【イベントレポート】ポラリスエクスポートが「産業用ドローン測量点検実演会」を実施!

2021年8月9日

ドローンステーションを運営するポラリスエクスポートは、さる7月29日(木)に、ドローンパーク名古屋にて、「産業用ドローン測量点検実演会」を開催し、多くの参加者にお集まり頂きました。今回はその様子をレポートしていきたいと思います。

①「DJI Matrice 300RTK」+「Zenmuse P1」を体験!

現在、さまざまな分野で活用が模索されている産業用ドローンですが、その中でも非常に注目を集めているのが測量点検分野です。これまでも多くの機体やソフトなどが登場し、その進化の速さは凄まじいものがありますが、特に注目を集めているのが産業用ドローンの世界でも抜群の存在感を見せているDJIの「DJI Matrice 300RTK」です。この産業用ドローンプラットフォームは、あらゆる領域において活躍できるポテンシャルを秘めた機体となっており、多くの問い合わせをもらっているものとなっています。

さらに、この機体用に開発されたDJIの新製品カメラ「Zenmuse P1」と「Zenmuse L1」は、その性能の高さで話題となっているカメラとなっており、この組み合わせは業界でも最注目のものと言えるでしょう。

そんな見逃せない組み合わせの実演会ということで、当日は枠が満席になるほどのお申込みを頂く中でイベントはスタートしました。

最初に挨拶と注意事項を伝えると、まずは最初に「Zenmuse P1」を搭載した「DJI Matrice 300RTK」のデモフライトをおこないます。この日は薄曇りのコンディションで機体も見やすい中、「DJI Matrice 300RTK」は非常に滑らかな飛行を披露。「Zenmuse P1」は効率性と柔軟性を併せ持ったフルサイズ航空測量用カメラで、特徴としてはフルサイズセンサーカメラと交換可能な単焦点レンズを3軸ジンバルスタビライザーに搭載していることが挙げられます。カメラは45MPフルサイズセンサーを搭載しており、GCPなしの精度として水平3cm、垂直5cmとなっています。このカメラと「DJI Matrice 300RTK」が組み合わせることで、2Dオルソモザイク撮影や3Dオブリーク撮影、詳細モデリング撮影、リアルタイムマッピング撮影などに対応が可能です。

今回のイベントでは実際にデモフライトをおこなった際に取得したデータを、DJI TERRAの3Dデータへと変換するところまで実演。参加者からは多くの質問が飛び交い、その注目度の高さに驚かされるほどでした。

②「DJI Matrice 300RTK」+「Zenmuse L1」も実演!

次に「DJI Matrice 300RTK」に「Zenmuse L1」を搭載してデモフライトをおこないます。「Zenmuse L1」は、Livox製LiDARモジュール、高精度IMU、3軸ジンバルに1インチCMOSセンサーを備えたカメラとなっており、「DJI Matrice 300RTK」や「DJI TERRA」と併用することでリアルタイムに3Dデータを取得できるだけでなく、複雑な構造の詳細データを効率的にキャプチャすることで、高精度の構築モデルを作ることができます。

イベント当日は「DJI Matrice 300RTK」に「Zemuse L1」を搭載してデモフライト。この頃には日差しも出て夏らしい空となりました。このデモフライトでも、キャリブレーションの解説や飛行前の準備、フライト、取得データの解析まで一連の流れを紹介。参加者の方々は誰もが真剣な眼差しでご覧頂いておりました。

③まとめ

今回の「産業用ドローン測量点検実演会」はお陰様で多くの方々にご参加頂き、内容も満足頂けたようです。今後ますます多くなる産業用ドローン需要に備え、ポラリスエクスポートではさまざまなセミナーや実演会を予定しております。ぜひ、ポラリスエクスポートやドローンステーションのイベント告知欄をご覧頂き、気になったイベントがありましたらお気軽にご参加ください!

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