DJI GS PRO
重要な飛行ミッションを簡単に
GS Pro (Ground Station Pro)はDJIの機体の自動飛行を制御または計画するように設計されたiPad用アプリです。明瞭で簡潔なインターフェイスにより、iPadを数回タップするだけで複雑な飛行ミッションを設定できます。GS Proは事前に設定したウェイポイントで自動的に写真を撮影します。また、精密マッピングに必要とされる精度に対応しています。バーチャルフェンス機能により、指定区域内で機体の最大高度と最大速度を設定することで、安全性と使いやすさが向上しています。GS Proは、これらの機能を使うことで、空撮、建設業、精密農業、エネルギー産業、捜索・救助、安全管理など多様な産業用途での効率を飛躍的に高めます。
3Dマップエリア
ユーザーが必要な飛行区域とカメラのパラメータを設定すると、GS Pro は効率的な飛行経路を自動的に作成します。
機体はミッションを実行する間、この経路に沿って飛行します。飛行中に撮影された画像データは、3D マップを作成するため、
3D 再構築ソフトウェアに入力できます。また、ミッション内容を再利用できるように保存することもできます。
カスタマイズ可能な飛行区域
飛行区域は、画面上で自由に多角形を描いて設定することができます。または、機体の GPS の現在位置を利用して、飛行区域の境界線に沿って飛行することで設定することもできます。
パラメータの調整
写真のオーバーラップ率、高度、撮影アングル、主な飛行経路に対して平行または垂直といった撮影方向、進路角、余白などのパラメータの調整が可能です。
インターバル撮影や一定の距離ごとに撮影したり、ウェイポイント上でホバリングしながら撮影したりすることも可能です。
区域内モードと
スキャンモード
次の2つのフライトモードを使用できます。
区域内モード:区域内モードでは、選択された区域内で自動的に作成された経路に沿って飛行します。
スキャンモード:指定された区域をカバーする最速経路を算出します。
飛行計画でのオーバーラップ率
より正確な3D 再構築を実現するために、初期設定の写真のオーバーラップ率は、対応するさまざまなカメラに最適化されています。
この値は単独で調整することも可能です。
3D マップ POI*
3DマップPOIを使用して、高層構造物の詳細なマップを作成することができます。
対象物を選択し、対象物と機体との距離を設定するだけでGS Proは、構造物を周回するために必要な速度や時間といった関連パラメータを算出します。
撮影画像は3D再構築ソフトウェアにエクスポートされ、構造物全体の正確な3Dモデルを作成できます。
*近日公開予定
TAP AND GOウェイポイントフライト
ウェイポイント飛行経路を設定し、ウェイポイントで実行する操作を決定します。タップすると飛行を開始します。
複数設定できるウェイポイント
フライトのニーズに応じて、最大 99個のウェイポイントを設定できます。
調整可能なパラメータ
各ウェイポイントでの高度、ジンバルピッチ、カメラの回転 (時計回りまたは反時計回り) を事前に設定可能です。
各ウェイポイントで実行できる操作
それぞれのウェイポイントでは、機体の回転、ジンバルピッチ、録画の開始/停止、写真撮影、ホバリングなど最大 15 の連続操作を設定できます。
ミッション完了後の操作設定
飛行ミッションを完了後、自動で Return-to-Home、ホバリングまたは着陸するように設定できます。
バーチャルフェンス
バーチャルフェンス範囲の設定
バーチャルフェンスは特定の飛行区域を設定します。また、場所の一部区域が飛行禁止区域である場合や、手動で農薬を散布飛行している場合のように、限られた区域のみで飛行する状況で役立ちます。
さらに、バーチャルフェンスをパイロットのトレーニングにも使用できます。
機体がバーチャルフェンスに近づくと、機体はブレーキをかけてホバリングし、飛行区域内に留まります。
Virtual Fenceのサイズと形は完全にカスタマイズ可能です。範囲は、機体の位置を開始地点として使用して、飛行前または飛行中に作成できます。
【対応デバイス】
iPad Air、Air 2、Mini 2、Mini 3、Mini 4 と Pro です。(Android には現在対応していません。)
【対応機種】
Phantom 3 Standard / Advanced / Professional / 4K、Phantom 4 / 4 Pro、Inspire 1 / Inspire 2、Matrice 100 / 600 / 600 Pro、A3 / A3 Pro、N3 および Mavic Pro。
【ダウンロード】
GS PROは下記のQRコードから無料でダウンロードできます。