【動画あり】DJI「Osmo Pocket」と「Osmo Actionを 同時に使って比べてみた！
2018年に発表されて、一気に人気商品となったDJIの超小型カメラスタビライザー「Osmo Pocket」。超コンパクトながら3軸メカニカルジンバル付きで手軽に高画質な動画が撮影できるこの製品は多くのユーザーの心を掴むことに成功した。
一方、2019年に発表された本格アクションカメラ「Osmo Action」は、DJIがこれまでのドローン領域で培ってきたノウハウを注ぎ込んだ小型アクションカメラとして、その高い性能が大きな注目を集めています。手軽にブレのない居つくしい映像を撮影できるこのアクションカメラは、さまざまなシーンで活用されていくことでしょう。
今回は、そんなDJIが誇る2つのプロダクトについて、右手と左手に持って同じ条件で撮影した際に、どちらがブレのない映像を撮影できるのか実験をしてみました。あなたの活用シーンに応じて、「Osmo Pocket」か「Osmo Action」か選ぶ際のひとつの目安にして頂ければと思います。
①Osmo Pocketのここがすごい！
まずは2018年に発売された「Osmo Pocket」について見ていきましょう。この製品のすごいところは、先端に超小型の3軸メカニカルジンバルを搭載しており、さらにカメラも4Kに対応した高性能なものを採用しているので、見た目はコンパクトながら、非常に高い画質の映像をいとも簡単に残せるところにあります。
持ってみるとまったく重さを感じない「Osmo Pockrt」。このように非常にコンパクトなものとなっています。
3軸メカニカルジンバルを搭載し、4K対応の超高画質カメラを搭載した先端部分。非常に繊細な造りをしているのが分かります。カメラは1/2.3インチCMOSセンサー搭載で、12MPの静止画と4K/60fpsの動画に対応した高性能なものが採用されています。
本体にはタッチパネル式の小型のモニターが装備されており、ここでさまざまな操作をすることができます。中央部分にはユニバーサルポートが用意されているので、スマートフォンを接続することも可能で拡張性もばっちりです。
※DJI「Osmo Pocket」の詳細は「ドローンステーション」でチェック！
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②Osmo Actionのここが注目！
一方、アクションカメラ「Osmo Action」は、ジンバルはないものの「RockSteady」と呼ばれる電子式映像ブレ補正を採用しており、この機能と複雑なアルゴリズムによって手ブレを最小限に抑えるようになっています。筐体には前と後ろの両方にモニターが用意されており、普通の撮影だけでなく、セルフィーも容易に可能。最先端のアクションカメラとして、多くの領域で活躍が期待されます。
小型の筐体を持つ「Osmo Action」。非常に軽量で携帯性も抜群となっています。
「Osmo Action」には前と後ろの両方にモニターが付いているのでセルフィーも容易に撮影可能ですし、大きなバックモニターはタッチパネルでさまざまな操作ができます。
カメラは4K/60fps 100Mbpsの動画撮影が可能な高性能なもの。8倍スローモーションやタイムラプスなどさまざまな撮影モードが容易されています。
アクションカメラだけあって筐体はしっかりとした造り。3層構造の安全性と耐熱、耐寒性も非常に高くあらゆる場面で活躍してくれそうです。
※DJI「Osmo Action」の詳細は「ドローンステーション」でチェック！
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③「Osmo Pocket」と「Osmo Action」を同時に使ってみる！
さて、今回は 「Osmo Pocket」と「Osmo Action」を同時にテストする機会に恵まれましたので、左手に「Osmo Pocket」を、右手に「Osmo Action」を持って走ってみることで、両者の手ブレ補正がどの程度効くのか試してみることにしました。
「Osmo Pocket」はそのまま持ちますが、なるべく同じ条件にするため「Osmo Action」はDJIのオプションアイテムである「延長ロッド」を取り付けてテストします。「Osmo Pocket」は通常モードで、「Osmo Action」は「RockSteady」をオンにしておきます。
それでは両手にDJIの最新製品を持って、ヨーイドン！
以下、テストの動画です。
いかがでしょうか？今回はランニングですのでどうしても縦のブレが大きくなりがちですが、ジンバルのある「Osmo Pocket」のほうが縦のブレが少ない印象です。一方、注目はジンバルではなく電子式映像ブレ補正を使っている「Osmo Action」です。「Osmo Pocket」ほどではないですが、縦のブレをしっかりと吸収しているのが分かりますし、それ以上に横のブレが驚くほど少ないことに注目です。延長ロッドを介して直接カメラを持っているとは思えないほど、スムーズで美しい映像が撮影できています。
④まとめ
結果として、今回のテストでは、ブレの補正はジンバルのある「Osmo Pocket」のほうが振動を吸収しているように思えました。しかし、「Osmo Action」は、さまざまなアタッチメントに対応し、ハードな使い方にも耐えられるタフさと、シーンを選ばない汎用性の高さが大きなメリットです。自分が使うシーンを想定して、目的に合った最適なチョイスをすることが一番大切であり、それぞれの特徴をよく理解して購入するようにしましょう。
「Osmo Pocket」と「Osmo Action」の詳細はぜひ、ドローンステーションでチェックしてみてください！
※DJI「Osmo Pocket」の詳細は「ドローンステーション」でチェック！
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