DJIのミラーレスカメラ用スタビライサー「RONIN-SC」登場！

2019年7月19日

ドローンや撮影用機材で世界をリードするDJIは、新たにミラーレスカメラ用片手持ち新型スタビライサー「RONIN-SC」を発表しました。撮影用スタビライサーとして不動の人気を誇る「RONIN」シリーズだけに、その実力は確かなもの。今回はそんな「RONIN-SC」を追いかけていこうと思います。

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①RONIN-SCの特徴は？

ミラーレスカメラ用片手持ち3軸ジンバルである「RONIN-SC」は、コンパクトなサイズながら、最近流行のミラーレスカメラを搭載することで、ブレがなく流れるような動画をいとも簡単に撮影することができるスタビライサーとなっています。

最大の特徴はそのコンパクトさと軽量さではないでしょうか。前作「RONIN-S」と比較するとなんと41%も軽量化に成功しており、アウトドアでの持ち運びも非常に容易なことが挙げられる。しかし、単に軽量化しただけでなく、しっかりと頑丈な造りと直感的な操作を実現しているあたりはさすがDJI。常にユーザーが気になるポイントを事前に調べておき、次の作品にしっかりと新機能として反映してくるのはさすがの一言です。

「RONIN-SC」の素材としてはマグネシウム、スチール、アルミニウム、複合プラスチックを用いており、軽量ながらしっかりとした造りが特徴。重量はわずか1.1kgながら、本格的なミラーレス一眼を搭載することができ、高性能3軸ジンバルによってブレのない美しい映像を撮影することができます。

また、見逃せないのがバッテリーの駆動時間。最大でなんと11時間となっており、プロの現場でも十分に活躍できるポテンシャルを秘めていることがわかります。

この「RONIN-SC」の一番の特徴は、アグレッシブな動きに対する安定性でしょう。アクションシーンで使われることを想定した「RONIN-SC」ですが、激しい動きにもスムーズについていき、動き回っていると思えないほど滑らかでブレのない撮影が可能です。特に急な動きの変更や方向転換といった動きに追従するのが得意で、スポーツなどの激しい動きを伴うシーンの撮影にまさにうってつけの製品と言えるのではないでしょうか。

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②「RONIN-SC」の画期的なアイデア

さて、「RONIN-SC」はDJI新製品らしい画期的なアイデアが盛り込まれています。まずはそのフレームワークに注目です。独特のフレームワークによって、搭載したカメラをロール軸より高く持ち上げることが可能となっており、カメラ後方のディスプレイの視界を遮ることないデザインに仕上げられています。

次にカメラのパン軸を無制限としたことでカメラの自由度が格段に進化したといえます。自由を得たカメラでユニークでオリジナリティ溢れる映像を撮影することができます。

また、DJIが得意とする自動撮影機能も多くの用意されているのも特徴のひとつです。「パノラマ」「タイムラプス」「モーションラプス」「モーションコントロール」といった自動撮影機能は、簡単にオリジナルの画像を撮影することができます。

さらに、DJIがドローンで培ってきた被写体を追い続ける「アクティブトラック」も新たに「アクティブトラック3.0」が搭載されています。スマートフォンを「RONIN-SC」の上に取り付けて、RONINアプリと連携することで、非常にスムーズにジンバルの動作をさせることができ、被写体をしっかりとトラックしながら撮影することができます。

他では、この「RONIN-SC」で初めて用意された「FORCE MOBILE」も見逃せません。これはスマートフォンを傾けるとほぼ遅延なくジンバルを制御できるもので、撮影時に直感的にジンバルを操作することで理想的な撮影をおこなうことができるものです。

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③豊富なアクセサリーにも注目！

今回の「RONIN-SC」には豊富なアクセサリーが用意されていることも注目すべき点でしょう。カメラフォーカスを制御する「FOCESモーター」や正確な操作を実現する「FOCUSホイール」はプロ必須のアクセサリーかもしれません。また、スマートフォンを連携させて使うならば、「スマートフォンホルダー」を、モーター設定の調整や操作モードの切り替えなどができる「コマンドユニット」も気になるアクセサリーです。自分に合った最適なアクセサリーを使って、理想的な撮影環境を整えてみてはいかがでしょうか？