最高のコストパフォーマンス!DJI「AIR 2S」の実力を知る!
11月に発表されたDJIの最新空撮ドローン「Mavic3」が大きな反響を読んでいるドローン業界ですが、一方でこの新型機と比べた時に、もう一機のロングセラーモデルである「DJI AIR 2S」の魅力も改めて感じるところがある方も多いのではないでしょうか?
その最大の特徴はなんといってもコストパフォーマンスの良さです。飛行性能や空撮性能、さらには安全性や信頼性の高さを考えた時に、驚きの価格を実現していることに気づくこともあるのではないでしょうか?
そこで今回は支持を集めている「DJI AIR 2S」について、その魅力を紹介していきたいと思います。
①素晴らしいカメラ性能で美しい空撮を楽しむ!
「DJI AIR 2S」の特徴が、ミドルクラス機ながら高性能なカメラを搭載したことにより美しい空撮映像を手軽に撮影できることでしょう。
搭載されているカメラは、1インチのCMOSセンサーを搭載したハイスペックカメラとなっており、小型カメラながら5.4K/30fps、4K/60fpsの動画撮影に対応しているだけでなく、静止画も20MPでの撮影が可能で、細部まで繊細に再現してくれます。
また、10ビットDlog-Mカラープロファイルにより、「DJI AIR 2S」は約10億色を記憶できることで、映像すべての色画像を保持しすることで、色合いを余すところなく再現できるのも見逃せないポイントです。
さらに、RAW撮影にも対応しています。なんと最大で12.6ストップのダイナミックレンジでRAWフォーマットの静止画を撮影可能となっており、低照度下での撮影等でも、多くの画像情報を捉えることができます。
②高い飛行性能でさまざまな撮影シーンに対応!
続いては「DJI AIR 2S」についても触れていきたいと思います。いくらカメラが良くても、飛行性能が追いつかなくては理想的な空撮はできません。
「DJI AIR 2S」で注目は、新機能「マスターショット」が備わったことでしょう。この機能は、ボタンをタップするだけで選択した被写体をフレームのセンターに捉えて、パターンの異なる10種類の飛行動作を実行しながら撮影するというものです。パターンもポートレート、近距離、ランドスケープと3種類が用意されており、それぞれシーンに合わせて使い分けができそうです。
また、「フォーカストラック」という名称でまとめられた「スポットライト2.0」や「アクティブトラック4.0」「ポイントオブインタレスト3.0」は、それぞれ被写体をしっかりと追いかけたり、被写体の周囲を周回しながら撮影することが可能です。特徴的なのは被写体を常にしっかり中心に置いて撮影すること。これらの撮影モードを有効に使うことで、オリジナリティ溢れる動画を撮影することができるのではないでしょうか。
そして、ハイパーラプスやパノラマといった撮影機能もますます充実しています。通常のハイパーラプス撮影だけでなく、広角や180°、スフィア撮影などがワンタッチで簡単に撮影できてしまうので、これらを使って目の前のダイナミックな景色をしっかりと記録することが可能です。
③クラス最高峰の安全性と信頼性も見逃せない!
最後に紹介したいのが「DJI AIR 2S」の安全性と信頼性です。「DJI AIR 2S」には上方、下方、前方、後方の4方向に障害物検知のセンサーが搭載されており、さらに高度操縦支援システム(APAS4.0)が装備されたことで機体が障害物に対して能動的に回避してくれます。これにより障害物に接触したりするリスクが低減できており、安心して飛ばすことができるでしょう。
また、カメラで捉えている上空からの映像は「O3」映像伝送システムによって、さまざまな飛行環境下においても、鮮明な映像でオペレーターの手元に送られてきます。最大動画伝送距離は日本では8kmとなっており、1080pでの美しい伝送を実現。クリアな映像を見ながら撮影を進めることが可能です。
④まとめ
話題の「DJI Mavic3」に注目が集まる中ですが、実は素晴らしい実力とコストパフォーマンスを誇る「DJI AIR 2S」。空撮初心者からベテランまで、幅広い層に対応した万能機として今後もますます活躍の場を広げていくことでしょう。ぜひ、一度その飛びを実感してみてはいかがでしょうか?