮影できてしまいます。また、両カメラとも今どきの縦向き撮影に対応しているのも「スマートさ」の要因でしょうか?
他にも4種類のハイパーラプスや4K/100fpsや1080p/100fpsのどちらかで撮影可能なスローモーションノイズ低減アルゴリズムにより、低照度環境でも最大4K/30fpsでノイズのない撮影を可能としたナイトモードも必見です。
そんな「DJI Air3」は前作からパワーアップし、前作と比べて飛行時間は48%アップの最大で46分ものロングフライトが実現しています。長く飛行できることは空撮ドローンを比較する上で非常に重要ですので、ぜひこのあたりも参考材料にして頂ければと思います。
③まとめ
今回は登場から1年ながらまったく人気が衰えることを知らない「DJI Air3」を紹介してきました。たった720gしかない大きなの機体ながら、そこにはDJIのあらゆるテクノロジーが詰め込まれており、リーズナブルな価格と相まって非常にコストパフォーマンスに優れた機体と言えるのではないでしょうか?
これ1機あれば、ちょっとした空撮から本格的なものまで、あらゆるシーンで活躍できそうなハイスペックドローンである「DJI Air3」。入門者が本格的な空撮をおこなう用の機体としても良し、ベテランや上級者が便利使いできるセカンド機としても十分にその役割を果たしてくれるはずです。今こそ狙い目の「DJI Air3」。ぜひチェックしてみてください!