DJIの新しい映像伝送ソリューション「DJI SDR Transmission」登場!

ドローンだけでなく、クリエイティブなカメラ技術の評価も高いDJIから、新たに現場で大活躍しそうな映像伝送ソリューション「DJI SDR Transmission」が登場しました。

近年、カメラ分野にも大きな力を入れているDJIですが、この「DJI SDR Transmission」は、再び映像の現場でプロのクリエイターたちに愛用されるのではないでしょうか?

今回はそんな「DJI SDR Transmission」を紹介していきたいと思います。



DJI-SDR-C1

DJI SDR Transmissionコンボ

希望小売価格 ¥84,800(税込: ¥93,280)

販売価格 ¥84,800(税込: ¥93,280)

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①DJI SDR Transmissionの特徴は?

この「DJI SDR Transmission」は、主に数人のチームで撮影をする際に使用する目的で設計された映像伝送システムです。筐体は約145gと小型で軽量な仕上がりとなっており、持ち運びも容易で、現場にも手軽に持っていけます。

「DJI SDR Transmission」の最大の特徴はソフトウェア無線(SDR)の高度な技術を使いやすくパッケージにしている点です。優れた映像伝送システムとして、高い安定性と強力な耐干渉性、そして透過性を実現しています。

SDRとはSoftware Defined Radioの略で、デジタル化が進んだ無線機において、これまでハードウェアによっておこなっていた処理を、ソフトウェアを使用して無線信号処理することにより、多くの方式に対応できるようにしたものです。

先ほど挙げた「DJI SDR Transmission」の利点の中でも、特に安定性に関しては現場でそのありがたさを痛感するのではないでしょう。SDR技術によって、さまざまな撮影環境の中でも「DJI SDR Transmission」は安定した動画伝送を実現します。

実際に映像をモニターでチェックする人にとって、ビットレート最大20 Mbps、遅延35ミリ秒で1080p/60fpsのライブ映像で見ることができるのは大きなメリットでしょう。動画は、最大3 km(日本においては2km)も離れた場所まで伝送可能です。

また、「DJI SDR Transmission」は優れた透過性も持ち合わせており、こちらも安定したライブ映像配信に大きく貢献してくれます。万が一、チャンネルに干渉が生じた場合でも、2.4GHz、5.8GHz、DFS周波数帯域を「DJI SDR Transmission」が最適なチャンネルを自動で切り替えてくれます。

②現場で活躍する多様なモニタリング方法

接続できるレシーバーの上限がなく、配信モードにおいて1つのトランスミッターに複数のレシーバーを接続できる「DJI SDR Transmission」。この利点を活かすため、多くのモニタリング方法が用意されており、撮影現場において非常にスムーズにチーム内の連携をおこなうことができます。

「DJI SDR Transmission」では3つのSDR信号と2つのWi-Fi信号を同時に出力可能です。レシーバーはSDI/HDMI経由でモニターへの出力が可能でき、トランスミッターはWi-Fi経由でスマートフォンやタブレットに直接接続できるため、レシーバーを使わずに費用対効果に優れたデュアルチャンネルのモニタリング体験を実現可能です。

そして見逃せないのが「DJI SDR Transmission」では安定性と利便性を兼ね備えたUSB-C出力のモニタリング方式も採用している点でしょう。これは、USB-Cケーブルでレシーバーをスマートフォンやタブレットに接続することでスムーズで安定したモニタリングができる機能。使い勝手もよく、現場で重宝するのではないでしょうか?

③撮影を楽にしてくれる豊富なアシスト機能にも注目!

また、「DJI SDR Transmission」には撮影をスムーズにおこなうことができるようになる、さまざまなアシスト機能が搭載されています。

具体的な機能としては、DJIのRSシリーズのスタビライザーを制御できたり、SDR制御モードまたはWi-Fiモードでアプリに接続すると、アプリ内でチャンネルを切り替え、チャンネル品質を同時にモニタリングも可能です。さらに、カメラのPTP制御に対応しており、絞りやシャッター制御、ISOの表示と調整だけでなく、アプリによるカメラの写真撮影機能や動画録画機能の起動も可能です。ソニー製カメラのCEC制御にも対応しており、ミラーリング操作モードを有効にできるなど、撮影を楽にしてくれる機能が満載となっています。

また、撮影現場で気になる電源周りですが、通常のもの以外にオプションとして、「DJI RS 4 Pro」「DJI RS 4」「DJI RS 3 Pro」と併用する場合は、トランスミッターをジンバルに取り付けて、ジンバルから直接給電を受けることが可能な一体型の電源設計となっています。これにより、別途バッテリーを用意する必要がないのは非常に嬉しい設計です。もちろん、トランスミッターとレシーバーの両方が業界標準のNP-Fバッテリーにも対応しています。

④まとめ

今回はDJIから新たに発売された映像伝送システム「DJI SDR Transmission」について紹介してきました。撮影現場においてチーム内の映像連携は非常に重要です。これをスムーズにおこなうことができる「DJI SDR Transmission」は、現場で活躍するクリエイターにとって強力な味方となってくれることでしょう。気になる方はぜひドローンステーションで「DJI SDR Transmission」をチェックしてみてください!



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