この秋注目の小型ジンバルカメラ DJI「Pocket2」に注目だ!
ドローンだけでなく、ドローンで培った経験やテクノロジーを駆使して、さまざまな撮影用ジンバルをリリースしてきたDJIから、新たに手のひらサイズの小型ジンバルカメラ「DJI Pocket2」が発売となりました。今回はこの注目の小型カメラを紹介していきたいと思います。
①「DJI Pocket2」の本体とカメラの特徴
まず持ってみると驚くのはそのコンパクトなサイズと軽さではないでしょうか。「DJI Pocket2」は手のひらで包み込むことができるほど小さく、非常に軽量でもあるのでどこへでも持っていける携帯性の高さが大きな特徴となっています。
どこへでも持っていけるということは、出先で偶然出会った風景や瞬間をすぐに撮影することができるチャンスが広がることになります。
そのサイズですが124.7✕38.1✕30mmというもの。重量はわずか117gしかなく、このコンパクトなサイズに筐体に3軸ジンバルと高性能カメラが搭載されているとは驚異的ではないでしょうか。
さて、そのカメラですが、1.7インチCMOSセンサー搭載となっており、有効画素数は64MP。動画は4K Ultra HDで60fpsでの撮影が可能。さらにHDR動画にも対応しており、その場合は2.7K30fpsで撮影が可能です。さらに、静止画は最大で9216✕6912ピクセルでの撮影が可能で、ISO感度も100~6400(16MP)での設定が可能です。
さらに、この「DJI Pocket2」は、一瞬のシーンをすかさず撮影できるよう、1秒で動画や静止画の撮影が可能となっており、そのクリック撮影性能は素晴らしいものがあります。
また、セルフィー時の美顔効果や被写体を追いかけるアクティブトラック3.0、ストーリーモードやタイムラプスも装備されており、撮影した動画はAIを使った編集機能で、プロ顔負けの美しい動画に仕上げることが可能です。
②「DJI Pocket2」の最新テクノロジー
一方、せっかく高性能なカメラを搭載しても、ブレブレの映像になってしまっては台無しです。しかし、「DJI Pocket2」にはモーター搭載の手ブレ補正機能付き3軸ジンバルが用意されており、非常にスムーズで理想的な撮影をおこなうことができます。このあたりは手ブレ補正機能が付いたアクションカメラよりもスムーズで、さすが小型ながらジンバル付きの機体だと関心させられます。
また、新しいテクノロジーとして「DJI Pocket2」はカメラの向きに応じて強化したい音声の方向を調整する「音声トラック」や、動作撮影でズームインすると音声で自動的に音声もズームインするオーディオズームなど、これまであまり特徴のなかった音声の部分についても、前作と比較して大幅に改良が施されています。
他に、「DJI Pocket2」の魅力として紹介したいのが豊富なアクセサリー群でしょう。ワイヤレスマイクや防水ケース、広角レンズ、コントローラーホイールなど、現場でもすぐに使いたくなるようなアクセサリーが多く用意されています。
このように小さなボディながら、前作と比べて多くの点でパワーアップしており、今回の仕様変更が単なる改良に留まらないことは、よくご理解頂けるのではないでしょうか。
③まとめ
ここ最近、さまざまな製品おリリースが続いているDJI。その中でも「DJI Pocket2」は、前作からの改良点が多く、小型ながらアグレッシブな使い方ができる小型ジンバルカメラとして人気を博すことでしょう。DJIのアイデアと開発スピードの速さにより、想像以上に魅力を感じる「DJI Pocket2」。ぜひ一度、実際に手にとってみてもらいたい一品です。