「RONIN」シリーズに待望の新作が登場!「DJI RS2」&「DJI RSC2」
DJIから発売されている人気のカメラジンバル「RONIN」シリーズの新作が登場です。今回は新たにブランド名も「DJI RS2」「DJI RSC2」となって生まれ変わり、さらにスマートに、そして理想の撮影がおこなえる3軸カメラジンバルとなっています。
それでは早速紹介していきたいと思います。
①DJI RS2
まずは「DJI RS2」を見ていきましょう。この製品は過去のカメラジンバルの常識を超えた性能を持つ最新モデルとなっており、さまざまな撮影シーンで活用ができる万能機となっています。
「DJI RS2」自体は剛性の高いカーボンファイバー製となっており、モノコック構造となっているため、アームはパワフルかつ非常に軽量な仕上がりとなっています。
本体は1kgしかない軽量なものながら、積載量は4.5kgを実現(※試験値)。この重量対ペイロード比は、業界最高峰のものとなっています。
また、アームの手元にはフルカラーのタッチ画面が搭載されており、直感的かつ簡単な操作でその機能をフルに活用することが可能です。例えばDJIが誇る被写体を自動追尾して撮影するアクティブトラック3.0などもタッチ画面で簡単に呼び出して撮影をおこなうことができます。さらに、フルカラー液晶なのでパラメーターの調整も容易で分かりやすく、RONINアプリの機能もここからすべて使用することができます。
そして、「DJI RS2」の最大の特徴であるカメラスタビライザー機能ですが、DJIが誇るTitan安定化アルゴリズムにより、非常にスムーズな撮影を実現しています。この「DJI RS2」にはSuperSmoothモードが搭載されており、例えば100mmのズームレンズを使用していても細かい動きを補正し、トルクを増加させることで、よりクリアな映像を残すことができます。
さらに、トリガー上部には内蔵のフロントダイヤルが使用されており、これを使えば片手でフォーカス調整が可能なだけでなく、フォーカスホイールを取り付けるとハンドルを使うことで2チャンネルのフォーカス/ズーム制御が可能となっています。
他にも3Dフォーカスシステムも装備されていて、こちらはToFセンサーを使ってレンズと被写体の距離を測り低照度下でもクリアな映像を残すことができるだけでなく、大口径のMFレンズでもオートフォーカスを容易におこなうことができるでしょう。
バッテリーは15分の充電で約2時間駆動させることができるなど、使い勝手の良さも兼ね備わっている「DJI RS2」。本格的な撮影をもっと簡単におこないたいクリエイターにとって、これは注目すべき製品なのではないでしょうか?
②DJI RSC2
次に「DJI RS2」と同じタイミングで発表された「DJI RSC2」はどうでしょうか?
こちらは折りたたみ設計が特徴的なカメラジンバルとなっており、重量は1.2kg、積載量は3kgとなっています。コンパクトに折りたたむことができるので、高い機動性や携帯性を有し、どこへでも持っていくことが可能なだけでなく、6種類の操作モードを活用して、複雑な撮影でもスマートにおこなうことができるでしょう。
この「DJI RSC2」は、さまざまな一眼レフやミラーレスカメラを搭載することができ、搭載したカメラは、DJI独自の安定化システム「Titan」によってブレのない美しい映像が撮影できます。もちろん、こちらの「DJI RSC2」にもSuperSmoothモードが搭載されており、長大なズームレンズを使用していても、微細な動きを補正し、美しい映像にすることが可能です。
また、「DJI RSC2」にはManfrotto+Acra-Swiss2層式カメラマウントプレートを用意することで、さまざまなカメラブランドに対応しているのも見逃せないポイントのひとつ。搭載したカメラをワンタッチで縦位置で撮影するポートレートモードに変えることができたり、アクティブトラック3.0や1080p動画伝送がスムーズにおこなえるなど、各部も大きくパワーアップしています。
さらに、さまざまなハンドヘルドアクセサリーに対応しているため、あらゆる撮影に対応することができるのも特徴的な「DJI RSC2」は、その高い携帯性も含め、クリエイターが欲しくなるカメラジンバルに間違いありません。
③まとめ
今回は「DJI RS2」と「DJI RSC2」についてみてきましたがいかがでしたでしょうか?両機には、クリエイティブモードとして新機能のタイムトンネルやペンライトモード、1タッチで切替可能なポートレートモード、そしてパノラマやロール360、タイムラプスといった機能が満載となっており、オリジナリティ溢れる映像を残ることができるでしょう。DJIが持つ3軸ジンバルのノウハウをこれでもか、とばかりに入れてきた両機のこれからの活躍に期待したいですね。