気になるアクションカムを徹底紹介!「Osmo Action」と「Osmo Pocket」

2020年4月10日

近未来的な小型アクションカムを次々とリリースしているDJI。そのラインナップは次々と広がっていき、今ではドローンのようにシリーズ化されて来るまでになりました。

そんな中でも人気を二分しているのが「Osmo Action」と「Osmo Pocket」です。この2つは常にユーザーから大きな注目を集めていますが、いざ購入しようとするとどちらを選べばいいのか、なかなか判断がつかない・・・といったことも多いのではないでしょうか?

そこで今回はこの2つのアクションカムについて、特徴やメリットを踏まえ、適切なチョイスができるように紹介していきたいと思います。

①超小型カメラジンバル「Osmo Pocket」

まずは「Osmo Pocket」を見ていきましょう。こちらはDJI史上で最小の3軸ジンバルと高性能な小型カメラを組み合わせた製品で、ハンドヘルドカメラとも呼ばれるものです。

その最大の特徴はカメラと本体との間に搭載された3軸メカニカルジンバルにあります。これにより、驚くほどの手ブレ補正が可能となっており、非常にスムーズで美しい映像を撮影することができます。アクションカムの利用シーンとして多いのが、激しいアクションや運動時の撮影ですが、この3軸メカニカルジンバルを搭載したことで、小型カメラなのに非常に手ブレの少ない映像を残すことことができます。

また、気になるカメラ本体の性能ですが、親指ほどしかないサイズのカメラながら1/2.3インチCMOSセンサーを搭載。100Mbpsの4K60fps動画やピクセルサイズ1.55μmの12MP画像の撮影が可能な本格的なものとなっています。これだけハイスペックカメラを搭載していても、最大駆動時間が140分を確保しているのは驚き。外出時に偶然出会ったシーンも、バッテリーの持ちがいいのでガンガン撮影することができます。

そして、DJIが誇るさまざまな撮影モードが「Osmo Pocket」にも用意されています。中でも「FPVモード」や「アクティブトラック」はドローンで培ってきたテクノロジーがベースになっているでしょうし、「モーションプラス」や「ナイトショット」はオリジナリティ溢れる映像をいとも簡単に撮影することができます。

これらが手元にすっぽり収まってしまうほど小さなハンドヘルドカメラでできてしまうのは、いかにDJIのテクノロジーが優れているかの証明ではないでしょうか。ミニサイズだからといって馬鹿にできない、本物のポテンシャルを持ったアクションカムといえるでしょう。

②超高性能アクションカム「Osmo Action」

一方、もうひとつのアクションカム「Osmo Action」はどうでしょうか?こちらはジンバルは付いていない、純粋のアクションカムになります。しかし、この「Osmo Action」にはジンバルなしでも手ブレを補正して美しい動画に仕上げることができる、新しいテクノロジー「RockSteady」が搭載されています。

この「RockSteady」は、EIS(電子式映像ブレ補正)とDJIが誇る複雑は補正アルゴリズムを組み合わせることで、アクションカム特有の激しい動きによるブレを補正し、スムーズで見やすい映像を撮影することができるもの。実際に使ってみると、とてもステーなどに直付けとは思えないほどブレが補正されているのが分かります。

また、筐体の前後両面にタッチ式のスクリーンを搭載したデュアルスクリーンもこの「Osmo Action」の特徴のひとつ。これによってセルフィーも簡単に撮影できますし、操作もシンプルで直感的におこなえます。

カメラ本体の性能としては、1/2.3インチCMOSセンサー搭載で、有効画素数は12MP。4K/60fps、100Mbpsの動画を撮影でき、駆動時間も4K/60fpsで最大63分(ロックステディON、1分後に画面がスリープされた状態で)の動画撮影が可能です。

そして、この「Osmo Action」にも「クリエイティブ撮影モード」という名前で、さまざまな撮影モードが用意されています。中でも「8倍スローモーション」や「カスタム露出設定」といった機能は、他の人とは違った映像を撮影することができ、「Osmo Action」を使う大きな理由となることでしょう。もちろん、タイムラプスやタイマー撮影モードといった便利で楽しい機能も用意されています。

③「Osmo Action」と「Osmo Pocket

さて、この「Osmo Action」と「Osmo Pocket」を比べると、どのようなシーンでどういった活用が考えられるでしょうか。まず、「Osmo Pocket」については、手持ちのハンドヘルドカメラですので、動く被写体を自分で追いかけたり、美しい風景を撮影するのに便利でしょう。一方で、「Osmo Action」は自分の体験をこのアクションカムを通じて共有することが得意なカメラです。さまざまなアタッチメントが用意されていますので、ロードバイクやサーフィンといったアウトドアでの自分のアクティビティを、このカメラで伝えることができます。

カメラそのものの性能はほぼ同じで、ブレを補正する方法もジンバルか電子的な補正の違いはあるにせよ、ともにブレが少なく非常にスムーズな美しい動画を撮影することができます。ですので、後は使用するシーンによって使い分けるのがベスト。価格面、機能、利用シーンといった観点で比較して、自分に合った1台をチョイスしてもらいたいと思います。



DJI-OSMOP-K1

Osmo Pocket

希望小売価格 ¥41,500(税別)

¥33,600(税別)

詳しくはこちら



DJI-OSMOA-K1

OSMO ACTION

希望小売価格 ¥41,500(税別)

¥33,600(税別)

詳しくはこちら