ポラリスエクスポート主催「産業用ドローン実演会 in 西尾」レポート!

ドローンステーションを運営するポラリスエクスポートでは、さる2025年8月22日、愛知県西尾市にある一色さかな広場の漁港において、ドローンと水中ドローンを実際に見ることができる「産業用ドローン実演会 in 西尾」を開催しました。

当日は40名を超える方々にご参加頂き、地元西尾市消防本部の協力のもと、水中ドローンの解説と実際に海の中を潜航させて海中での映像の見え方、そして消防本部のダイバーと一緒に潜航したデモンストレーション、さらには最新産業用ドローンDJI「Matrice400」のデモフライトをおこないました。
今回はそんな「産業用ドローン実演会 in 西尾」の様子をレポートしていこうと思います。
①進化を続ける最新水中ドローンを紹介

今回会場となった西尾市の一色さかな広場に接した漁港は、非常に広大なエリアを持った漁港で、眼の前には防波堤で区切られた港が広がっており、波もなく水中ドローンやドローンのデモをおこなうには絶好のロケーションです。当日は夏らしい陽射しがありましたが、海からの風があることで体感温度は幾分和らいでいるようなコンディション。準備の段階から、協力頂いている西尾市消防本部の隊員の方々が赤く塗られた車両で到着し、気分を上げてくれます。

今回は40名を超える方々に参加頂きました。当初の想定よりかなり多くのご応募を頂いており、産業用ドローン、特に水中ドローンへの注目の高さを改めて認識させられた形となります。水中ドローンは名前だけは知っているものの、実際の動きや性能を見る機会は少なく、百聞は一見にしかず、ではないですが、実際の機体を見てみたいと思われた方が多いようです。

最初に水中ドローンの性能を紹介していきます。今回はポラリスエクスポートで取り扱っているハイエンドの水中ドローンQYSEA「FIFISH E-MASTER NAVI」をモデルに紹介と実演をおこないます。この機体は、複雑な水中環境での高精度な測定、検査、調査を可能にする最新型水中ドローンで、レーザースケーラーやAR測定ツールを標準搭載で、小型でありながら非常にパワフルな機体です。ステーションロックというホバリングシステムを搭載しており、水中でドローンの位置をロックすることができます。

水中ドローンは、同じドローンという名前が付いていますが、空中を飛ぶドローンとはまったく別のジャンルであり、機体の性能や取り扱い、用途など大きく異なります。現在の水中ドローンを紹介していくと、その性能の高さと細部までこだわった作りに驚く方も多いようです。
②水中ドローンから届くクリアな映像を披露

次に注目の水中ドローンのデモンストレーションをおこないます。ドローンを海中に入れて潜航させます。潜航した「FIFISH E-MASTER NAVI」に搭載されたカメラからの映像は、地上のモニターに表示されるようになっています。当日はかなり濁度が高く、濁って見づらい状況でしたが、海底の様子やカニが移動するシーンを映し出すことができ、カメラとライトの性能の高さを披露することができました。また、「FIFISH E-MASTER NAVI」に搭載されているAIは、浮遊物やプランクトン・濁りなどをAIで認識させ、映像から取り除くことができます。 映像からノイズを除去することで、被写体をより際立たせることが可能になりますが、この機能をオンにしてクリアな映像も、参加者の方々にお見せすることができました。

この機能は、海中に沈めたカゴに自動車のナンバープレートを模した看板を探して、その文字を読み取るデモでもその性能を見せつけてくれました。濁度の高い海中でしたが、その文字がはっきりと読み取れるほどクリアな映像を地上に届けることができ、実際に海中に飛び込んでしまった自動車や、同じような海難事故の場合に、水中という見えない場所を可視化してくれる便利なソリューションとして認識頂けたと思います。
③ダイバーとの連携プレーも披露!

次に協力頂いている西尾市消防本部のダイバー2名が海に潜り、そのダイバーの方々を「FIFISH E-MASTER NAVI」が追跡して水中での作業を監視し、サポートしていく機能を披露しました。これは「FIFISH E-MASTER NAVI」に搭載された独自に開発されたAI ダイバー追跡機能を紹介するもので、独自のAI水中画像フィルタリングアルゴリズムと水中視覚認識技術により映像内のダイバーの動きのポーズを識別し、リアルタイムに自動計算と分析をおこなって、正確に水中ビジュアルロックと追跡を実現しているものです。潜ってしまうと状況が分かりづらいダイバーの命を水中から守り、陸上から水中の状況をリアルタイムで監視する技術となっています。

水中ドローンでダイバーのサポートをおこなうことで、作業の効率化をおこなうことができるだけでなく、ダイバー自身の安全もしっかり確保できる点で、非常に有効なソリューションなのではないでしょうか?
④「Matrice400」にペイロード満載でデモ飛行!
水中ドローンの次は、空中を飛ぶドローンの番となります。今回はDJIから発売している最新産業用ドローン「Matrice400」を飛行させます。幸い会場は広く平坦ですので離発着も問題なく、さらに海に向かって飛ばしますので、大人数が集まった実演会でも安心してデモを披露することができます。

今回は「Matrice400」に、3つのペイロードを搭載してそれぞれの性能を見てもらいます。3つとは、赤外線サーマルカメラの「Zenmuse H30T」と、スピーカー「Zenmuse V1」、そしてスポットライト「Zenmuse S1」です。この3つを装備して、海に向かって飛んでいく「Matrice400」。まずは「H30T」のズーム機能を披露します。「H30T」は最大34倍の光学ズームと最大400倍のデジタルズームを装備していますが、今回のデモでは最大400倍まで使わなくても、海上から実演会会場の参加者1人ひとりの表情までわかるほどでした。
また、スポットライト「S1」も昼間ながらその灯りをしっかりと認識することができましたし、スピーカー「V1」では空中のドローンからでもハッキリと何を言っているのかわかるほど大きな音量で声を届けることができました。これらのソリューションは災害発生時に威力を発揮するものと想像するのは難しくなく、災害大国日本において、イザという時にその真価を発揮するものとして注目されています。
⑤まとめ

今回はポラリスエクスポートが開催した「産業用ドローン実演会 in 西尾」の様子をレポートしてきましたがいかがでしたでしょうか?この実演会ではドローンだけでなく、最近話題の水中ドローンについてもデモをおこなうということで、多くの方々に参加頂くこととなりました。水中ドローンについては、その活用シーンがどんどん広がっていっている最中であり、また機体もますます真価を続けています。
今後もポラリスエクスポートでは、ドローンや水中ドローンの実演会を開催していく予定です。ますます盛り上がるドローンの世界。次回の実演会にご期待ください!
■ポラリスエクスポート Webサイト
https://www.polaris-export.com/

















