小さいけれど超高性能！「DJI Mini3 Pro」登場！
世界のドローンシーンをリードするDJIは、コンパクトなサイズで人気のドローン「DJI Mini2」の後継機となる新作「DJI Mini3 Pro」を発表しました。
どこへでも携帯でき、美しい空撮映像を撮影できることで人気の「DJI Mini2」をさらにパワーアップさせた機体となる「DJI Mini3 Pro」。早速紹介していきたいと思います。
①「DJI Mini3 Pro」の凄い飛行性能！
「DJI Mini3 Pro」は「DJI Mini2」よりも機体サイズは大きくなっており、プロペラありで機体を展開させた際は251×362×70mm、重量も199gから249gとなっています。それでも4本のアームを折りたたんだ場合は非常にコンパクトで、その携帯性は抜群。どこへでも持って行けますので、旅先でも偶然出会った景色も、簡単に空撮映像として残すことができそうです。
さらに、そんな小型の機体ながらも飛行時間は最大34分と、想像以上のロングフライトが可能。新設計のインテリジェントフライトバッテリーは、小型軽量ながら高効率かつパワフルなものとなっています。また、バッテリーはアップグレードが可能で、インテリジェントフライトバッテリーPlusにすると、最大47分もの飛行時間を確保することができます。
さらに「DJI Mini3 Pro」は安全性能も従来よりもパワーアップ。小型機とは思えない充実の安全装備で安心して飛ばすことが可能です。
まず、機体には3方向障害物検知機能を装備。前方、後方、下方のデュアルビジョンセンサーを搭載し、飛行中の安全を確保してくれます。
そして、高度操縦支援システムも「APAS4.0」に対応。機体が自身で飛行経路上の障害物をリアルタイムで検知してくれるので、複雑な環境での撮影でもしっかり障害物を回避しながら撮影をおこなうことが可能です。
他にも、映像伝送システムは上位グレードモデルと同じレベルの「DJI O3」を搭載。1080p/30fpsのライブ映像を最大12km（日本では最大8km）先からも伝送可能です。
②「DJI Mini3 Pro」は空撮性能も凄い！
一方、注目の空撮性能はどうでしょうか？今回の「DJI Mini3 Pro」は、機首部分にデュアルネイティブISO対応の1/1.3インチCMOSセンサーを搭載した高性能カメラを搭載しています。撮影された映像は、広いダイナミックレンジにより明暗部もしっかりと鮮明に描き出されており、非常に美しい映像に仕上げることができます。また、ピクセルサイズは2.4μm、絞り値もf/1.7に対応可能なため、より多くの光を取り込むことができ、低照度の環境下での撮影でもｍ、高画質な映像を撮影することができるでしょう。
また、「DJI Mini3 Pro」は4KHDR動画や48MP RAW写真撮影にも対応しており、ズームをしても細部までしっかりと鮮明に捉えることができます。さらに1080p/120fpsのスローモーション動画も簡単に撮影することが可能です。
そして注目はカメラを縦にした撮影ができることでしょう。タップするだけでカメラの向きを変え、縦向き撮影をおこなうことができ、これまでとは一味違った空撮映像を撮影することができます。これにより縦向きのSNSへの投稿などもさらに楽しむことができるのではないでしょうか。
他にも、被写体を選択しタップひとつでプロのような映像が撮影できるマスターショット機能や、被写体をフレームに収め続けながら撮影できるフォーカストラック、まるで時間を圧縮したようなハイパーラプス、4倍デジタルズームで被写体を捉えることができるデジタルズーム機能など、非常に便利な機能も備わっています。
③まとめ
今回は新たにDJIのラインナップに加わった小型高性能ドローン「DJI Mini3 Pro」について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？リーズナブルな価格とコンパクトなサイズながら、撮影性能や飛行性能は非常にハイスペックな機体となった「DJI Mini3 Pro」。ぜひ一度その飛びを体験してみてはいかがでしょうか？