どこが変わった!? DJI「Mavic 2」と従来機を徹底比較!
8月23日に世界一斉に発表されたDJIの新作ドローン「Mavic 2」。
早くも大きな話題になっているこの新型機ですが、従来の「Mavic Pro」や「Mavic Air」と比較して、どこがどう変わったのでしょうか?
今回は、「Mavic 2」と従来機を徹底比較していきたいと思います!
ドローンステーションの製品ページで「Mavic 2」の詳細をチェックしよう!
①機体サイズ
Mavic 2 | Mavic Pro | Mavic Air | |
対角寸法 | 354mm | 335mm | 213mm |
サイズ(折りたたみ) | 214✕91✕84mm | 198✕83✕83mm | 168✕83✕49mm |
サイズ(広げた状態) | 322✕242✕84mm | – | 168✕184✕64mm |
離陸重量 | 907g(Pro)905g(Zoom) | 734g | 430g |
機体のサイズは従来の「Mavic Pro」より若干ですが大きくなっています。
また、重量も重くなっていますが、これは次の項目で紹介するリポバッテリーの重さに関係があります。
今回の「Mavic 2」から、リポバッテリーが3セルから4セルに変更されているため、重量も重くなったようです。
②飛行性能
Mavic 2 | Mavic Pro | Mavic Air | |
最大飛行時間(無風) | 31分 | 27分 | 21分 |
最大飛行速度(無風) | 72km/h (Sモード) |
64.8km/h (Sモード) |
68.4km/h (Sモード) |
リポバッテリー | 4セル3850mAh | 3セル3830mAh | 3セル2375mAh |
リポバッテリー重量 | 297g | 240g | 140g |
検知システム | 全方向障害物検知 | 前方、下方 | 前方、後方、下 |
さらに、大きな特徴としては検知システムが全方向の障害物を検知できるようになったことでしょう。より安全に、そして快適にフライトを楽しむことができるようになっています。
また、①の項で説明した通り、リポバッテリーが4セルに変更され、よりパワフルに飛ばせるようになったことで、最大飛行速度もアップしています。
③カメラ性能
Mavic 2 Pro | Mavic 2 Zoom | Mavic Pro | Mavic Air | |
センサー | 1インチ 20MP |
1/2.3インチ 12MP |
1/2.3インチ 1235万画素 |
1/2.3インチ 12MP |
レンズ | FOV:77度 絞り:f/2.8〜f11 |
FOV:83度(24mm) 絞り:f/2.8〜f/3.8 |
FOV:78.8度 絞り:f/2.2 |
FOV:85度 絞り:f/2.8 |
ISO感度(動画) | 100〜6400 | 100〜3200 | 100〜3200 | 100〜3200 (オート、マニュアル) |
ISO感度(静止画) | 100〜3200 (オート) 100〜12800 (マニュアル) |
100〜1600 (オート) 100〜3200 (マニュアル) |
100〜1600 | 100〜1600 (オート) 100〜3200 (マニュアル) |
静止画サイズ | 5472✕3684 | 4000✕3000 | 4000✕3000 | 4:3 4056✕3040 |
動画解像度 | 4K 3840✕2160 | 4K 3840✕2160 | DCI 4K 4096✕2160 | 4K Ultra HD 3840✕2160 |
最大ビデオビットレート | 100Mbps | 100Mbps | 60Mbps | 100Mbps |
続いて、今回の目玉であるカメラの性能を見ていきましょう。「Mavic 2」にはラインナップが2種類ありますが、「Mavic 2 Pro」には、カメラの老舗メーカーであるハッセルブラッド社が開発した、1インチCMOSセンサーを搭載。ISO感度も、静止画のマニュアルで12800まで対応できるようになっています。さらに、絞りもF2.8〜F11まで調整可能な点も見逃せません。
一方、「Mavic 2 Zoom」には、24〜48mm4の光学2倍ズームレンズを搭載。デジタルズームと合わせると最大で4倍までズームできる、1/2.3インチCMOSセンサーで、広角から中望遠のあらゆる撮影に対応できる性能を持っています。
このように、カメラは従来機よりも大幅に性能がアップしており、より美しい空撮映像を手軽に撮影することができるのではないでしょうか。