どこが変わった!? DJI「Mavic 2」と従来機を徹底比較!

2018年8月29日

8月23日に世界一斉に発表されたDJIの新作ドローン「Mavic 2」。
早くも大きな話題になっているこの新型機ですが、従来の「Mavic Pro」や「Mavic Air」と比較して、どこがどう変わったのでしょうか?
今回は、「Mavic 2」と従来機を徹底比較していきたいと思います!

ドローンステーションの製品ページで「Mavic 2」の詳細をチェックしよう!

①機体サイズ

Mavic 2 Mavic Pro Mavic Air
対角寸法 354mm 335mm 213mm
サイズ(折りたたみ) 214✕91✕84mm 198✕83✕83mm 168✕83✕49mm
サイズ(広げた状態) 322✕242✕84mm 168✕184✕64mm
離陸重量 907g(Pro)905g(Zoom) 734g 430g

機体のサイズは従来の「Mavic Pro」より若干ですが大きくなっています。

また、重量も重くなっていますが、これは次の項目で紹介するリポバッテリーの重さに関係があります。

今回の「Mavic 2」から、リポバッテリーが3セルから4セルに変更されているため、重量も重くなったようです。

②飛行性能

Mavic 2 Mavic Pro Mavic Air
最大飛行時間(無風) 31分 27分 21分
最大飛行速度(無風) 72km/h
(Sモード)
64.8km/h
(Sモード)
68.4km/h
(Sモード)
リポバッテリー 4セル3850mAh 3セル3830mAh 3セル2375mAh
リポバッテリー重量 297g 240g 140g
検知システム 全方向障害物検知 前方、下方 前方、後方、下


さらに、大きな特徴としては検知システムが
全方向の障害物を検知できるようになったことでしょう。より安全に、そして快適にフライトを楽しむことができるようになっています。
また、①の項で説明した通り、リポバッテリーが4セルに変更され、よりパワフルに飛ばせるようになったことで、最大飛行速度もアップしています。

③カメラ性能

Mavic  2 Pro Mavic 2 Zoom Mavic Pro Mavic Air
センサー 1インチ
20MP
1/2.3インチ
12MP
1/2.3インチ
1235万画素
1/2.3インチ
12MP
レンズ FOV:77度
絞り:f/2.8〜f11
FOV:83度(24mm)
絞り:f/2.8〜f/3.8
FOV:78.8度
絞り:f/2.2
FOV:85度
絞り:f/2.8
ISO感度(動画) 100〜6400 100〜3200 100〜3200 100〜3200
(オート、マニュアル)
ISO感度(静止画) 100〜3200
(オート)
100〜12800
(マニュアル)
100〜1600
(オート)
100〜3200
(マニュアル)
100〜1600 100〜1600
(オート)
100〜3200
(マニュアル)
静止画サイズ 5472✕3684 4000✕3000 4000✕3000 4:3 4056✕3040
動画解像度 4K 3840✕2160 4K 3840✕2160 DCI 4K 4096✕2160 4K Ultra HD 3840✕2160
最大ビデオビットレート 100Mbps 100Mbps 60Mbps 100Mbps


続いて、今回の目玉であるカメラの性能を見ていきましょう。「Mavic 2」にはラインナップが2種類ありますが、「Mavic 2 Pro」には、カメラの老舗メーカーである
ハッセルブラッド社が開発した、1インチCMOSセンサーを搭載。ISO感度も、静止画のマニュアルで12800まで対応できるようになっています。さらに、絞りもF2.8〜F11まで調整可能な点も見逃せません。

一方、「Mavic 2 Zoom」には、24〜48mm4の光学2倍ズームレンズを搭載。デジタルズームと合わせると最大で4倍までズームできる、1/2.3インチCMOSセンサーで、広角から中望遠のあらゆる撮影に対応できる性能を持っています。

このように、カメラは従来機よりも大幅に性能がアップしており、より美しい空撮映像を手軽に撮影することができるのではないでしょうか。

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